Google、2026 年 Gartner® Magic Quadrant™ クラウドネイティブ アプリケーション プラットフォーム部門のリーダーに選出
Ines Envid
Sr. Director, Product Management
Lisa Shen
Product Manager, Google Cloud
※この投稿は米国時間 2026 年 8 月 21 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
このたび、2026 年 Gartner® Magic Quadrant™ クラウドネイティブ アプリケーション プラットフォーム(CNAP)部門で、Google が 3 年連続リーダーに選出されました。リーダー・クアドラントという位置付けは、デベロッパー中心の使いやすいプラットフォームを提供し、オンボーディングの加速や最新ワークロードでの迅速なプロトタイピングを支援するという、Google の取り組みが評価された結果であると考えています。


「アプリケーション中心のクラウド」という Google のビジョンが目指すのは、インフラストラクチャの複雑さを排除して、デベロッパーがコードの作成や、エージェントまたは従来型アプリの構築に専念できる環境を提供することです。Google Cloud は、サーバーレス、コンテナ化、エージェント型のデプロイ オプションに対応する統合実行環境を提供します。今回の Google の選出は、標準的なエンタープライズ マイクロサービスと次世代の自律型 AI アプリケーションの両方を支える、Google 独自の万全な体制を裏付けるものと考えています。
Google のプラットフォームの主な機能と特長を以下にご紹介します。
アイデアから実装まで
生成 AI はバイブ コーディングという波を巻き起こしました。これにより、誰もがアイデアを形にし、アプリケーションとしてデプロイするまでを、従来の数分の一の時間で実現できるようになっています。これをさらにスムーズに行えるように、Google Cloud はサーバーレス インフラストラクチャを AI バイブ コーディングおよびプロトタイピング ツールと統合しています。また、マネージド MCP サーバーやエージェント スキルなどのツールを使用して、Google Cloud リソースへのアクセスを簡素化しています。エージェント スキルは、AI に専門的な複数ステップのワークフローを実行する方法を教えるための、一連の指示、スクリプト、リソースをパッケージ化したものです。
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Google AI Studio でのワンクリック プロトタイピング: デベロッパーは、Google AI Studio 内でフルスタック アプリケーションを直接構築してデプロイできるため、同ツールはプロトタイピングやテストに最適な環境となっています。ワンクリックで、バイブ コーディングされたアプリケーションをパッケージ化して Cloud Run に公開できます。
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Google が管理する MCP サーバー: AI エージェントがクラウド リソースとやり取りできるように、公式のフルマネージド リモート MCP サーバーが用意されています。たとえば、Cloud Run MCP サーバー(run.googleapis.com/mcp 経由)を使用すると、デベロッパーはエンドポイントを簡単に起動でき、サーバーサイド ロジックをデプロイできます。MCP ツールは簡単な構成でデプロイできるため、クラウドビルドをスキップして数秒でコードを起動し、デベロッパーの貴重な時間を節約できます。これらのフルマネージド サーバーは IAM および VPC Service Controls と統合されており、コンテンツ セキュリティには Model Armor を活用しています。
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Google 公式のスキル リポジトリ: さまざまな Google Cloud テクノロジーに関する専門知識を凝縮した追加のスキルで、エージェントを強化できます。エージェント レジストリで公開されているリポジトリには、Cloud Run のスキル、Well-Architected の柱(セキュリティ、信頼性、費用の最適化)などが含まれています。
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実装からエンタープライズ対応まで
Google Cloud は、デベロッパー、アーキテクト、プラットフォーム エンジニアリング用のツールをフルパッケージで用意しており、プロトタイプを本番環境グレードの安全で費用対効果の高いエンタープライズ ソフトウェアに変換するのに優れています。アプリケーションの設計から Day 2(2 日目からの)運用の最適化まで、Google はアプリケーションのライフサイクル全体にわたってビルド、運用、デプロイするのに役立つサービスとツールを提供しており、あらゆる言語、ライブラリ、フレームワークを使用して自由に構築できます。
ビルド
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Google Antigravity によるビルド: Google では、Antigravity ハーネスを基盤として開発エコシステムの簡素化と拡張を進めており、開発におけるサイロ化を解消して、統合されたオーケストレーション レイヤへと一元化しています。Antigravity は、マルチステップの AI 推論をデベロッパー ワークフローに直接統合することで、ローカル コードベース開発を Google のクラウドネイティブ アプリケーション プラットフォーム(Cloud Run など)にネイティブに導入します。
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App Design Center(ADC)を使用した設計とデプロイ: App Design Center を使用して Terraform と YAML の手動構成を排除することで、デベロッパーのスピードと企業の管理のギャップを埋めることができます。このプラットフォーム エンジニアリング コンポーネントは、チームが Google Cloud でテンプレート駆動型アプリケーションを設計、標準化、デプロイするのに役立ちます。また、Gemini Cloud Assist 設計エージェントの一部として統合され、MCP サーバーとして公開されています。ADC を使用すると、自動化された Gemini Cloud Assist セキュリティ テンプレートを基盤とする Cloud Run サービス、データベース、イベント ブローカーを使用して、アーキテクチャを視覚的に設計できます。ADC は、人間が主導する設計だけでなく、HITL(人間参加型)でない場合のプログラマティックなオーケストレーションも可能にします。これにより、自動化されたパイプラインが、ポリシーで管理された Terraform 構成を直接かつ自律的にプロビジョニングできるようになります。
運用
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インテリジェントな調査: Gemini Cloud Assist をネイティブ テレメトリーと統合することで、Day-2 インシデント向けの AI 主導のフレームワークが作成されます。アラートが発せられると、オペレーターは Gemini Cloud Assist を使用してログと指標を即座に統合し、根本原因を特定して修復策を生成します。このコンテキストは、サポートのエスカレーションを迅速化するために引き継ぐことができます。重要なのは、IAM 権限によってすべての AI 推奨事項が厳密に管理され、インフラストラクチャの変更が行われる前に、人間参加型の明示的な承認が確実に必要になるということです。
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費用の分析と最適化: 機械学習アルゴリズムが季節ごとの自然なトラフィック サイクルを学習し、費用の異常を数分以内に検出して通知をトリガーします。これにより、インフラストラクチャのシャットダウンといった致命的なリスクを避けながら、収益を保護できます。
デプロイ
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信頼性と高可用性: Cloud Run はデフォルトではリージョン サービスですが、1 つの gcloud コマンドで複数のリージョンにアプリをデプロイできます。Service Health との連携により、Cloud Run はクロスリージョン フェイルオーバーとフェイルバックを自動化します。あるリージョンのサービスが異常な状態になると、トラフィックは次に近い正常なリージョンに自動的にルーティングされ、問題が解決するとフェイルバックします。
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オープン プラットフォーム: Google は、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)への長年にわたる主要な貢献者として、オープンソース ファーストの戦略を推進しています。コミュニティ主導の基盤テクノロジーを統合することで、マルチクラウドの柔軟性をますます重視するエンタープライズのお客様が、アプリケーションのポータビリティを実現できるようサポートしています。
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エンタープライズ対応から自律型へ
AI エージェントはソフトウェアの次なるフロンティアです。生産性と効率の向上だけでなく、飛躍的な成長も実現できます。企業に堅牢なエージェント型のデプロイ オプションを提供するため、Google Cloud は、自律型エージェント群のホスト、管理、保護に特化した専用のインフラストラクチャ スタックを提供します。このスタックは、Google の Agent Development Kit(ADK)やその他の主要なエージェント フレームワークとシームレスに統合され、デベロッパーに最大限の柔軟性を提供します。
Gemini Enterprise Agent Runtimeこのスタックの中核となるのは、Gemini Enterprise Agent Platform とその専用の Agent Runtime です。これらは、エンタープライズ規模のエージェント開発に必要なサーバーレスおよびコンテナ化されたデプロイ オプションを提供し、次のような機能を備えています。
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ネイティブのパーソナライズ: 組み込みのセッションとメモリバンクがコンテキストと長期的な状態を管理し、費用が膨らむのを防ぎます。
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エージェントのオブザーバビリティとトレース: OpenTelemetry(OTel)標準とエージェント スキーマに基づいて構築されたターンキー ダッシュボードには、エージェントのトポロジグラフと、セッション、ツール呼び出し、推論パスの詳細を示すインタラクティブなトレースログが用意されています。
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エージェントの評価とシミュレーション: 自動シミュレーション ツールにより、デベロッパーはゴールデン セットに対してエージェントをテストし、並べて比較できます。また、数千ものインタラクションをシミュレートしてエッジケースをテストできます。
Cloud Run でのエージェントのホスティングさらなる柔軟性、きめ細かい制御、特定の規制遵守を必要とするお客様には、エージェントをホストする優れたサーバーレスの代替手段として Cloud Run をご利用いただけます。最新の機能には、次のようなものがあります。
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Cloud Run インスタンス (近日提供予定): このプリミティブは、Cloud Storage ボリューム マウントを統合した、個別にアドレス指定可能な長時間実行のシングルトン リソースを管理します。これにより、常駐型のバックグラウンド エージェントをコスト効率よくデプロイできるようになります。
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Cloud Run サンドボックス: 500 ミリ秒未満でスピンアップするハードウェア的に隔離された環境で、信頼性の低いモデル生成コードを安全に実行し、ホストシステムを不正アクセスから保護します。
エージェントのセキュリティ、ガバナンス、監査可能性AI エージェントを安全にデプロイし、管理されていないシャドー AI を防止するために、企業は堅牢なガバナンス フレームワークを必要とします。Google Cloud は、Agent Identity(暗号化 ID を使用した非人間用 IAM)を通じて、すべてのアクションと推論の監査可能なトレイルを提供します。また、一元化さらた Agent Registry により、承認済みのエージェント、スキル、ツール、アプリケーション アーティファクトを管理して、不正なツールの統合を防止します。さらに、Agent Gateway を使用して、トラフィックをプロキシ経由にし、Model Armor ポリシーを適用して、破壊的なアクションを積極的にブロックします。これらの機能は現在 Agent Runtime で利用可能で、Cloud Run と Google Kubernetes Engine(GKE)でもまもなく利用可能になります。
エージェントのデプロイを開始する準備はできましたか?Gemini Enterprise Agent Platform を取り上げたさまざまな Codelab は、こちらでご覧いただけます。
クラウドネイティブ アプリケーションの未来を構築
初めてフルスタック アプリケーションをデプロイするバイブ コーダーから、本番環境のマイクロサービスを標準化するソフトウェア アーキテクト、そして安全な AI エージェント群をスケーリングさせる企業チームまで、Google Cloud はあらゆるニーズに応えるシンプルさ、弾力性、そしてセキュリティを提供します。レポート全文を読む: 2026 Gartner® Magic Quadrant™ クラウドネイティブ アプリケーション プラットフォーム部門(CNAP)を無料でダウンロードできます。
「Magic Quadrant for Cloud-Native Application Platforms」、Mukul Saha、Alex Coqueiro、Prasanna Lakshmi Narasimha、Richard Watson 著、2026 年 8 月 3 日
Gartner および Magic Quadrant は、Gartner, Inc. および/またはその関係会社の商標です。上の図は、リサーチ ドキュメントの一部として Gartner, Inc. より公開されているもので、ドキュメント全体の文脈に即して評価する必要があります。この Gartner のドキュメントをご希望の方は、Google までご請求ください。
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- プロダクト管理担当シニア ディレクター、Ines Envid
- Google Cloud、プロダクト マネージャー、Lisa Shen


