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Public Sector

Google から米国国防総省へ: 空軍の官民人材交流での体験

2024年1月31日
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2024 年 1 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

私は最近、Google Public Sector のカスタマー エンジニアとして、米国国防総省の官民人材交流(PPTE)プログラムを通じて空軍の業務に直接従事するという、ユニークな試験的取り組みに参加する素晴らしい機会に恵まれました。このプログラムは、国防総省の機関と民間企業との間で一時的な人材交流を行うことで、ミッションの成果を前進させるための協力とイノベーションを促進するものです。

国防総省に足を踏み入れる

2023 年 9 月に国防総省に入館すると、歴史の重みを感じると同時に、そこにひしめくイノベーションに興奮を覚えました。ユニークなオンボーディング プロセスを経て、これまで出会った中で最も献身的な人たちと協働していることに気づきました。空軍省(DAF)の最高技術責任者である Jason Bonci 氏の指導の下、私は航空宇宙軍を統括する DAF の技術通訳となりました。

官民の架け橋として

私に課された使命は、クラウドとエンジニアリングの専門知識を共有することで、官民間のギャップを埋めることです。私たちは 5 年間のロードマップを作成し、アーキテクチャ図を描き、API を通じてデータ共有に革命を起こす方法をブレインストーミングしました。それはまるで 2 つの世界の間に橋を架けるようなもので、それぞれが独自の強みを発揮しました。

これは単なる一方通行の交流ではありませんでした。Google の革新的な精神と技術的洞察を共有する一方で、DAF の複雑な運営と重要なニーズについて貴重な情報を得ることができたのです。DAF の業務に実際に従事することで、DAF の課題をより深く理解し、DAF の先駆者たちの献身的な努力に対するこれまでになかった気づきを得ることができました。

お楽しみはこれから

Google に戻った私は、エンジニアとして生まれ変わっていました。ミッション重視の新しい視点を獲得し、政府の課題を幅広く理解したのに加え、DAF の主要な関係者とのより強固な関係を築くことができました。今回の交流は、Google Public Sector とそのお客様に、Google と公的機関のどちらの良さも引き出せるよう貢献したいという私の情熱をかきたてることになりました。

しかし、冒険はここで終わりではありません。このパイロット プログラムは出発点に過ぎません。Google Public Sector は、この協力的なイニシアチブを拡大し、より多くの優秀な人材を政府機関に送り込み、さまざまな部門間のパートナーシップを拡大するために取り組んでいます。私たちは今まさに官民協力の新しい時代を迎えようとしています。その未来がどのようになるのか大変楽しみにしています。

-Google Public Sector、カスタマー エンジニア Jamal Mahboob

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