コンテンツに移動
Chrome Enterprise

管理者の皆様へ: macOS への Chrome の展開が簡略化されました

2020年4月9日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/ChromeEnterpriseSeries-01.max-1000x1000.max-1000x1000.png
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 4 月 8 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google では Chrome ブラウザ エンタープライズ チームが、IT 管理者の皆様の仕事を簡略化し、Chrome を可能な限り柔軟に使ってもらえるよう取り組んでいます。企業で Mac の管理を担当する管理者は大勢います。Google では最近、展開を簡略化し、Chrome ポリシーを Mac に適切に展開して確実に管理していただけるよう、いくつかの変更を加えました。macOS 管理者の仕事を簡略化する目的でリリースした最新の機能強化は以下のとおりです。

インストーラの改善

インストーラには、Chrome 80 から始まり、ダウンロードできる macOS PKG のほか、既存のDMG オプションがあります。新しい PKG インストール形式はスクリプト化が簡単で、管理者は選択したエンドポイント管理ツールに PKG ファイルをアップロードして、選択したマシンに割り当てて展開するだけです。PKG インストーラはエンタープライズ デプロイと構成ワークフロー用のツールで、各ユーザーへの Chrome の展開にかかる時間を大幅に削減できます。こちらからダウンロードできます。

Chrome ブラウザ クラウド管理の最適化

Chrome ブラウザ クラウド管理では、すべてのデスクトップの Chrome 構成を 1 つの管理プラットフォームにまとめて管理できます。これを使用してポリシーを単一のグループにまとめておけば、Mac、Windows、Linux のいずれの Chrome インスタンスに対しても、Chrome OS を管理する同じコンソールから展開できます。また、IT チームで拡張機能を管理、展開すれば、ユーザーがインストールした拡張機能に対するレポートを取得できます。以前は macOS 管理者が PLIST ファイルをダウンロードして、各自の管理アプリケーションを使い、必要な手順を踏んで展開する必要がありました。

Google では、Jamf と緊密に連携して、macOS でのポリシーの展開を簡素化できるように取り組んできました。そしてこのほど、新しいポリシーの展開方法をご紹介できる運びとなりました。バージョン 10.19 以降の Jamf Pro であれば、macOS 管理者は数回クリックするだけで Chrome ブラウザ クラウド管理用の登録トークンを展開できます。詳しい手順はこちらでご覧いただけます。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/Chome_macOS_config.max-1700x1700.jpg

Google の新しい PKG インストーラとさらに簡単になった Jamf Pro のクラウド管理用トークン 展開機能で、IT チームによる Mac のエンタープライズ 展開での Chrome 管理が改善されます。Google では今後も、企業における Mac 環境での Chrome 管理をさらに改善するべく努めてまいります。

- By Chrome ブラウザ カスタマー エンジニア Alex Bauer
投稿先