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インフラストラクチャ

新たな投資に関するお知らせ: 海底ケーブル「Echo」

2021年4月6日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 3 月 29 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google はこれまでも、人々、地域、ビジネスを結び付けるインフラストラクチャの構築に尽力してきましたが、今回、再び新たな投資を行うこととなりました。本日は、米国からアジアへと続く新しい海底ケーブル「Echo」への投資についてお知らせします。Echo はカリフォルニア州ユーリカからグアムを経由してシンガポールまで続き、インドネシアにも上陸する予定です。将来的に上陸地点を追加する可能性もあります。

Echo は、ExpressRoute を介して直接ファイバーペアで米国とシンガポールをダイレクトに接続する初のケーブルとなります。このケーブルにより、世界で特に活気ある金融およびテクノロジーの中心地が存在する地域の Google Cloud Platform(GCP)リージョンで実行されるアプリケーションに接続するユーザーのレイテンシが低下します。

こうしたインフラストラクチャへの投資は、地域の経済活動に多大な影響を及ぼします。たとえば、2010 年から 2019 年の間の Google のアジア太平洋ネットワーク インフラストラクチャに関する最近の調査によれば、ネットワークへの投資により 110 万もの職が新たに生み出され、アジア太平洋地域の合計 GDP が 4,300 億米ドル増加しました。

Echo のアーキテクチャは、最大限の耐障害性を発揮するように設計されています。東南アジアを目的地とする独自の太平洋横断ルートは、北へ向かう従来の混雑した進路を避けており、2023 年の稼働開始を予定しています。Google は、Echo が東南アジアの接続性を拡張し、地域の人々やビジネスに新たな可能性をもたらす日を楽しみにしています。

-Google Cloud Global Networking 担当バイス プレジデント Bikash Koley

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