コンテンツに移動
Public Sector

CISA、ゼロトラスト、Google Workspace を通じた連邦政府のサイバーセキュリティの強化と Google Cloud Next '24 の特別セッションについて

2024年4月8日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/20526_GWS_GenAI_Privacy_Blog_Header_V3.4.m.max-2500x2500_VtsNV8z.png
Google Cloud Japan Team

Try Gemini 1.5 Pro

Google's most advanced multimodal model in Vertex AI

Try it

※この投稿は米国時間 2024 年 3 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

連邦政府の IT 環境はサイバーセキュリティの強化に向けて急速に舵を切っており、その一連の流れは CISA のゼロトラスト成熟度モデル v2.0 によって推進されています。このモデルは、連邦政府機関がサイバー体制を増強するためのロードマップとして機能しています。各政府機関にとっての最重要事項は、この変革を乗り切るための適切なツールを選択することです。Google Workspace は、連邦政府機関の厳しいコンプライアンス要件を満たすように設計された堅牢なセキュリティ機能をその構想に加えています。

CISA のゼロトラスト原則と Google Workspace の役割

CISA のゼロトラスト成熟度モデルでは、きめ細かなアクセス制御、継続的な評価、デバイスに依存しないセキュリティが重視されています。Google Workspace はこの「決して信頼せず、必ず確認せよ」原則を採用しており、次の機能を備えています。

  • Identity and Access Management の強化: コンテキストアウェア アクセスと高度な認証ツールにより、適切なユーザーのみが適切なデータにアクセスできるようにしています。
  • エンドポイント セキュリティの強化: エンドポイント管理と高度なデバイス制御により、どのアクセス ポイントにおいても機密情報が保護されます。
  • 安全なデータの保存と共有: データ損失防止(DLP)機能ときめ細かな共有制御により、コラボレーションを実現しながらデータを安全に保ちます。

Google Workspace ゼロトラスト セキュリティ ワークショップで提供された分析情報

最近の Google Workspace ゼロトラスト セキュリティ ワークショップでは、連邦政府機関によるゼロトラストへの取り組みを Google Workspace がどのようにサポートできるかについて重要な詳細情報が紹介されました。このワークショップでは、連邦政府の環境におけるゼロトラスト原則の適用に関連して、CISA エキスパートによりいくつかの分析情報が取り上げられました。参加者は、Google Workspace と Gemini AI を活用して実際にゼロトラスト アーキテクチャを実装した事例を紹介する ManTech のケーススタディからさまざまな知見を得ていました。ManTech が共有した実践例は ManTech のプラットフォームが CMMC の準拠を達成したことを示すもので、価値のある青写真を他の機関に提供しました。このワークショップではインタラクティブなデモも用意されており、IT 関連の意思決定者に Google Workspace のセキュリティ管理を活用した実体験が提供されました。

誰もが利用できるゼロトラスト ハンドブック

ワークショップに参加できなかった方のために、米国公共部門向けの Google Workspace ゼロトラスト ベスト プラクティス ガイドをご用意しています。これは、CISA 準拠のゼロトラスト成熟度を達成するうえで貴重なリソースとなります。

連邦政府のサイバーセキュリティと Google Workspace に関する Google Cloud Next '24 の特別セッション

以上の流れは Google Cloud Next ‘24 に引き継がれます。Next ‘24 では以下に関するセッションが開かれる予定です。

連邦政府のサイバーセキュリティ環境が進化を続けるなかで、Google では革新的なソリューションで各政府機関を支援することに尽力しています。Google Workspace はゼロトラスト原則に基づいて構築されており、将来の課題に対処するうえで必要なアジリティとレジリエンスを提供します。Google Cloud のより広範な機能と組み合わせることで、各政府機関は、機密データを保護し、任務を達成するための強力な武器を手に入れることができます。Google は継続的なイノベーションに注力することで、進化を続けるサイバー脅威の一歩先を進むうえで必要となる最先端のツールを連邦政府機関に対して常に提供できるように努めていきます。

-Google Public Sector、Google Workspace カスタマー エンジニアリング担当 Nicolette Stepakoff

投稿先