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クラウド オペレーション

Webhook や Pub/Sub、Slack のアラート通知チャネルを提供開始

2022年1月25日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 1 月 20 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

アプリケーションでアラートが発生した場合、チームはできるだけ早くアラートに気付き、ユーザーが直面している問題を緩和する必要があります。運用環境が複雑なお客様はインシデント管理や関連サービスを利用することで、問題への対応を整理、調整しています。受け入れられる形式でアラート通知をプラットフォームやサービスにルーティングする柔軟性が必要になります。

このたび、Google Cloud Monitoring のアラート向け Webhook、Pub/Sub、Slack 通知チャネルが一般提供(GA)になったことをお知らせします。メール、SMS、モバイル、PagerDuty(現在ベータ版)の既存の通知チャネルに加えて、広く利用されているさまざまなサービスに Google Cloud アラートをルーティングできるようになりました。こうした新しい通知チャネルを使用すると、アラートを各種サービスと統合できます。統合の対象は、特に人気のあるコラボレーションや ITSM、インシデント管理だけでなく、Webhook や Pub/Sub 統合をサポートするほぼあらゆるサービスやソフトウェアです。

チームが使用するベンダーツールやカスタムビルド ツールに送信されるように、Google Cloud アラートを構成できます。たとえば、GKE クラスタの稼働時間チェックでは、Pub/Sub 通知チャネルを通じてアラートデータをサードパーティのコミュニケーション ツールに送信できます。または、予期しない IP アドレスなどのセキュリティに関する懸念を追跡する場合、ログベースのアラートをインシデント管理プロバイダに送信できます。

Webhook や Pub/Sub、Slack の通知を構成するには

カスタム統合の場合、通知をプライベート ネットワークに送信する方法として Pub/Sub をおすすめします。Webhooks はパブリック エンドポイントでサポートされており、基本認証やトークン認証とともにご利用になれます。どちらの通知チャネルも、Terraform などの自動化ツールを使用してプログラムで有効にできます。  

Slack を使用する場合、Slack チャネル / ワークスペースへの Cloud Monitoring アクセスを有効にしてから、通知チャネルを作成できます。Slack チャネル通知のデプロイを自動化する場合、Google Cloud Monitoring アプリを使用する代わりに、独自の Slack アプリを作成してインストールし、OAuth トークンを再利用する必要があります。

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次のステップ

詳しくは、Cloud Run と Cloud Build を使用して Pub/Sub 通知を外部ベンダーに送信する方法を紹介したチュートリアル ブログの例をご覧ください。Google Cloud コミュニティで、お気軽にコメントやフィードバックをお寄せください。


- プロダクト マネージャー Alisa Goldstein
- Cloud Ops プロダクト マネージャー Kyle Benson

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