Immersive Stream for XR がアップグレードされ Unreal Engine 5.3 に対応
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2024 年 4 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google Cloud の Immersive Stream for XR は、高品質な XR エクスペリエンスをレンダリングしてストリーミングするための高度なクラウドベースのソリューションです。そして今回、Unreal Engine 5.3 とのインテグレーションにより、さらに機能が強化されました。この最新のアップグレードによって豊富な新機能が利用可能になり、デベロッパーが没入体験の限界を押し広げる一助となります。
Unreal Engine 5.3 の新機能により、Immersive Stream for XR を使用した開発が大幅に改善されます。主な新機能は次のとおりです。
Immersive Stream for XR + Unreal 5.3 のデモ
Unreal 5.3 のアップデートに加えて、Immersive Stream for XR テンプレート プロジェクトもアップグレードされました。これにより、ブループリントの最適化やロジックの簡略化が行われ、使いやすいモード切り替え用イベントや新しいデモが追加されました。特に素晴らしいのは、テンプレート ファイルを既存の Unreal プロジェクトに直接統合できるようになったことです。これにより、デベロッパーの作成プロセスが効率化され、Immersive Stream for XR エクスペリエンスを 3D モードと AR モードの両方で作成できるようになりました。
簡略化されたテンプレート プロジェクトとともに最新バージョンの Unreal Engine にアップグレードすることにより、お客様は最小限の統合作業で最新バージョンの Unreal Engine 上でワークフローを調整し、合理化できます。
「UE 5.3 にアップグレードしたことで、Rotor Studios の制作プロセスは一変しました。特に、風景や葉にまで及ぶ Nanite の高度な機能改善を通じて、ディテールとパフォーマンスを強化しつつ、Google の最先端のストリーミング テクノロジーとシームレスに統合されます。このアップデートにより、アセットのワークフローが合理化されるだけでなく、プロジェクトの視覚的な忠実度が大幅に向上します。これは業界におけるリアリズムの新たな標準を確立するものです。」- Rotor Studios、Realtime 責任者 Peter Shand 氏
「KDDI は、Immersive Stream for XR を使用した新しいカスタマー エクスペリエンスの作成において、Google Cloud を使用して革新を続けており、Unreal 5.3 のアップデートと機能に大きな期待を寄せています。当社の目標は日本市場向けのソリューションを提供することですが、ソリューションをグローバル市場にまで拡張することも目指しています。」- KDDI 株式会社、先端技術戦略部長 上月勝博氏
最先端の XR エクスペリエンスを作成する準備ができている場合、Unreal Engine 5.3 を搭載した Immersive Stream for XR は最適なプラットフォームです。Google Cloud ウェブサイトで詳細をご覧になり、今すぐ独自の XR 開発に乗り出しましょう。