Twitter のリーダーが、Google Cloud トレーニングが IT 部門の幹部や従業員に必須だと考える理由

Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 2 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
編集者注: 今回は、Twitter 社のプラットフォーム エンジニアリング担当ディレクターである Kathleen Vignos 氏にお話を伺いました。Twitter 社のリーダーや従業員がビジネスの効果を高め、最新のテクノロジーを活用し、キャリアを伸ばしていくために、Google Cloud トレーニングと認定資格がどのように役立つかを紹介していただきます。
Twitter の中核をなす価値の一つは、成長型マインドセットを持つことです。Twitter のプラットフォーム エンジニアリング部門のディレクターとして、私のようなエンジニアリング リーダーが技術トレーニングの最新情報を入手し、チームが必要なトレーニングを受けられるようにすることは重要だと考えています。
私は、クラウド アクセラレーション チームを含むインフラストラクチャ自動化グループを率いています。ハイブリッド クラウド戦略の一環として、弊社のクラウド アクセラレーション エンジニアは、Twitter のデベロッパーが Google Cloud などのクラウド サービスを利用できるようにすることに重点を置いています。クラウドのベスト プラクティスを確実に推進するために、私は Twitter での 6 日間にわたる Google Cloud のトレーニング セッションの開催を支援し、参加しました。このトレーニングでは、最新のクラウド テクノロジーの活用方法を深く理解し、新しいスキルや考え方を学ぶことができました。
セッションでは、安全なクラウド アーキテクチャ ソリューションの設計と計画、クラウド インフラストラクチャの管理とプロビジョニングの方法に焦点を当てました。また、技術プロセスやビジネス プロセスを分析し、最適化する方法を学びました。さらに、このトレーニングにより Google Cloud の Professional Cloud Architect 認定資格の取得に向けて準備することもできました。
IT リーダーが Google Cloud トレーニングを受講すべき理由
クラウド アーキテクチャ トレーニングは、クラウド アーキテクチャの専門知識を深め、クラウド戦略の評価において行うべきビジネス上の意思決定や、それに伴うトレードオフを理解するうえで役立つため、技術リーダーにとって重要です。
また、このトレーニングはオンプレミス戦略の改善にも役立ちます。一種の組織的なフレームワークとしてプロダクトがどのようにグループ化されているかを理解し、オンプレミス環境をサポートするチームの構成方法について新たな視点を持てます。また、セッションで教わったクラウドのベスト プラクティスをいくつか検討することで、オンプレミス戦略も改善できました。
Google Cloud のトレーニング中に実践的な経験を積めたことも貴重です。エンジニアリング リーダーはキャリアを重ねるにつれて、日々のコーディングにより実践経験を積んでコンソールや機能を探索することから遠ざかっていきます。この種のトレーニングは、私たちが学び続けるための絶好の機会です。この業界は急速に進化し続けているため、学ぶことは不可欠です。すでに使いこなしているテクノロジーと、投資すべき新たなイノベーションをしっかりと理解する必要があります。
たとえば、トレーニング ラボで gcloud コマンドを実行すると、インスタンスを稼働させる方法などが、コマンドライン、コンソール、または Cloud API 経由で実行する方法と併せて示されます。セッション中にネットワーキング サブネットを作成することで、サービス間のネットワーキングの設定中にトラブルシューティングを行う必要がある場合にチームで発生する問題を疑似体験できます。また、Bigtable に対するシンプルなクエリにより、大規模なデータセットを操作できることがいかに強力で便利であるかを体験できます。
さらに、このトレーニングを受講したことで、課題の価値を評価して、自分のチームにどのようなトレーニングを提供し続けるかを決めることができました。
IT リーダーがチームの Google Cloud トレーニングと認定資格に投資すべき理由
Google Cloud 認定資格を取得するには、個人で Google Cloud トレーニングを受講し、包括的な認定試験に合格する必要があります。この資格は、チームが専門知識を立証し、キャリアを伸ばすための貴重な実績証明となるほか、組織がトップレベルの人材を維持するうえでも役立ちます。
私のチームのメンバーが認定資格を取得すると、このチームにクラウドの専門家がいることが Twitter 社内で認識されました。認定資格者は、Twitter の他の従業員のクラウドスキル向上を支援することもできます。
デベロッパーとエンジニアは、仕事で新しいテクノロジーを利用できる能力や、新しいスキルを習得し続けられる能力を重視しています。実際、Twitter が学習と成長へコミットメントしている状況下で、デベロッパーやエンジニアは、興味深く複雑で能力が試される大規模な問題に取り組めるようになることを望んでいます。それらの問題を解決するために最新テクノロジーを利用できることを期待しています。
トレーニングと認定資格の機会を提供するとともに、業務時間中にトレーニングを行うことで、会社がキャリアと成長に投資していることを従業員に周知できます。リーダーの強力なサポートを受けて社内でキャリアを積めることが明確になれば、従業員が仕事にやりがいを感じ、組織に留まる可能性が高くなります。
Google Cloud 認定資格についてさらに詳しく知るには、こちらのオンデマンド ウェブセミナー (英語版) をご覧ください。取得可能な認定資格の概要を確認することや、認定試験の準備に利用できる推奨トレーニング コース、ヒント、ツールなどの学習プログラムに関する情報について知ることができます。
-Twitter 社プラットフォーム エンジニアリング担当ディレクター Kathleen Vignos 氏