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データベース

PostgreSQL 9.6 の end-of-life 後も Cloud SQL がサポートを延長

2021年6月21日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 6 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Cloud SQL for PostgreSQL に関し、Google Cloud は互換性を特に重視しています。ユーザーの皆様がリレーショナル データベース管理システム(RDBMS)として Cloud SQL for PostgreSQL を使用される場合、アプリケーションを変更せずに実行していただけるようにすることを目指しています。

PostgreSQL 9.6 の最終リリースは 2021 年 11 月 11 日に予定されています。それまでに、PostgreSQL のより新しいバージョンへのアップグレードを検討することをおすすめします。Cloud SQL for PostgreSQL は最新リリースとの互換性の維持に努めており、現在 10、11、12、13 をサポートしています。詳細については、リリースノートをご覧ください。ただし、お客様によっては、9.6 の最終リリース日以前にアップグレードが間に合わず、今後のサポートに懸念が生じる可能性が考えられます。

このような理由から、Cloud SQL for PostgreSQL のインプレース メジャー バージョン アップグレードが一般提供されてから少なくとも 1 年間は、Cloud SQL で、PostgreSQL 9.6 の最終リリースが引き続きサポートされます。PostgreSQL 9.6 の最終更新が 2021 年 11 月に行われるとすぐに、Cloud SQL でこれが利用可能になり、そのままサポートされます。パッチは提供されませんが、プラットフォーム レベルでのサポートが行われます。アップグレードのオプションを検討する間、この対応がお客様の安心につながればと考えています。シンプルなアップグレード パスを提供するために、Google Cloud は Database Migration Service(DMS)での Cloud SQL から Cloud SQL へのサポートや、Cloud SQL for PostgreSQL のインプレース メジャー バージョン アップグレードなどの機能開発に取り組んでいます。

Cloud SQL での PostgreSQL バージョンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

- Cloud SQL プロダクト マネージャー Bala Narasimhan

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