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Google Maps Platform

WebGL を利用したマップ機能の一般提供を開始

2022年6月16日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/Web_gl_header.max-1800x1800.png
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 6 月 10 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

昨年の Google I/O において、Google Maps Platform のチームは、Maps JavaScript API の新しい WebGL による機能のプレビュー版を発表しました。クラウドベースのマップのスタイル設定で利用可能なカスタマイズとスタイル設定オプションの一部として、この一連の機能はこれまでにないベクター ベースマップの制御を実現しています。機能の例として、以下のものが挙げられます。なお、機能の詳細についてはデモをご覧ください。


  • 傾きと回転: ユーザーはマップを 3 次元で動かすことができます
  • カメラの移動: 視点の遠近を制御したり、スムーズなカメラ アニメーションを作成できます
  • WebGL Overlay View: マップの WebGL レンダリング コンテキストのライフサイクルを活用して、2D および 3D オブジェクトを深度とオクルージョンを考慮してマップ上に直接レンダリングできるようにします
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WebGL を利用したマップ機能は、最新のすべてのブラウザでサポートされているネイティブ WebGL API によって実現します。これは、デバイス内の GPU のレンダリング性能を利用可能にするもので、これまで Maps JavaScript API では不可能だったパフォーマンスの高い素晴らしいマップ体験を実現できます。

WebGL を利用したマップ機能をプレビューの段階でお試しいただいたすべてのデベロッパーの皆様に感謝致します。皆様からのフィードバック、バグレポート、テストは、これらの機能のプレビューから今日の一般提供に至る過程において大きな影響を与えました。

最新情報

WebGL Overlay View を一般提供するにあたり、Google は API を進化させ、内部レンダラに改善を加えました。これには、WebGL 2.0 レンダリング コンテキストを使用するためのベクターマップのアップグレード、コアライブラリの一部としての追加の拡張機能の提供、リアルタイム レンダリングの高速化、新しいグラフィック機能、ビデオメモリ消費の低減などが含まれます。

ユースケース

昨年のこれらの機能のプレビュー版をリリースして以来、お客様は以下のようなユースケースを実現されています。

deck.gl および WebGL Overlay View を使用した大規模な地理空間データセットの 2D および 3D ビジュアリゼーションの作成:

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/original_images/Large_geospacial_datasets_4.gif

BigQuery から取得した大規模な地理空間データセットの統合を容易にする CARTO Builder などのエンタープライズ グレードのデータ 可視化 ソフトウェア ツールでのマップ作成:

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/original_images/CARTO_builder_3.gif

デジタル分析の実行におけるデジタルツインの利用方法や、実空間での各種シミュレーションの試行:

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/original_images/Ubilabs_demo.gif

これは、WebGL を利用したマップ機能によって実現される強力なユースケースのほんの一部です。これらを含むデモにご興味がある場合は、デモ ギャラリーをご確認ください。  

使ってみる

一般提供に向けた変更点の一覧、および WebGL を利用したマップ機能を deck.glthreejs.org などのオープンソース ライブラリで使用する方法の詳細については、ドキュメントWebGL の Codelab をご参照ください。

この機会に、先進的な 3D マッピングの世界をぜひお楽しみください。

Google Maps Platform について詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。

- Google Maps Platform ソフトウェア エンジニア Mira Leung

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