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セキュリティ & アイデンティティ

セキュリティ分析プラットフォームを評価する The Forrester Wave が Google を「Strong Performer」に選出

2025年7月10日
Chris Corde

Director Product Management, Google Cloud Security

Mike Hom

Product Architect, Google Cloud Security

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※この投稿は米国時間 2025 年 6 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google は、初めて参加した The Forrester Wave™: Security Analytics Platforms, Q2 2025 で「Strong Performer」に選出されました。このレポートで評価されている Google Cloud のビジョンは、脅威インテリジェンス主導のセキュリティ運用を根幹とする Mandiant に大きく依拠しており、その点はプラットフォームにも明確に反映されています。

Google にとって、今回の評価は、セキュリティ運用の未来に対する Google のビジョンと、最新の脅威から組織を保護するために必要なプラットフォームを提供するという Google の取り組みの裏付けとなるものです。

従来のセキュリティ オペレーション センター(SOC)は、現代の複雑な脅威に対応できない時代遅れのツールや手法に苦慮しています。Google は、Google Security Operations(クラウドネイティブかつインテリジェンス主導の AI を活用したプラットフォーム)によって SOC がこの状況を変えられるよう支援しています。

今回「Strong Performer」に選ばれたことで、Google のビジョンが高く評価され、Google Security Operations の性能とイノベーションが注目されたものと考えています。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/the_forrester_wave_x_google_cloud_jfpv5gx.max-1900x1900.png

インテリジェンス主導の AI を活用したプラットフォームでセキュリティ面での成果を達成

Forrester は、最新のサービス、戦略、顧客フィードバックなどの基準に基づいて複数のベンダーを評価しました。この評価に初めて参加した Google が「Strong Performer」に選出されたことで、Google がお客様に提供する独自の強みが評価されたものと考えており、誇りに思います。

Forrester のレポートには、「顧客は、このプラットフォームでの検索の速さと、Mandiant 買収の効果、特に脅威インテリジェンスの価値を高く評価している」と記載されています。

アナリスト向けの統合エクスペリエンス。Google にとって、このレポートは、現代のセキュリティ運用においてワークフローの統合が最も重要であるという Google の信念を裏付けるものです。この信念は、SIEM、SOAR、脅威インテリジェンスを組み合わせて、脅威の検出、調査、対応のライフサイクル全体を効率化するという Google の手法の基本原則となっています。アナリストのワークフローに直接 AI を組み込むことで、詳細なコンテキスト、ガイド付きの推奨事項、複雑なタスクの自動化をお客様に提供し、脅威の検出とインシデント対応(TDIR)のプロセス全体を高速化して、全体的な効率を向上させることができます。

インテリジェンス主導のセキュリティ。Forrester のレポートでは、Google のプラットフォームが、脅威インテリジェンス主導のセキュリティ運用を基盤としていることが説明されています。Google Security Operations は、Google Threat Intelligence に依拠する独自の高度な脅威インテリジェンス機能を通じて、従来の SIEM に変革をもたらしています。Google Security Operations は、TDIR ワークフロー全体でセキュリティ運用担当者に価値の高いコンテキストを提供することで、組織が脅威を検出するまでの平均時間を短縮できるよう支援しています。特に、新たな脅威アクターの行動に対して効果を発揮します。このインテリジェンス主導のアプローチは、セキュリティ チームによる攻撃の事前防御を支援するうえで基本となるものです。

スピードと規模。Forrester のレポートでは、お客様が Google のプラットフォームでの検索の速さと Mandiant の買収の効果を高く評価していると述べられています。この相乗効果により、組織は従来のツールでは不可能な速度でセキュリティ データを取り込み、分析できるようになります。

エージェント セキュリティの開拓

Google のビジョンは支援型 AI にとどまりません。お客様が自律型 SOC ワークフローのメリットを享受できるよう、エージェント セキュリティ オペレーションの開拓も進めています。Google Cloud Next 2025 で初めて発表した自動アラート トリアージ エージェントを皮切りに、検出エンジニアリング、トリアージと調査、脅威ハンティング、対応のためのエージェント ワークフローを積極的に構築しています。

エージェント セキュリティを利用することで、アナリストは複雑なタスクを AI に任せ、セキュリティ戦略を支えるより価値の高い業務に集中できます。最終的には、防御側にとってきわめて重要な優位性をもたらすものと確信しています。

最新の脅威に備える最新のプラットフォーム

Google Security Operations は、最新の脅威環境で生じている課題に正面から取り組むことができるように設計されています。Google は、Google Threat Intelligence と SIEM、SOAR、最高水準の AI の性能を組み合わせた包括的なセキュリティ プラットフォームを提供しています。これにより、お客様はより多くの情報を確認し、処理を自動化し、自信を持って断固たる行動を取ることができます。

「Google Security Operations を使用することで、ログに記録するデータの量は約 22 倍、イベントの件数は 3 倍になり、調査の所要時間は半減しました」と話すのは、Vertiv の CISO を務める Mike Orosz 氏です。

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Forrester の評価は、運用上の負担を最小限に抑え、業務を効率化し、優れたセキュリティ成果をもたらすためのツールによってセキュリティ チームを支援するという Google の取り組みを後押しするものであると Google は考えています。

Google Security Operations によるモダナイズの方法について詳しくは、Forrester のレポートでご確認ください。「The Forrester Wave™: Security Analytics Platforms, Q2 2025」レポート全文はこちらから無料でご覧いただけます


Forrester がリサーチに関する発行物に掲載されている特定の企業、製品、ブランド、サービスを推奨することはありません。また、かかる発行物に記載されている評価に基づいて、特定の企業またはブランドの製品またはサービスを選択するよう個人に助言することもありません。情報は、利用可能な最適なリソースに基づいて示されます。内容はその時点での判断によるものであり、変更される可能性があります。詳しくは、Forrester の客観性に関するこちらの説明をご覧ください。

-Google Cloud Security、プロダクト管理担当ディレクター、Chris Corde
-Google Cloud Security、プロダクト アーキテクト、Mike Hom

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