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アプリケーション モダナイゼーション

最新のプラットフォーム戦略を立てる 3 つのステップ

2024年11月12日
Richard Seroter

Chief Evangelist, Google Cloud

※この投稿は米国時間 2024 年 10 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

AI の導入が加速するなか、明らかになりつつあることがあります。それは、今まで活用してきた開発者プラットフォームでは次のステージに進めないということです。これまでのプラットフォームは素晴らしいものでしたが、実際のところ、AI を取り入れた最新のアプリケーションの開発とデプロイのために構築されたものではありませんでした。そして組織は、開発者や AI を使用する幅広い人々が今後必要なものを確実に手に入れるために、プラットフォーム戦略を更新する必要があることにすでに気付き始めています。

実際、私が新しいホワイトペーパーに示したように、10 人中 9 人の意思決定者が、今後 12 か月間に AI 向けにワークロードを最適化することを優先事項としています。問題は、最近の変化のペースが速いため、開発者プラットフォームのモダナイゼーションに関して、多くの人が何から始めればいいのか、何が必要なのかわからないということです。

以下では、プラットフォーム戦略を計画する際の主なステップを簡単に紹介します。詳細については、最新の AI 対応データ プラットフォームの 3 つの柱に関する詳細ガイドをダウンロードしてご覧ください。

ステップ 1. プラットフォームの目的を明確にする

初めてのプラットフォームにせよ、50 番目のプラットフォームにせよ、構築の際にはまずその理由を考える必要があります。結局のところ、新しいプラットフォームはアセットとして維持と運用が必要になるため、その存在に適切な理由があることを確認する必要があります。

その理由を明確にするには、次の 3 つの質問について考えます。

  • 誰のためのプラットフォームなのか?プラットフォームのユーザーには、開発者、アーキテクト、製品チーム、SRE や運用担当者、データ サイエンティスト、セキュリティ チーム、プラットフォーム オーナーなどが含まれます。それぞれに異なるニーズがあり、それに合わせてプラットフォームをカスタマイズする必要があります。

  • その目標は何か?どのような問題を解決しようとしているのかを考えます。それは AI 向けの最適化なのか?それとも、ソフトウェア デリバリーのスピードアップ、開発者の生産性向上、スケールやセキュリティの向上なのか?ここでも、目標が異なれば、プラットフォームを構築する道筋も異なります。そのため、最初からしっかりと計画しましょう。

  • 成功をどのように測定するのか?プラットフォームの価値を証明し、ステークホルダーに継続的なメンテナンスへの投資を納得してもらうために、最初から測定基準を設定し、測定を続けましょう。測定基準は、顧客満足度の向上から、サポート問題の解決にかかる時間の短縮まで、多岐にわたります。

ステップ 2. プラットフォームの構成要素を組み立てる

必要なプラットフォームのユーザー、目標、パフォーマンス指標について明確になったところで、いよいよ実際に構築していきます。最新の AI 対応プラットフォームの主要コンポーネントは次のようになります。開発者が AI を活用したソリューションの開発に取り組む際に必要な機能も揃っています。

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プラットフォームの各領域で考慮すべきことの詳細や、各カテゴリのテクノロジー オプションのリストについては、ホワイトペーパー全文をご覧ください。

ステップ 3. プラットフォームを改善するプロセスを確立する

プラットフォームを構築しても、そこで終わりではありません。むしろ、そこからが始まりです。プラットフォームはリリースされるだけで、決して「完成」することはありません。そのため、継続的な改善を念頭に置き、ステークホルダーに価値をもたらす新しい方法を見つけるタスクをプラットフォームのコアチームに割り当てる必要があります。

この段階では、プラットフォームを製品のように扱い、プラットフォーム エンジニアリングの原則を適用して、より速く、より安く、より簡単にソフトウェアを提供できるよう注力し続けることが、私からの一番のアドバイスです。また、AI ドリブンな最新の最適化ツールを活用して、長期にわたってプラットフォームのモニタリングと保守と行うことも大切です。  

プラットフォームの構築を開始する準備はできましたか?

組織がプラットフォームのオーバーホールに着手する理由はさまざまです。成長予測に対応するためであったり、AI の導入を視野に入れて行ったりする場合もあります。あるいは、コストやパフォーマンス、ユーザー エクスペリエンスの改善を目的とする組織もあります。どのような理由で着手するにしても、最新の AI 対応プラットフォームの構築に関するホワイトペーパー全文を一読されることをおすすめします。開発者だけでなく組織全体に必ずお役に立ちます。

ー Google Cloud、チーフ エバンジェリスト Richard Seroter

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