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ネットワーキング

Service Directory ですべてのサービスを 1 か所にまとめて大規模に管理

2020年4月1日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 4 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

今日の企業は、クラウド環境やオンプレミス環境にまたがって増え続ける異種混合サービスなしには成り立ちません。Google Cloud のお客様を例に取ると、Cloud Storage のようなサービスは Snowflake、MongoDB、Redis などのパートナー事業者が提供するサービスのほか、お客様の会社所有のアプリケーションと併せてご利用いただいています。急速に変化するビジネスニーズに応えるには、リソースをスケールアップ、スケールダウンして対応する必要があり、このような複数のクラウド サービスへ安全に接続して管理することは、時として困難が伴います。

お客様が望んでいるのは、インフラストラクチャ中心のアプローチではなく、サービスを利用して、Google Cloud サービスや自社のアプリケーション、そして GCP Marketplace でパートナー事業者が提供するサービスをつなげることです。そこで、Google Cloud ではこのたび Service Directory を導入いたしました。これはサービスをデプロイする環境やプラットフォームに関係なく、一貫した信頼性の高い方法でサービスを公開、検索、接続できるフルマネージド ソリューションです。このソリューションでは、すべてのサービスに関するリアルタイム情報を 1 か所にまとめ、サービス エンドポイントが少数であっても数千であっても、サービスのインベントリ管理を大規模に実行できます。 

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サービスの管理と運用をシンプルに

Service Directory では、複数のクラウド環境やオンプレミス環境にまたがるすべてのサービスをまとめて 1 か所に表示できるので、管理や運用の複雑さが軽減されています。また、Service Directory はフルマネージド ソリューションであるため、運用上のオーバーヘッドのない、高度で大規模なサービスのインベントリ管理が可能になり、DevOps チームの生産性がアップします。さらに、高度なアクセス許可機能により、情報の更新やサービスの検索ができる権限は適正なプリンシパル(ユーザーとアプリケーション)にのみ付与されるため、サービス デベロッパーは他のサービスに誤って影響を与えてしまうことを心配する必要がなくなります。

ハイブリッドおよびマルチクラウド サービスへの大規模接続

Service Directory では、マルチクラウド環境にまたがるすべてのサービスを簡単に把握できます。これには Compute Engine VM、Google Kubernetes Engine(GKE)のほか、オンプレミスやサードパーティのクラウドで実行されている外部サービスも含まれます。すべてのサービスのエンドポイント情報を管理するので、アプリケーションの到達可能性が向上します。Service Directory では、メタデータを使ってサービスを定義できるので、サービスをグループ化すれば、エンドポイントで顧客やアプリケーションがサービスを簡単に識別できるようになります。Service Directory を使えば、登録した異なるタイプのサービスの問題を HTTP や gRPC 経由で安全に解決できます。DNS クライアントの場合、Service Directory の限定公開 DNS ゾーンを活用して、サービスを変更するたびに DNS レコードを自動的に更新する機能が付いています。

信頼のつながり

Service Directory は、サービスをデプロイする環境やプラットフォームに関係なく、Google やサードパーティのサービスを一貫した信頼性の高い方法で管理し、スケーリングできる適切なオプションを提供するための Google の最新の取り組みの一例にすぎません。Service Directory について詳しくはこちらの動画をご覧ください。 GCP のネットワーキング ポートフォリオについて詳しくは、こちらをクリックしてください。フィードバックは gcp-networking@google.comまでお寄せください。

- By ソフトウェア エンジニア Matt DeLoria、プロダクト マネージャー Karthik Balakrishnan

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