コンテンツに移動
ストレージとデータ転送

Actifio GO を使用したバックアップと障害復旧の最新情報

2021年8月30日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 8 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

お客様はパブリック クラウド プラットフォームを採用する際に、クラウドとオンプレミスのワークロードを保護する一貫性のある運用機能を期待しています。2020 年 12 月、Google はこの重要な要件に応えるために Actifio を買収し、現在 Actifio GO を Google Marketplace でご利用いただけるようになっています。Actifio GO は、GCP やオンプレミスで動作するさまざまなアプリケーションのバックアップと障害復旧(DR)サービスを提供しています。

Actifio GO は、大規模なデータを効率的に管理するという目的に特化し、以下のような機能を備えています。

  • あらゆるデータのポイントインタイム コピーに即座にアクセスして RTO を短縮し、ビジネスの可用性を向上させます。この機能は、ランサムウェア攻撃やその他の復旧を必要とする状況から、ビジネスを運用可能な状態まで迅速に復元させるためにも広く使用されています。

  • 本番環境アプリケーションへの影響を軽減し、データの処理と管理に必要なコンピューティング、ストレージ、ネットワークのリソース全体を最小限に抑える永久増分方式のデータ キャプチャにより、効率的かつ大規模なデータ管理を実現します。サイズの大きな高可用性のビジネス クリティカルなアプリケーションや大量のデータを限られたバックアップ ウィンドウで管理することが可能になります。

  • Google Cloud Storage をファースト クラスのストレージとして利用してバックアップや DR を行う技術によって、クラウド スケールのストレージで低コストを実現します。この技術は、ブロック ストレージのスピードやインターフェースの親しみやすさと、オブジェクト ストレージのクラウド スケールと低コストを組み合わせたものです。

  • 主要なポリシーベースでのデータ保護、階層化、保持に加えて、ワンクリックでの障害復旧オーケストレーションによる、内部要件や外部規制の遵守をサポートします。

Actifio GO は、CloudSQL や GKE といった Google Cloud ネイティブな追加のサービスの保護に対応するように進化します。これによりユーザーは、Google Cloud 上のすべてのワークロードとサービスを保護するシームレスなエクスペリエンスを、単一のソリューションで得られるようになります。2021 年 7 月に発売された Actifio GO の最新リリースでは、以下が追加されています。

  • DR オーケストレーションの強化: 現在 Actifio GO の DR オーケストレーションでは、パフォーマンス ブロック ストレージ プールや Google Cloud Storage のオブジェクト ストレージ プールから Google Compute Engine に、サポートされているすべてのデータベースを復元できるようになりました。サポートされているデータベースには、Oracle、SAP HANA、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQL があります。このような機能の強化により、お客様はフェイルオーバーの復元を自動化し、エラーを減らして RTO を短縮できるようになりました。

  • サポート マトリックスの拡大: RHEL / CentOS / OEL 7.9 と 8.3、SLES 15 SP2、vSphere および VSAN 7.0 U1 など、新しい OS やハイパーバイザのバージョンをサポートします。

  • AD / LDAP を利用した ID とアクセス管理(IAM): お客様は Actifio GO とお使いの LDAP / AD サーバーを統合して、認証やアクセス制御を行うことができます。

詳細については Google Cloud Marketplace の Actifio GO ページをご覧いただくか、Google Cloud の担当者にお問い合わせください。


-インフラストラクチャ モダナイゼーション プロダクト マーケティング マネージャー Jason Brown
投稿先