Looker Microsoft Teams Action : チャット × データで従業員体験を向上
Looker Japan Team
業務効率化やリモートワークの浸透により、社内外問わずビジネスコミュニケーションでのチャットツール活用が一般的になってきました。またデジタルトランスフォーメーションにむけて業務プロセスの変革と、データ活用の強化も重視されています。そのためには複数の業務ツールを同時並行的に使用する煩雑さを減らし、使い慣れたツールにデータ分析を統合し、データからインサイトを得た後、スムーズに意思決定を促進することが重要です。チャットツールの快適さを活かしつつ、データ活用を日常の業務シーンに取り込み、より良い従業員体験を実現することがポイントになってまいります。そのため、私達はISID社と協力して「Microsoft Teams incoming webhook」を新しくLooker Actionディレクトリに追加しました。
Looker Action とは
Looker Action を使用すると、データを分析した結果に基づいてシームレスにLookerからアクションを起こすことができます。チャットツールなどユーザー間のやり取りに情報を送ったり、アプリケーションのデータ更新など、さまざまなアクションを実行・自動化できます。
Microsoft Teams Actionとは


Microsoft Teams Action (incoming webhook)では、lookerからのメッセージをincoming webhookを使ってTeamsのチャンネルに送信することができます。また、Look/Explore/Dashboardのメタデータを添付することもできます。
1. Teams上でincoming webhook を作成する


3. Lookerの管理画面のアクション(/admin/actions)で ”Teams Action” を有効にします。
4. アクションを実行する際に、手順2でコピーしたURL、送信したいメッセージのタイトルと本文を入力し、Teamsチャンネルに投稿します。オプションでメタデータを添付することもできます)。


このアクションの活用事例:
毎日の売上レポートの結果を、チャットで自動的に受け取る
重要なレポートをリマインダーとして定期的に受け取る
このアクションを有効にするには、「管理」>「アクション」から設定するか、お客様のLooker管理者にご確認ください。
電通国際情報サービス(ISID)について
このLooker Actionの作成には、電通国際情報サービス様(ISID)の協力をいただきました。ISID社はLookerのコンサルティングパートナーです。


電通国際情報サービス(ISID) Lookerのインテグレーションサービス