Gemini モデルが GitHub Copilot で利用可能に
Keith Ballinger
VP and GM, App Ecosystem
※この投稿は米国時間 2024 年 10 月 30 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
このたび、GitHub は Google Cloud との新しいパートナーシップにより、Gemini 1.5 Pro をはじめとする Gemini モデルを初めて自社のプラットフォーム上でデベロッパー向けに提供することになりました。デベロッパーは、ニーズに最適なモデルを選ぶ際に柔軟性とコントロールを重視します。このパートナーシップは、AI コード生成の次のフェーズがマルチモデルの機能だけでなく、マルチモデルの選択によって特徴付けられることを示しています。
今後数週間以内に、GitHub Copilot を使用するデベロッパーは、コードの生成、分析、最適化などの一般的なデベロッパーのユースケースの対応に優れた Gemini 1.5 Pro を利用できるようになります。Gemini 1.5 Pro はネイティブにマルチモーダルで、最大 200 万トークンの長いコンテキスト ウィンドウを備えています(大規模な基盤モデルの中で最長)。そのため、10 万行を超えるコードの処理、有用な修正の提案、コードのさまざまな部分の機能に関する説明が可能です。
まもなく、デベロッパーは GitHub Copilot の新しいモデル選択ツールで Gemini 1.5 Pro を選んで、コーディング関連のユースケースに活用できるようになります。
数週間後、デベロッパーは github.com の GitHub Copilot Chat、Visual Studio Code、Visual Studio 用 Copilot 拡張機能の操作中に Gemini 1.5 Pro を選択できるようになります。
Gemini モデルは、Gemini API、Google AI Studio、Vertex AI を介して、または Google Cloud、Workspace、Android Studio、Firebase、Colab での直接のサポートを通して、広く利用されている数多くのプラットフォームや環境においてデベロッパー エクスペリエンスを支援します。また、Google 独自のコード支援ツールである Gemini Code Assist は、Visual Studio Code や JetBrains IDE(IntelliJ、PyCharm、GoLand、WebStorm など)といった一般的な統合開発環境(IDE)でのコーディング時にコードを補完し、開発者を支援します。
GitHub との新しいパートナーシップについて詳しくは、こちらをご覧ください。