AI コーディング エージェント向け Google Cloud Developer プラグインのご紹介

Jonathan Lee
Content Strategist
※この投稿は米国時間 2026 年 9 月 11 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
エージェント スキルをドキュメントやリモート MCP サーバーと組み合わせて使用することは、AI ワークフローを成功させるための有効な手段となります。特定のユースケースではコンテキスト ウィンドウの使用量を削減する効果もあり、インストールも簡単です。しかし、個々のスキルの管理は煩雑になりがちであり、スキルによっては他のスキルや MCP サーバーと連携して同じ目標に向かって動作するときに最も効果を発揮するものもあります。こうした場合に役立つのがプラグインです。
そこでこのたび、AI コーディング エージェント向けの新しい Google Cloud プラグインをリリースしました。これらのエージェント プラグインは、インストール可能なバンドルとして設計されており、Google Cloud 上でより効果的に動作するためのスキルとツールを任意の AI エージェントに提供します。
ツールの連動に関する問題を解決
コーディング エージェントの使用を拡大していくと、関連するスキルを組み合わせて使用したり、補完的なコンテキストやツールと併用したりすることで、その能力が大幅に向上する場合があります。たとえば、インフラストラクチャを分析するエージェントは、ドメインの知識、ワークフローの推奨事項、ライブ環境とやり取りする機能と組み合わせることで、効果が向上します。
プラグインは、関連する機能をまとまりのあるインストール可能なバンドルにパッケージ化することで、「ツールを連動させる」という課題を解決します。これにより、複雑な依存関係を管理することなく、幅広い基本機能とプロダクト固有の高度なツールの両方を活用できるようになります。
このリリースではまず、すべての Google Cloud ユーザーのエージェント機能に対応できる基本的なプラグインを提供します。エージェントが Google Cloud 関連のスキルを簡単に取得し、公式ドキュメントを活用して、Google Cloud とのプログラマティックなやり取りを処理できるようにすることに重点を置いています。
オープン スタンダードを基盤に構築
また、Google のプラグインは、エージェント スキルと Model Context Protocol(MCP)サーバーをポータブルで相互運用可能なユニットにパッケージ化するための、オープンかつベンダーに依存しない標準である Agent Plugins 仕様に準拠して構築されています。Agent Plugins 標準は、開発者が AI アシスタントごとに異なる構成やラッパーを管理する必要をなくし、統合されたマニフェストとディレクトリ構造を提供します。
Google Cloud のプラグインは、この標準を採用することで、さまざまな AI コーディング環境を利用するデベロッパーが Google Cloud での成功を支援するツールにアクセスする際の一貫性と品質を確保しています。この標準は、本日ご紹介するプラグインだけでなく、Google Agent Skills リポジトリに公開されている他のすべてのプラグインにも適用されています。
ここでは、Google Agent Skills リポジトリに公開したばかりのフラッグシップ プラグインである google-cloud-developer について見ていきます。このプラグインは、エージェントが Google Cloud を操作する際の基本事項(認証、認可、プロジェクトの管理、gcloud CLI オペレーションのガードレールなど)を適切に処理できるようにするためのものです。このプラグインには、Developer Knowledge MCP サーバーの構成もバンドルされています。そのため、エージェントは Google のデベロッパー向け公式ドキュメントを最新のグラウンディングとして利用できます。
プラグインの動作: プロジェクトのオンボーディングと ID の認証
このプラグインの仕組みを理解するため、スクリプト作成作業の一環として新しいプロジェクトをブートストラップする場合を考えてみましょう。google-cloud-developer プラグインをインストールすると、エージェントに次のようなプロンプトを送信できます。
このプラットフォームを初めて使用するので、アカウントを取得して、課金を設定した最初のプロジェクトを作成する必要があります。次に、作成中のスクリプトが自分自身としてではなく、サービス ID として API を呼び出せるように、ローカルマシンを認証する必要があります。
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環境の把握: エージェントは、CLI が利用可能か、既存のプロジェクトや組織があるかといった前提条件を確認するため、実際の環境に対してバックグラウンドでサイレントにチェックを実行します。
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レビュー: エージェントは、プロンプトの内容に起因して発生しうるリスク(誤って鍵を漏洩する、Git への commit など)を考慮します。
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ガードレールとのやり取り: エージェントはワークフローのロードマップを提示し、リソースを変更する前に、それらのステップを実行するかどうかをユーザーに確認します。


Google Cloud プラグインのインストール
Google Cloud プラグインは、オープンな Google Agent Skills リポジトリから入手可能です。標準の Agent Plugins レイアウトに準拠しているため、簡単にご利用の環境に追加できます。たとえば、google-cloud-developer プラグインは以下の方法でインストールできます。
Antigravity CLI
Google Agent Skills リポジトリ内のパスを使用して、CLI からプラグインを直接インストールします。
Claude Code
Google プラグイン マーケットプレイスを追加してから、プラグインをインストールします。
Codex CLI
Google プラグイン マーケットプレイスを追加してから、プラグインをインストールします。
次のステップ
すでに Google Cloud を利用している場合は、上記の手順に沿ってインストールし、エージェントを成功へ導けるよう設定してみてください。皆様にその効果を実感していただけるものと確信しております。詳細なガイド付きの手法をご希望の方向けに、新しい Codelab では Antigravity でのプラグインのインストールと初期探索の方法について説明しています。
Google Cloud を初めてご利用になる場合は、Google のドキュメントの手順に沿ってローカル開発環境をセットアップすることもできます。
さらに詳しく知りたい方は、Google Agent Skills リポジトリで、現在利用可能なプラグインとエージェント スキルの詳細をご確認ください。
- コンテンツ ストラテジスト、Jonathan Lee



