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セキュリティ & アイデンティティ

Professional Security Operations Engineer 認定資格で専門知識を証明

2025年9月25日
Charles Ross

Managing Director of Global Customer Engineering, Google Cloud Security

※この投稿は米国時間 2025 年 9 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

セキュリティ リーダーは優先事項を明確にしています。意思決定者にとって AI の次に重要なトレーニング トピックは、クラウド セキュリティです。クラウド ワークロードに対する脅威はますます高度化し、こうした攻撃からの組織の防御を支援する高度なスキルを持つ専門家の需要も高まっています。

組織が最新のセキュリティ ツールを管理できる専門家を求める現在、Google Cloud の新しいProfessional Security Operations Engineer (PSOE)認定資格は、新たな脅威や高度化する脅威を検出して対応するスペシャリストを育成することができます。

セキュリティ運用エキスパートとしての可能性を広げる

Google Cloud 認定資格の取得は、キャリアアップの強力な推進力となります。Google Cloud が委託し、2025 年に発表された Ipsos の調査によると、学習者の 80% が Google Cloud 認定資格を取得することでキャリアアップが早まると回答し、85% がクラウド認定資格を取得することで需要の高い職種に必要なスキルを習得できると回答しています。

Google Cloud の大手マネージド セキュリティ サービス プロバイダ(MSSP)である Foresite は、この認定がクライアントに優れたセキュリティを提供するために極めて重要な役割を果たしていると述べています。

「Foresite のリーダーとして、当社は Google Cloud の力を活用して、お客様に比類のないセキュリティ成果を提供することに取り組んでいるとお伝えします。Google Cloud Professional Security Operations Engineer(PSOE)認定資格は、そのミッションの基本となるものです。当社にとって、これはエンジニアが、お客様のビジネスの保護に利用されている高度な Google セキュリティ オペレーション プラットフォームを習得したことを明確に証明するものです。PSOE 認定の専門家チームを擁することで、当社の能力と専門知識を明確にお客様に保証できます。これにより、Google Cloud のプレミア MSSP としての信頼性が高まり、市場で決定的な優位性を得ることができます。これは、最終的には、当社が日々提供する卓越性のベンチマークとなります」と、セキュリティ エンジニアリング担当ディレクターの Brad Thomas 氏は話します。

PSOE 認定資格は、実世界のシナリオで企業のデータとインフラストラクチャを保護するために必要な実践的なスキルを検証するもので、プロフェッショナルとしての成功に欠かせない要素です。また、セキュリティ運用エンジニアが、変化し続ける課題や日常的な課題に直接対処する能力を実証するのにも役立ちます。

認定されたセキュリティ人材で決定的な優位性を獲得

MSSP やその他の Google Cloud パートナーである組織にとって、この認定資格は強力なツールです。セキュリティ プロフェッショナルが Google Cloud のソリューション スイートを利用して、セキュリティ対策の実装、セキュリティイベントへの対応、インシデントの修復を効果的に行う資格があることを保証できるからです。

採用担当者によると、特定のスキルセットを持つ人材の需要はさらに高まっています。Ipsos の調査では、リーダーの 80% が、クラウド認定資格を持つプロフェッショナルを採用したいと回答しています。これは、クラウド認定資格が専門知識の強力な指標として認識されているからです。

「当社は、セキュリティ エンジニアリングと運用における Accenture の優れた専門知識をクライアントに証明できる Google の新しい Professional Security Operations Engineer 認定資格に、大きな期待を寄せています。この認定により、クライアントはセキュリティ変革の最適なサービス パートナーを選択する際に、「Accenture には構造化されたトレーニングを受けた認定プロフェッショナルがいる」ということを確信できます。これは重要なことです。当社のチームにとって、この新しい認定資格は、専門能力開発とキャリアアップのための明確な道筋となります。Google の Professional Security Operations Engineer 認定資格の取得により、Accenture は、クライアントが Google Security Operations と Security Command Center のプラットフォームを導入して最大限に活用できるよう、より適切にサポートできるようになります」と、Accenture Cybersecurity の最高技術責任者である Rex Thexton 氏は述べています。

Google Cloud のセキュリティ ツールに関する包括的な専門知識を証明する

Google Cloud 認定 PSOE は、Google Cloud のセキュリティ ソリューションを効果的に使用して、企業環境全体のセキュリティ脅威を検出、モニタリング、調査、対応できます。このロールは、ID、ワークロード、サービス、インフラストラクチャなど、企業環境の幅広い領域をカバーします。

さらに、PSOE は、検出ルールの作成、構成ミスへの対処、脅威の調査、オーケストレーション ワークフローの開発などの重要なタスクを実行できます。PSOE 認定資格は、候補者の Google Cloud セキュリティ ツールとサービスに関する能力を検証するものです。具体的には、以下の能力が検証されます。

Google Security Operations

Google Threat Intelligence

Security Command Center

具体的には、次の 6 つの主要分野における能力が評価されます。

  • プラットフォーム運用(約 14%): 適切なテレメトリー ソースとツールを使用して検出と対応を強化し、アクセス認証を構成する。

  • データ マネジメント(約 14%): セキュリティ ツール用のログの取り込み、ユーザー、アセット、エンティティのコンテキストのベースラインを特定する。

  • 脅威ハンティング(約 19%): 環境全体で脅威ハンティングを実施し、脅威ハンティングに脅威インテリジェンスを使用する。

  • 検出エンジニアリング(約 22%): リスクを検出して脅威を特定するメカニズムを開発、実装し、検出に脅威インテリジェンスを使用する。

  • インシデント対応(約 21%): セキュリティ インシデントの封じ込めと調査、対応プレイブックの作成、実装、使用、ケース管理ライフサイクルを実装する。

  • オブザーバビリティ(約 10%): 分析情報を提供するダッシュボードとレポートの構築と保守、ヘルス モニタリングとアラートを構成する。

試験を受けるための正式な前提条件はありませんが、受験者には次のことをおすすめします。

セキュリティ業界での 3 年以上の実務経験。

Google Cloud のセキュリティ ツールを使用した 1 年以上の実務経験。

この認定資格は、セキュリティ アーキテクトなど、キャリアの高度な段階や役割にある経験豊富な専門家に適しています。

セキュリティ運用への道はここから始まります

試験に備えて、Google Cloud はオンライン トレーニングやハンズオンラボなどのリソースを提供しています。公式の Professional Security Operations Engineer 試験ガイドには、試験で取り上げられるトピックの完全なリストが記載されており、受験者は自分のスキルと試験内容を照らし合わせて、準備すべき分野を確認できます。推奨される学習プログラムで準備を始めることもできます。

Professional Security Operations Engineer 認定資格の詳細を確認し、今すぐ登録しましょう。

ー Google Cloud Security、グローバル カスタマー エンジニアリング担当マネージング ディレクター、Charles Ross

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