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Immersive Stream for XR がアップグレードされ Unreal Engine 5.3 に対応

2024年5月2日
Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2024 年 4 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud Immersive Stream for XR は、高品質な XR エクスペリエンスをレンダリングしてストリーミングするための高度なクラウドベースのソリューションです。そして今回、Unreal Engine 5.3 とのインテグレーションにより、さらに機能が強化されました。この最新のアップグレードによって豊富な新機能が利用可能になり、デベロッパーが没入体験の限界を押し広げる一助となります。

Unreal Engine 5.3 の新機能により、Immersive Stream for XR を使用した開発が大幅に改善されます。主な新機能は次のとおりです。

  • 改善された Lumen Nanite 機能により、パフォーマンスを強化し、ハイパーリアルな照明と驚くほど詳細な環境でより良い視覚結果を実現します。

  • 新しいマテリアル レイヤリング システムにより、複雑なレイヤ マテリアルの作成が簡素化されます。

  • World Partition によって、大規模なオープン ワールドの管理とストリーミングが合理化されます。

  • よりスムーズなフレームレート、読み込み時間の高速化、効率性の向上により、さらに壮大なプロジェクトが可能になります。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/1_-_ISXR_UE_5.3_DEMOS.max-2200x2200.png

Immersive Stream for XR + Unreal 5.3 のデモ

Unreal 5.3 のアップデートに加えて、Immersive Stream for XR テンプレート プロジェクトもアップグレードされました。これにより、ブループリントの最適化やロジックの簡略化が行われ、使いやすいモード切り替え用イベントや新しいデモが追加されました。特に素晴らしいのは、テンプレート ファイルを既存の Unreal プロジェクトに直接統合できるようになったことです。これにより、デベロッパーの作成プロセスが効率化され、Immersive Stream for XR エクスペリエンスを 3D モードと AR モードの両方で作成できるようになりました。

簡略化されたテンプレート プロジェクトとともに最新バージョンの Unreal Engine にアップグレードすることにより、お客様は最小限の統合作業で最新バージョンの Unreal Engine 上でワークフローを調整し、合理化できます。

UE 5.3 にアップグレードしたことで、Rotor Studios の制作プロセスは一変しました。特に、風景や葉にまで及ぶ Nanite の高度な機能改善を通じて、ディテールとパフォーマンスを強化しつつ、Google の最先端のストリーミング テクノロジーとシームレスに統合されます。このアップデートにより、アセットのワークフローが合理化されるだけでなく、プロジェクトの視覚的な忠実度が大幅に向上します。これは業界におけるリアリズムの新たな標準を確立するものです。」- Rotor StudiosRealtime 責任者 Peter Shand

KDDI は、Immersive Stream for XR を使用した新しいカスタマー エクスペリエンスの作成において、Google Cloud を使用して革新を続けており、Unreal 5.3 のアップデートと機能に大きな期待を寄せています。当社の目標は日本市場向けのソリューションを提供することですが、ソリューションをグローバル市場にまで拡張することも目指しています。」- KDDI 株式会社、先端技術戦略部長 上月勝博氏

最先端の XR エクスペリエンスを作成する準備ができている場合、Unreal Engine 5.3 を搭載した Immersive Stream for XR は最適なプラットフォームです。Google Cloud ウェブサイトで詳細をご覧になり、今すぐ独自の XR 開発に乗り出しましょう。

-Immersive Stream for XR 担当ソフトウェア エンジニア Aria Shahingohar
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Immersive Stream for XR 担当インタラクション デザイナー Cati Grasso
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