Google Cloud と Google Workspace のデータ処理に対する Google の取り組みを拡大
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2023 年 8 月 16 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Google Cloud は、お客様のデータ処理とセキュリティの進化する要件に応えられるよう取り組んでいます。この目的のため、このたび Cloud のデータ処理に関する追加条項(CDPA)の新しいバージョンを発表する運びとなりました。新しいバージョンでは、Google Cloud、Google Workspace(Workspace for Education を含む)、Cloud Identity(個別に購入した場合)、Looker(オリジナル)の世界中のお客様に適用されるデータ処理およびセキュリティ規約が更新されています。CDPA(パートナー)には、Google Cloud および Looker(オリジナル)のパートナー様を対象とした同様の更新内容が含まれています。
これらのバージョンの CDPA は、前述のすべてのプロダクトに対する Google のグローバルなプライバシーおよびセキュリティのコミットメントを強化し、便利な 1 つの場所に統合することを目的としています。主な更新内容は次のとおりです。
これまで欧州データ保護法の対象となるお客様またはパートナー様にのみ提供されていた特定のコミットメントが、より広範なお客様基盤やパートナー様基盤に適用されるように拡張されました。
プライバシーに関する新しい規則をサポートするために、特定のコミットメントが追加されました。
特定のサービスに関するプロダクト固有のプライバシーおよびセキュリティ規約を統合しました。
特筆すべきは、データ プライバシー関連法が進化し続けているため、CDPA 内の既存のプライバシーに関するコミットメントの適用を拡大し、世界中どこでも、プライバシー関連法の対象となる可能性のあるお客様やパートナー様にメリットがもたらされるようにしたことです。たとえば、GDPR といった欧州データ保護法の遵守をサポートするためにこれまで提供してきた(そして今後も提供し続ける)徹底したコミットメントを弱めることなく、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)の遵守をサポートするためのコミットメントを提供するようになりました。
また、Google の契約の他のセクションにあった特定のプライバシーおよびセキュリティ規約を CDPA に移し、これらの規約を簡素化することで、Google のプライバシーとセキュリティに対するコミットメントの透明性と明瞭性を高めました。お客様とパートナー様は、特定のプライバシーおよびセキュリティ規約をすべて 1 か所で簡単に見つけられるようになりました。
これまでと変わらないのは、Google のプロダクトをお客様とパートナー様が安全に使用できるようにし、適用される規制要件の遵守をサポートすることに引き続き注力していくことです。
Google のプライバシーに対するコミットメントの詳細については、プライバシー リソース センターをご覧ください。