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セキュリティ & アイデンティティ

Chrome Enterprise Premium:エンドポイント セキュリティの未来

2024年4月12日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は、2024 年 4 月 10 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

今週開催した Google Cloud Next で、組織向けのセキュリティ最前線となる新たなサービス Chrome Enterprise Premium を発表しました。Chrome Enterprise Premium は、エンドポイント セキュリティをシンプルに強化できるサービスです。世界で最も信頼されているエンタープライズ ブラウザの進化版である Chrome Enterprise Premium を使用することで、多くの企業ユーザーの保護を強化できます。 

新しいエンドポイント

ブラウザは単なるインターネットへの入口ではありません。ブラウザは、企業における重要なデータの取り扱いやコラボレーションのほぼすべてを担う新たなエンドポイントの役割へと進化しています。現代の企業では、認証、アクセス、通信や共同作業、管理、さらにはコーディングさえも、すべてブラウザベースで行われています。しかしながら、リモートワーク、業務委託先の増加、組織が管理していないデバイスの急増などにより、エンドポイント セキュリティはますます制御が困難になっています。こうした傾向が加速および集中する今、ブラウザが現代の企業におけるエンドポイント セキュリティ強化の対象であることは明白です。Gartner調査では、「シームレスなハイブリッド ワークを実現する上で、エンタープライズ ブラウザは、従業員の管理対象および管理対象外のデバイスに生産性とセキュリティを提供する中心的なプラットフォームになる」と予測しています1

Chrome Enterprise Premium で高度なセキュリティを実現

すでに世界中のユーザーが Windows、macOS、ChromeOS、Android、iOS で Chrome ブラウザを利用し、情報へのアクセスや安全な作業を実現しています。Chrome はブラウザ セキュリティのリーダーとして、業界標準を打ち破り、確立した機能とベスト プラクティスを構築してきました。たとえば、Google は高度なセキュリティ サンドボックスと新たなエクスプロイト保護を導入し、ゼロデイ脆弱性への対応時間において業界をリードしています。また、セキュリティの進化も継続して行っており、最近では AI を使用したプライバシー保護やウェブサイトのリアルタイム チェックにより、高度な攻撃からユーザーを保護する取り組みを発表しました。Chrome Enterprise Premium は、Chrome Enterprise で利用可能なコア機能に基づいて構築されており、IT およびセキュリティ チーム向けの管理ツールが組み込まれているため、従業員に選ばれる安全で信頼性の高いブラウザを組織に提供できます。

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Chrome Enterprise Premium は、以下の高度なセキュリティ機能を提供します。

  • エンタープライズ コントロール : ポリシー施行、エンタープライズ ポリシーに合わせたソフトウェアのアップデートと拡張機能の管理、RDP、SCP、SSH、およびその他の TCP プロトコルのサポートを提供します。

  • セキュリティに関するインサイトとレポート : イベント レポート、デバイス レポート、企業全体の可視性を実現するフォレンジック機能をサポートしており、他の Google およびサードパーティ セキュリティ ソリューションと統合できます。

  • コンテキストアウェア アクセス制御 : Web アプリケーション向けに拡張できるほか、ブラウザの健全性に基づくアクセス制御により SaaS および Web ベースのアプリへの継続的なゼロトラスト アクセスを実行できます。また、認可されたアプリケーションと認可されていないアプリケーションのデータ漏洩リスクを軽減できます。

  • 脅威対策とデータ保護 : 最前線のインテリジェンスと AI、動的 URL フィルタリング、およびサイト分類を使用して、コンテンツ監査とデータ損失防止、マルウェア対策、フィッシング対策を提供します。

Chrome Enterprise Premium を使用する組織は、Google の世界水準の脅威インテリジェンス、セキュリティ機能、Google の安全なグローバル ネットワークを介したゼロトラスト アクセスの恩恵を得ることができます。

「Chrome Enterprise Premium により、Project Zero の最先端のセキュリティ研究や迅速なセキュリティ パッチなど、Google のセキュリティ専門知識を活用することができます。生成 AI プラットフォームなどのアプリケーションで機密情報を監査できるため、データ損失防止の制限と警告を設定することにより、情報の転送が 50% 削減されました。これは、特筆すべき点です。」

Nick Reva、企業セキュリティ エンジニアリング責任者、Snap

「セキュア エンタープライズ ブラウジング ソリューションとして Chrome と Google を選択した理由は、ユーザーのデータと企業データを安全に保つ詳細な視認性と保護が提供されるためです。ソリューションを有効にすることで、数時間以内に大量の企業情報を抜き出す試みを特定して阻止することができます。」

Tim Ehrhart、情報セキュリティ担当ドメイン責任者、Roche

Chrome Enterprise Premium についてより詳しく知る

本日ご紹介した Chrome Enterprise Premium の詳細は、こちらをご覧ください。関連する Next ‘24 のセッションは、以下よりご覧いただけます。

Chrome Enterprise Premium の導入に関するご相談は、Chrome Enterprise エキスパートまでお問い合わせください

-Parisa Tabriz, VP, Chrome, Google

1. Gartner, Emerging Tech: Security — The Future of Enterprise Browsers, 14 April 2023 GARTNER is a registered trademark and service mark of Gartner, Inc. and/or its affiliates in the U.S. and internationally and is used herein with permission. All rights reserved.

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