クラウド オペレーション

ログベースのアラート機能がプレビュー版で利用可能に

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※この投稿は米国時間 2021 年 7 月 16 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

顧客の操作が不適切に中断しないようにアプリケーションに関する問題の通知を受け取ることは、すべての開発チームと運用チームにとっての目標です。問題を特定する方法は稼働時間チェックやアプリケーション トレースをはじめ、さまざまな形式がありますが、ログのアラートは問題を検出するための優れた手段です。これまで、Cloud Logging ではエラーログとログベースの指標に関するアラートのみがサポートされていましたが、大半のアプリケーション チームには堅牢性が不十分でした。

そこで、このたびログベースのアラートのプレビュー版がリリースされました。この新機能では、すべてのログタイプに関するアラートがサポートされ、新しい通知チャネルを追加し、アラートを数分以内に作成しやすくなります。アラートの変更点には次の内容が含まれます。

  • すべてのログタイプとコンテンツにアラートを設定する機能

  • SMS、メールグループ、Webhook などの追加の通知チャネル

  • ハンドブックやドキュメントを含めることができるアラート向けメタデータ フィールド

任意のログデータに対するアラート設定

アプリケーションやシステムの状態を示す多くのインジケーターにはエラーログとログベースの指標で十分ですが、不審な IP アドレス操作などのセキュリティ上のイベントや、ホストエラーなどのランタイム システムの問題があった場合は、すぐに通知を受け取る必要があります。今後は、UI や API から 1 つのログエントリにアラートを設定できるようになりました。

UI でアラートを作成するのは簡単です。

  1. [ログ エクスプローラ] に移動し、クエリを実行します。[操作] で [ログアラートの作成] をクリックします。

  2. a)アラート名とドキュメントを入力し、b)必要に応じてログクエリを編集します(そして結果をプレビューして正しいことを確認します)。また、c)このポリシーのアラートの最小受信間隔を選択し、d)通知チャネルを選択します。

  3. [Save] をクリックしたら完了です。

ログベース アラートの構成について詳しくは、ドキュメントのページにアクセスしてください。

Logs based alerts demo
Google Cloud Console でログベースのアラートを作成する

新しい通知チャネル

Cloud Logging は Google Cloud のサービスとあらかじめ統合されており、問題が発生した場合にアラートが送信されるように構成できます。Cloud Logging によるメール通知は営業時間中に有効でしたが、運用チームと開発チームからは、グローバルな外部人材パートナーや営業時間外のトリアージ ユニットに合わせて、通信チャネルをもっと増やす必要があるという意見をいただきました。

そこで、このプレビュー版の一環として、あらゆる種類のログアラートをメールグループ、SMS、モバイル プッシュ通知、Webhook、Pub/Sub、Slack に送信できるようにしました。

アラート向けに強化されたメタデータ

アラートは、サービスやアプリケーション内の問題を実際に解決する最初のステップにすぎません。開発チームと運用チームには通常、アラートを作成するインシデントまたはオカレンスに関するハンドブックやドキュメントが用意されています。特にチームの数が増えると、従業員の地理的分布が拡大し、共同作業が増えるため、こうした資料にリンクを記載すると貴重な時間を節約できます。このプレビュー版では、チームがアラートを調査して解決できるようドキュメントやリンクをハンドブックに含めることができるようになりました。

Logs alerts fields
ログベースのアラートの一部として構成されているフィールドの概要

今すぐログアラートを構成する

チームが監視している重要なログフィールドがある場合は、今すぐアラートを設定することをご検討ください。アラートの構成手順を説明したドキュメントをご覧ください。

ログエントリが特定の数になったときにアラートを受け取るには、ログベースの指標をご検討ください。この指標を使うと、指定期間内に発生するログイベントの数を、通知を送信するためのしきい値として設定することができます。

ご提案やご意見がございましたら、Google Cloud コミュニティ サイトの Cloud Operations グループにご参加ください。

-プロダクト マネージャー Alisa Goldstein