Google が 2025 年の IDC MarketScape for Business Intelligence and Analytics Platforms でリーダーに選出
Yasmeen Ahmad
Managing Director, Data Cloud, Google Cloud
Sean Zinsmeister
Director, Cloud BI & Databases Outbound Product Management
※この投稿は米国時間 2025 年 8 月 13 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
このたび、IDC が Google を「IDC MarketScape: Worldwide Business Intelligence and Analytics Platforms 2025 Vendor Assessment」のリーダーに選出しました。このポジションは、組織がデータドリブンな意思決定を大規模に行えるようにする、AI を活用した最新のビジネス インテリジェンス プラットフォームの提供に継続的に注力してきたことの証であると自負しています。「2025 IDC MarketScape for Business Intelligence and Analytics Platforms」の抜粋は、こちらからダウンロードできます。
IDC MarketScape ベンダー分析モデルは、特定の市場におけるテクノロジーやサプライヤーの競争力を概説することを目的に設計されています。調査手法には定量的および定性的な基準に基づく厳格なスコアリング手法が採用され、その結果は市場における各サプライヤーのポジションを 1 つのグラフ図にまとめた形で表されます。能力スコアは、短期間におけるサプライヤーのプロダクト、市場進出、ビジネスの遂行力を評価するものです。戦略スコアは、3～5 年の期間において、サプライヤーの戦略が顧客の要件に適合しているかの評価です。サプライヤーのマーケット シェアは、アイコンの大きさで表されます。
IDC MarketScape で指摘されているように、Looker は、Google Cloud の最新のビジネス インテリジェンス プラットフォームです。AI 時代にふさわしい統合された信頼できるプラットフォームとして設計されており、高度な可視化機能を備えた、スケーラブルで管理された組み込み分析を提供します。Looker のクラウドネイティブ アーキテクチャは、基盤となる Gemini モデルを使用してゼロから設計されており、会話分析、自動インサイト、インテリジェントなセルフサービスなど、最先端のネイティブな生成 AI 機能を提供します。
Looker の主な強みは、セマンティック モデリング レイヤ（LookML）です。これは、生成 AI モデルに信頼できるデータを提供するために不可欠なガバナンスとデータの一貫性を提供します。これにより、お客様はすぐに使用できるシナリオと独自のモデルを使用するシナリオの両方で、自然言語でクエリを実行できます。さらに、Gemini を活用した自然言語機能の緊密な統合により、従来はオンサイトのデータ アナリストの関与が必要だった複雑なタスクやクエリが、より幅広い組織の手に委ねられるようになりました。
セマンティック レイヤ上の Looker 会話分析エージェント
Looker は、現在のワークロードと、2025 年にデベロッパー ツールに重点を置いた新機能を含む、将来の AI を活用したイノベーションに対応するように設計されています。Google は最近、Looker MCP サーバーを導入しました。これにより、Gemini CLI、Claude、その他の AI プラットフォームなどのアプリケーションを、開発環境から信頼できるデータに接続できます。Looker MCP Server を使用すると、AI エージェントが Looker のセマンティック レイヤを直接クエリできるようになり、誤解や古い情報のリスクを排除して、正確で信頼性の高いデータドリブンな分析情報を取得できます。
さらに、Looker 継続的インテグレーションは、自動テストと検証によってコード開発を迅速化し、データの不整合を検出して、BI アセットの正確性、信頼性、安全性を確保します。Looker CI は、新しいコードが本番環境に到達する前にプロアクティブにテストし、品質と開発者の信頼性を高めます。
Google Cloud のデータ、AI、ML ツールとの緊密な統合を求めている、またはマルチクラウドの柔軟性を必要としているあらゆる市場の企業が、AI と BI のニーズに対応するために Looker を選択しています。当社のオープンでコンポーザブルなプラットフォームは、さまざまなクラウド構成にわたってセマンティック モデルと分析情報をサポートし、お客様がネイティブ環境で自由にイノベーションを行えるようにします。Google は、組織がデータを競争上の優位性に変えるのに役立つ、強力で柔軟なインテリジェント プラットフォームを提供することに引き続き尽力してまいります。
「2025 IDC MarketScape for Business Intelligence and Analytics Platforms」の抜粋をダウンロードするには、こちらをクリックしてください。Looker の詳細については、こちらをご覧ください。
IDC、IDC MarketScape: Worldwide Business Intelligence and Analytics Platforms 2025 Vendor Assessment、#US52034725、2025 年 7 月
-Google Cloud、データクラウド担当マネージング ディレクター、Yasmeen Ahmad
-クラウド BI およびデータベース アウトバウンド プロダクト管理担当ディレクター、Sean Zinsmeister
