Google Cloud と Google Workspace の規定に沿ったデータ処理の進化
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2022 年 9 月 21 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google では、プロダクト、サービス、契約を改善し、お客様により良いものを提供できるよう取り組んでいます。この目的のため、このたび Google Cloud、Google Workspace(Workspace for Education を含む)、Cloud Identity(別途購入の場合)のデータ処理規約を更新し、Cloud のデータ処理に関する追加条項(「CDPA」)として統合したことをお知らせいたします。
CDPA は、これまで個別になっていた Google Cloud を利用するお客様向けのデータ処理およびセキュリティ規約と Google Workspace および Cloud Identity を利用するお客様向けのデータ処理の修正条項の利点を維持しつつ、Google の規定に沿ったデータ処理を効率化および強化するものです。対応する新しい CDPA(パートナー) は、Google Cloud パートナーに対し同等な規定を提供します。
この更新の一部として、英国の情報コミッショナーが発布した国際的なデータ移転に関する新しい追加条項(「UK Addendum」)を反映しました。UK Addendum は、英国の GDPR に基づいて EU 標準契約条項(「SCC」)を使用して個人データを転送することを許可するもので、以前の条項に含まれていた英国の個別の SCC に置き換わるものです。データ移転に関する欧州の法的規則の概要と EU の SCC および UK Addendum の導入における Google の取り組みについては、更新されたホワイトペーパーをご覧ください。Google の SCC については、こちらからご確認いただけます。
Google のデータ処理規約は、名称を変更し、統合して更新されましたが、Google Cloud、Google Workspace、Cloud Identity のすべてのお客様と Google Cloud のすべてのパートナーのデータを保護し、データ移転やその他の規制要件へのコンプライアンスを可能にするというコミットメントは変わりません。
Google Cloud、Google Workspace、Cloud Identity のプライバシーに対するコミットメントについて詳しくは、プライバシー リソース センターをご覧ください。
- Google Cloud、プライバシー部門ディレクター兼グローバル責任者 Marc Crandall