FedRAMP を 20 倍に加速: Google Cloud がコンプライアンスを自動化する方法

※この投稿は米国時間 2025 年 8 月 7 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google は、革新的なクラウド テクノロジーにより、連邦政府機関がより安全かつ効率的にミッションを達成できるよう支援することに尽力しています。今回、Google は、連邦政府のクラウド認証におけるパラダイム シフトとなる革新的なパイロット プログラムである FedRAMP 20x への取り組みを強化します。FedRAMP 2.0 は、従来の記述ベースの要件から、継続的なコンプライアンスと機械可読な証拠の自動検証へと移行するために設計された新しい評価プロセスです。Google のアプローチは、Google Cloud Compliance Manager（現在、公開プレビュー版が利用可能）を中心に構築されており、パートナー様とお客様の FedRAMP 認証取得までの道のりを変革するように設計されています。

Compliance Managerは、Google Cloud 上に構築するパートナー様とお客様のコンプライアンスのエンドツーエンドの管理を自動化することで、FedRAMP 認証プロセスを加速します。Compliance Manager は、FedRAMP 20x 主要セキュリティ指標（KSI）への準拠を実証するために、自動化された外部検証済みのクラウド コントロールを提供します。これにより、パートナー様は手動で証拠を収集するリソースを削減でき、FedRAMP 認証の取得に必要な時間を短縮できます。Compliance Manager は、今年後半の一般提供で FedRAMP 20x コンプライアンスをネイティブにサポートする予定です。

最近の FedRAMP プログラム管理オフィス（PMO）への概念実証デモで、Compliance Manager を使用することで、stackArmor などの戦略的 Google Cloud パートナー様が 20x フェーズ 1 認可以降の申請を提出できることを紹介しました。

Compliance Manager の KSI コンプライアンスを自動化する機能は、FedRAMP 認定の第三者評価機関（3PAO）である Coalfire によって評価されています。Coalfire は、安全な Google Cloud ソリューションをより迅速かつ自動化された方法でデプロイし、重要なクラウド テクノロジーへのアクセスを直接加速できるというメリットを機関が享受できることを、独立した検証によって証明しています。

Google は、既存の FedRAMP Rev5 認証パスと試験運用中の FedRAMP 20x プロセスの両方を通じて、連邦政府のコンプライアンスを加速することに尽力しています。Agent Assist、Looker（Google Cloud コア）、Vertex AI Vector Search などの Google Cloud サービスが最近 Rev5 High 認証を取得。

コンプライアンスと監査に予想以上の労力がかかっている場合は、Compliance Managerを導入して、組織のコンプライアンスと監査を合理化してみませんか。詳しくは、2025 年 10 月 29 日にワシントン D.C. で開催される Google Public Sector Summit に登録して、イノベーションの新時代を切り開き、最新のクラウド テクノロジーを活用するための重要な知見とスキルを獲得しましょう。

-Google Public Sector、テクノロジー、デリバリーおよび運用担当バイス プレジデント、Leigh Palmer

-Google Cloud、規制対象および主権クラウド担当 VP 兼 GM、Jai Haridas