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デベロッパー

Cloud Functions のクイックガイド

2021年7月1日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 6 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Cloud Functions は、フルマネージドのイベント ドリブンなサーバーレス Functions as a Service(FaaS)です。イベントに応答して実行される、この小さなコードはフルマネージドなので、デベロッパーはサーバーの管理やトラフィックの急増によるスケールアップとスケールダウンを心配することなく、コードを記述してデプロイできます。また、オブザーバビリティと診断のために、Cloud Operations と完全に統合されています。Cloud Functions は、ローカルでのデバッグと移行を容易にするオープンソースの FaaS フレームワークをベースにしています。

Cloud Functions を使用するには、サポート対象言語(Go、Python、Java、Node.js、PHP、Ruby、.NET)でロジックを記述し、コンソール、API、Cloud SDK を使ってデプロイして、任意のサービスの HTTP(s) リクエスト(たとえば、Cloud Storage へのファイル アップロード、Pub/SubFirebase のイベント、コマンドライン インターフェース(CLI)経由の直接呼出しなど)経由でトリガーします。

十分な無料枠があり、料金はイベント数、コンピューティング時間、メモリ、上り(内向き) / 下り(外向き)リクエストに基づいていて、関数がアイドル状態の場合は無料です。セキュリティのために、Identity and Access Management(IAM)を使用して、関数にアクセスできるサービスやユーザーを定義できます。また、VPC コントロールを使用してネットワーク ベースのアクセスを定義することができます。

Cloud Functions のユースケース

Cloud Functions のユースケースには次のようなものがあります。

  • サードパーティのサービスや API との統合

  • 軽量の ETL のような非同期ワークロード

  • 軽量の API や Webhook

  • 現場のセンサーや機器の IoT 処理とアップデート

  • リアルタイム ファイル処理(ファイルが Google Cloud Storage にアップロードされるとすぐに行われるメディアのコード変換やサイズ変更などのユースケース向け)

  • リアルタイム ML ソリューション(GCS にアップロードされたファイルのメディア翻訳や画像認識などのユースケース向け)

  • チャット アプリケーションやモバイルアプリのバックエンド

Firebase Functions と Cloud Functions の違いとは

Firebase デベロッパーの場合は、おそらく Firebase Functions を使用します。Firebase Functions の関数は、Firebase のダッシュボードやウェブサイトから作成されます。Cloud Functions と Firebase Functions はどちらも同じことができますが、特徴とデプロイ方法が若干異なります。Firebase Functions にはローカル エミュレータがあり、Cloud Functions の場合は Functions Framework を使用します。

Cloud Functions の詳細については、ドキュメントをご覧ください。関数を作成して実行できるようになったら、ヒントとアドバイスをご参照ください。

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-Google デベロッパー アドボケイト Priyanka Vergadia

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