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トレーニングと認定

退役予定軍人向けの学習ジャーニー

2021年11月19日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 11 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

毎年、20 万人の米国軍人が退役しています。しかしながら、技術分野で働くスキルがあるにもかかわらず、多くの退役軍人は明確なキャリアの道を見つけられずにいます。2019 年の調査によると、多数の退役軍人が除隊後に就職する準備ができていないと感じ、復員兵援護法の特典を学習や訓練に活用する方法を理解していないことがわかりました。ここで、Google Cloud のスキル トレーニングの出番です。

今年の 8 月、50 人の軍人が Google Cloud のスポンサー提供による 12 週間の認定資格のコースを受講して、Google Cloud Associate Cloud Engineer 認定資格の取得を目指しました。参加者はオンラインのオンデマンド学習アセット、Google のエンジニアから学べる隔週の技術レビュー セッション、Google グループによるガイダンスを利用できました。

オンライン トレーニングを修了した参加者は Google Cloud Associate Cloud Engineer 認定試験に挑みます。合格基準に達すると新たな Cloud 認定資格を得られ、IT 業界で Cloud のスキルを証明できるようになります。認定資格を取得することにより、インターンシップと雇用の機会を得られ、退役軍人のキャリアアップに役立ちます。

Google Cloud 認定資格を取得するメリット

クラウド コンピューティングは IT 業界において急速に成長している分野の 1 つです。クラウドの導入が加速するにつれて、クラウド技術が実世界でビジネス上の主要な問題を解決する方法も増えています。Cloud 認定資格は、軍隊にとどまらず幅広いマーケットに技術スキルを示すための素晴らしい方法です。

また、クラウドのスキルには需要があります。IT リーダーの 90% 以上が、今後数年間でクラウド環境を成長させたいと考えていると回答していますが、そのうち 80% 以上は従業員のスキルや知識の不足がこの成長の妨げになっていると指摘しています。

残念なことに、2020 年の調査報告書によると IT 人材の不足は企業の大きな懸念事項であり続け、これによりクラウド プロジェクトが引き続き遅延すると答えた回答者は 86% にのぼりました。要件を満たす求職者の規模が縮小すれば、戦略的目標に達するのに必要な人材を見つけて確保することが困難になるため、これはグローバル企業の経営幹部にとって最大のビジネス リスクになります。

詳細は以下からご覧ください

この最初の軍人のための認定資格プログラムの総括として、数か月以内に新しいコホートへの拡大を計画しています。クラスは完全にバーチャル形式で行われ、すべてのトレーニングはオンデマンドでアクセスできるため、ウェブやモバイル デバイスを通じてどこからでも好きな時間にコースワークに参加できます。この認定資格プログラムがご自身(または知り合い)に適したものであるか、以下でご確認ください。

対象者

CS / CIS 関連の教育を受けたか、関連業務(IT、サイバーセキュリティ、ネットワーキング、セキュリティ、情報システム)の実務経験がある、除隊予定の米国軍人および退役軍人が本プログラムの対象です。コーディングのスキルは必要ありません。ただし、仮想マシン、オペレーティング システム、ストレージ、ファイル システム、ネットワーキング、データベース、プログラミング、コマンドラインでの Linux の操作などの IT コンセプトを理解しておくことを強くおすすめします。

Google Cloud は退役予定の軍人、退役軍人、およびその配偶者向けにクラウド ファーストの世界で成功するためのトレーニングと認定資格の機会を提供する取り組みを行っています。来年初旬の最新情報にご期待ください。

- Google Cloud 学習サービス担当マネージング ディレクター Rochana Golani

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