第 1 回 Cloud Hero Cup に大学の IT プロフェッショナルが挑戦

※この投稿は米国時間 2022 年 8 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud は、主幹 IT チームがデジタルスキルを習得し、新しいテクノロジーを楽しみながら学べる無料のトレーニング コンテストである Cloud Hero Cup を開催しました。Cloud Hero Cup は、大学の IT チームが新しいテクノロジーを学べるように設計された、ゲーム性のあるチーム対抗の学習コンテストです。大学の IT チームは Google Cloud Skills Boost を活用して、Google Cloud の知識を確認し、広げることができます。コンテストに参加した IT プロフェッショナルは、教育機関がクラウド環境を改善し、教員のニーズに応えて、学習者にもっと適したサービスを提供するための貴重な Google Cloud のスキルを習得できます。   

スキルアップして教育機関のデジタル化を支援 

最高技術責任者をはじめとした主幹の IT チームは、クラウド コンピューティングへの移行、データの活用、予測分析の使用など、デジタル化に伴う技術的なシフトについて理解を深めようとしています。さらに、多くのチームが機械学習（ML）と人工知能（AI）を活用して、経営上の意思決定や個別の入学資格審査、学生のサポート、研究、奨学金など、教育機関の主要な優先事項に関連するタスクを自動化する方法を模索しています。

クラウド コンピューティング スキルを高めるために、Google Cloud 認定トレーニング パートナーが 3 時間のセッションを実施します。簡単なプレゼンテーションから始まり、Google Cloud Skills Boost にあるハンズオンラボを活用した大学対抗のコンテストが行われます。イベントの最後には、優勝チームに「Cloud Hero Cup」が贈呈され、優勝校から優勝校へ引き継がれます。

参加者は全員、関連する Google Cloud スキルバッジの取得が可能なトレーニングや他の Google Cloud トレーニングを完了するために 30 日間無料で Google Cloud Skills Boost にアクセスできます。スキルバッジは、クラウドの知識を活用して現実の問題を解決する能力があることを証明する、共有可能な認定資格です。

第 1 回 Cloud Hero Cup コンテスト

2022 年 6 月 24 日、カリフォルニア大学リバーサイド校、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、サンディエゴ州立大学から主幹 IT スタッフ 40 名以上が、第 1 回 Cloud Hero Cup に参加しました。今年は、InfraSkills と Kubernetes スキルのゲームが課題に選ばれ、学習者の基礎レベルのスキルが向上しました。どちらのゲームでも、参加者は Google Cloud コンソールにアクセスする方法を学び、スケーラブルなアプリケーションを開発することで一般的な教育機関の課題を解決するための主要なスキルを練習できました。

優勝はカリフォルニア大学リバーサイド校

Cloud Hero Cup は 7 月 29 日に、第 1 回の優勝校であるカリフォルニア大学リバーサイド校に贈呈されました（下の写真を参照）。カリフォルニア大学リバーサイド校の最高技術責任者 Mike Kennedy 氏は、次のように語っています。「このイベントは、カリフォルニア大学リバーサイド校にとって素晴らしいイベントであり、私たち全員がデジタル トランスフォーメーションの目標を達成するために行っているスキルアップに、楽しい要素を加えてくれました。私はこのチームを本当に誇りに思います。」

Cloud Hero ゲームを通して、Google Cloud のタスクが使用され、各参加者の Google Cloud コンソールに関する知識を広げることができました。ゲームが終わるまでに、各プレーヤーは 2 つのスキルバッジを獲得しました。「Create and Manage Cloud Resources スキルバッジ」と「Deploy to Kubernetes in Google Cloud スキルバッジ」です。

Google は新たに参加する学校を候補にあげながら、次のコンテストの開催を準備しています。Cloud Hero Cup に関する詳細や、参加についてご関心をお持ちの場合は、cloudherocup@google.com までメール（英語）にてお問い合わせください。