Albertsons Companies、お客様が COVID-19 ワクチンに関する情報を見つけられるようビジネス メッセージを使用して支援
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 3 月 17 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
2020 年後半に最初の COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチンの提供が開始されてから、ワクチンについてのオンライン検索が急増しています。ワクチンの普及は進みつつあるものの、未だに多くの人々がワクチン接種の条件やその予約方法、予約場所についての疑問を抱えています。
一方、ワクチン投与を担当する組織には、一般の人々からのさまざまな問い合わせに効率的に対応できる、一元化されたプロセスやコールセンターがないこともあります。こうした状況の解決を Google がお手伝いいたします。
会話型メッセージング ソリューションであるビジネス メッセージを利用することで、世界中の組織が Google 検索や Google マップ、またはビジネスが所有するチャネルを通じてお客様からメッセージを受け取ることができます。Google は現在、通信の負担の緩和、着信件数の削減、誤っている可能性がある情報への対処、お客様満足度の向上に取り組む必要がある、Albertsons Companies などのワクチン投与担当組織を支援しています。
人々は Google 検索や Google マップで [メッセージ] ボタンを使用して、Safeway、Jewel-Osco、Vons、Albertsons、Acme、Shaw’s、Tom Thumb などの地元の Albertsons Companies のバナー薬局と直接つながって、ワクチンの接種条件、在庫状況、予約の取り方、よくある質問などについての最新情報をすぐに入手できます。
「COVID-19 ワクチンの接種条件は動的であり、州や隣接する郡によって異なります。当社は、お客様からの「私には接種資格がありますか?」といった疑問にすぐに答えられるよう、超地域密着型のソリューションを求めていました」と、Albertsons Companies で薬局とヘルス部門のシニア バイス プレジデントを務める Omer Gajial 氏は語っています。同氏はさらに次のようにも述べています。「Google のビジネス メッセージを使えば、ワクチンをいつ、どこで、どのように接種できるかを、迅速かつ正確に知らせることができます。つまり、患者にとっては情報を迅速に入手できるようになり、Albertsons Companies の薬局にとっては、ワクチンの投与と患者のケアという最も重要なことに集中できるようになるのです。」
他の組織でも、ワクチン情報のスケーラブルなコミュニケーション チャネルとして Google のビジネス メッセージが選択されています。Walmart は 2020 年の初め頃から、ビジネス メッセージを使用して、店舗の営業時間や荷物の受け取り、配送方法などを伝えていましたが、現在はこの技術を活用して、ワクチンの配布に関する情報を提供しています。
ビジネス メッセージは、現行のお客様に加え潜在的なお客様にも役立つ情報を提供することで、お客様の満足度とロイヤリティを高めます。また、Google Contact Center AI の Dialogflow を活用して、パーソナライズされたメッセージを送信する仮想エージェントを構築してデプロイすることもできます。ビジネス メッセージはこれからも、あらゆる種類の組織をサポートし、組織が必要なときに役立つ情報を発信できるように革新を続けていきます。
組織でビジネス メッセージを利用する方法について詳しくは、ビジネス メッセージ ウェブサイトにあるお問い合わせフォームにご記入いただくか、ビジネス メッセージ パートナーまでご連絡ください。
-プロダクト管理シニア ディレクター Sanaz Ahari