Google Meet の自動字幕起こし機能が新たに 4 言語に対応
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2020 年 12 月 16 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
本日、Google Meet の自動字幕起こし機能が新たにフランス語、ドイツ語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(スペイン、ラテンアメリカ)に対応したことを発表いたしました。Google Meet の自動字幕起こしは、Google の音声入力テクノロジーを使用して自動字幕起こしを行い、聴覚障がいのある参加者や難聴の参加者がビデオ会議を利用できるようする機能です。今回のアップデートにより、英語でのみ利用可能だった機能が補完されます。
今年は、多くの人の働き方が劇的に変化しました。そして、職場に復帰する人や完全にリモートで仕事をする人、あるいはその両方の働き方を組み合わせる人にとって、開放的で利用しやすいフェアな仮想会議を行えることが非常に重要になりました。これまで、「誰がどのような表情で発言しているかだけでなく、発言内容を文字で読みたい」という意見が Meet ユーザーから寄せられていました。自動字幕起こし機能のサポート言語を拡大したことで、開放的で利用しやすいビデオ会議を多くの職場で活用していただければ幸いです。また、字幕設定が「固定保存」されるように変更しました。会議中にオンまたはオフにした設定と選択した言語は保存され、今後の会議で同じ設定を使用できます。
スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語の自動字幕起こし機能は、本日からすべてのエディションの Meet ウェブユーザーにロールアウトされます。このロールアウトについて詳しくは、Google Workspace アップデート ブログをご覧ください。
多人数向けの大規模な会議の継続的な改善
より多くの参加者がビデオ会議にさらに関与できる環境を用意するため、大規模な会議機能のアップデートも引き続き行っています。以前は教育機関のみ利用可能だったブレイクアウト セッションと出席レポートが、その他の Google Workspace のお客様にもご利用いただけるようになりました。さらに、挙手機能が企業と教育機関の両方のお客様にロールアウトされます。
今後の対応
Google Meet では引き続き 2021 年 3 月 31 日まで、Gmail アカウントをお持ちのお客様に無料バージョンで無制限のビデオ会議(最長 24 時間)を提供します。このホリデー シーズンにぜひご活用ください。
今回のアップデートや他のアップデートについて詳しくは、The Keyword の投稿をご覧ください。
-Google Cloud プロダクト マネージャー Phillip Nelson