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デベロッパー

即座に分析情報を取得: Gemini CLI の新しい事前構成済みモニタリング ダッシュボード

2026年1月14日
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Blanca Delgado

Product Manager

Jerop Kipruto

Staff Software Engineer

※この投稿は米国時間 2026 年 1 月 8 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

オブザーバビリティは、ツールが自分やチームにどのように役立っているかを把握するための重要な要素です。

Google Cloud は、Gemini CLI のテレメトリー機能を強化する重要な一連のアップデートを発表しました。事前構成済みの Google Cloud Monitoring ダッシュボードを活用することで、これまでよりもさらに容易に導入、インタラクション パターン、パフォーマンスを可視化できるようになります。また、OpenTelemetry を活用し、利用可能な未加工のログを使用して、データの可視化方法をニーズに合わせてカスタマイズすることもできます。

すぐに使えるダッシュボードで即座に価値を実現

クエリを一切記述することなく、CLI の使用状況とパフォーマンス指標(1 か月および 1 日のアクティブ ユーザー数、インストール数、追加および削除されたコード行数、トークン消費量、API およびツール呼び出しなど)の概要をすぐに把握できるダッシュボードにアクセスできます。

このダッシュボードを利用するには、Gemini CLI プロジェクトで OpenTelemetry を構成し、データを Google Cloud にエクスポートするだけです。このダッシュボードは、Google Cloud Monitoring のダッシュボード テンプレート「Gemini CLI Monitoring」で確認できます。

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OpenTelemetry の未加工データを使用した高度な分析

Gemini CLI テレメトリーが有効になっているプロジェクトでは、Google Cloud コンソールで ログ指標を追跡できます。

OpenTelemetry を介して提供される未加工の情報を組み合わせることで、次のような複雑な質問に答えることができます。

  • user.email の重複していない値を数えることで、チーム全体で Gemini CLI ツールをどの程度利用しているかを把握する。

  • 特定の status_code を確認することで、ツールがどの程度信頼できるかを把握する。

  • api_method が存在するエントリを確認することで、現在の使用量がどの程度になっているかを把握する。

  • input_tokens output_tokens per user.email を確認することで、どのデベロッパーがパワーユーザーであるかを把握する。

  • command タイプごとのトークン数を確認することで、予算がどの分野に割り当てられているかを把握する。

  • トークン使用量の上位 10 人のユーザーを把握する。

OpenTelemetry

指標とログの収集を効率化することを目標に、Gemini CLI ではベンダーに依存しない業界標準のオブザーバビリティ フレームワークである OpenTelemetry を利用しています。OpenTelemetry には以下のような特徴があります。

  • 普遍的な互換性: 任意の OpenTelemetry バックエンド(Google Cloud、Jaeger、Prometheus、Datadog など)にエクスポートできます。このような互換性を確保するため、Google Cloud の指標、ログ、トレースは GenAI OpenTelemetry 規則に準拠したものになっています。

  • 標準化されたデータ: ツールチェーン全体で一貫した形式と収集方法を使用します。

  • 将来を見据えたインテグレーション: 既存のオブザーバビリティ インフラストラクチャだけでなく、将来のオブザーバビリティ インフラストラクチャにも接続できます。

  • ベンダー ロックインなし: 計測手法を変更することなく、バックエンドを切り替えられます。

3 ステップで Google Cloud にデータを取り込み可能

Google は、次の 3 つのステップで Google Cloud にデータを直接エクスポートする方法を用意しました。

  1. Google Cloud プロジェクト ID を設定する。

  2. Google Cloud で認証し、適切な IAM ロールと有効な API があることを確認する。

  3. ダイレクト GCP エクスポータを導入する: OpenTelemetry(OTel)を介して Google Cloud Platform(GCP)エクスポータを直接追加することで、中間 OTLP コレクタ構成を CLI でバイパスできるようになり、セットアップがシンプルになります。.gemini/settings.json を更新するだけで導入できます。

設定手順の詳細をご覧ください。

Google Cloud では、これらの基本ツールを提供することでインフラストラクチャのセットアップに必要な時間を減らし、アプリケーションの構築とイテレーションに注力できるように支援します。

早速始めましょう

拡充された最新のテレメトリーと新しい Google Cloud Monitoring ダッシュボードが一般公開されました。

Gemini CLI のテレメトリー ガイドCloud Monitoring ダッシュボード テンプレートを確認して、Gemini CLI の活用状況を把握してください。

- プロダクト マネージャー、Blanca Delgado

- シニア ソフトウェア エンジニア、Jerop Kipruto

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