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セキュリティ & アイデンティティ

新しい調査結果: 企業によるクラウド セキュリティへの信頼がこれまで以上に向上

2021年7月7日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 7 月 2 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミック下で、従業員は仮想オフィスに逃れ、企業は分散型のリモート環境に大急ぎで適応しなければなかった中、クラウドベースのソリューションは組織にとってテクノロジーの救命ボートと言えるものでした。一方、ビジネスにおけるクラウド テクノロジーの役割に対してこうした急速かつ大幅な変化が生じるのに伴い、セキュリティへの注目が高まることとなりました。

クラウドへの移行が加速したことで、企業は既存のセキュリティ対策を急速に進化させ、ビジネスの中核で重要となるあらゆるものを保護する必要も生じました。これには、従業員、運用データ、トランザクション データから、顧客、特に機密性の高い個人情報までが含まれます。企業は突如として、ビジネス プラクティス、従業員トレーニング、セキュリティ ポリシーの不十分な箇所に直面することになったのです。

最近 Google からの委託で IDG により行われた調査では、クラウドベースのセキュリティ ソリューションがお客様の安全を維持するために果たしている役割に焦点を合わせながら、パンデミックが始まって以降にセキュリティ ソリューションに対する意識が高まっている背景について詳細に調べました。2,000 人のグローバルな IT リーダーを対象に行われたアンケートから、昨今の新しい未知の世界において、企業がクラウド セキュリティを採用する準備がこれまで以上に整っていることが見えてきました。

パンデミック後のセキュリティは優先度がさらに上昇

今回のパンデミックを受け、多くの組織は従業員がオフィスから離れた自宅で一時的に作業するようになったため(場合によっては当面在宅勤務を奨励)、かつてないほど広範な領域が攻撃にさらされています。個人のインターネット接続環境には固有のセキュリティ保護が少なく、ビデオ会議による業務ミーティングが増えたため、攻撃者は新たな弱点につけこみ悪用することを狙った独自のサイバー パンデミックを開始しています。

企業がセキュリティ対策と予防措置を強化しているとはいえ、脅威が高まり続ける中、IT リーダーは常にセキュリティを最優先事項として捉えています。IDG による調査によると、セキュリティのリスクと懸念は依然としてイノベーションを妨げる最大の問題点の一つであり、IT 要員および開発者のスキル不足の次に多くの回答がありました。

企業はクラウド プロバイダからのセキュリティの支援を期待

結果として、セキュリティ リスクへの対処は、IT リーダーがクラウド プロバイダにサポートを求める主要な分野となっています。こうした組織にとって、クラウド サービスを使用しながらデータへのアクセスも制御できる機能は、クラウド プロバイダが提供するインフラストラクチャ セキュリティとコンプライアンスの機能の中で最も必要とされていました。

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クラウド セキュリティはかつてないほど信頼性が向上

結果を詳しく調べると、クラウド セキュリティが最新の攻撃から企業を保護する役割を実際に果たしているかどうかについて見方が変化していることも明らかでした。IT リーダーの大多数は、以前は懐疑的だったものの、現在はクラウドベースのセキュリティ ソリューションの使用に満足するようになりました。

クラウド インフラストラクチャのセキュリティに対する信頼度は極めて高く、回答者の 85% が安全、またはオンプレミス インフラストラクチャよりも安全であると感じていると答えています。一方、オンプレミスの方が安全であると考えている回答者は 15% にすぎません。

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これは、クラウドベースのセキュリティ ソリューションの有効性に関する懸念が少ないことを明確に示しており、組織がクラウドベースのインフラストラクチャとソリューションに投資するにつれて信頼が高まっていることを示唆しています。

安全で安心なソリューションへの Google Cloud の取り組み

Google Cloud はデータ、アプリケーション、インフラストラクチャに加え、お客様を不正行為、スパム、その他の種類のオンライン不正使用から保護します。Google の運用に使用されているものと同じインフラストラクチャ基盤とセキュリティ サービスを使用して、増え続ける一連のサイバーセキュリティの脅威からユーザーを保護します。お客様は「使いやすさ」と「高度なセキュリティ」を天秤にかける必要がありません。

IDG の調査結果と、IT リーダーが COVID-19 後のセキュリティに関する懸念にどのように対処しているかについて詳しくは、レポート全文をダウンロードしてご覧ください。


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Google Cloud のネットワーキング、データ ストレージ、コンピューティング サービスは、保存時も転送時もデータを暗号化して、お客様およびお客様の顧客のデータの整合性、信頼性、プライバシーを確保します。また、VM とコンテナ ワークロードで処理中のデータを暗号化する機能も提供します。さらに、高度なセキュリティ ツールによってコンプライアンスとデータの機密性をサポートすると同時に、運用オーバーヘッドを最小限に抑えることができます。

-Google Cloud メッセージングおよびコンテンツ担当ディレクター Natalie Lambert

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