Cloud Tasks、GCP の 23 リージョンで利用可能に
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 12 月 14 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
この 3 年間、Google のフルマネージド非同期実行管理サービスである Cloud Tasks は、Google Cloud をご利用の世界中のお客様の本番環境のインフラストラクチャにおいて不可欠な要素となっています。本日、世界中の複数の GCP リージョンで Cloud Tasks のキューを作成できるようになりましたことを発表いたします。
Google Cloud には、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」という理念があります。Google は、お客様が複数のクラウド リージョンに分散したコンポーネントを使用して、高性能なクラウド サービスをデプロイしていることに気づきました。Cloud Tasks はリージョン サービスであり、今日まで、タスクキューは単一のリージョンでしか作成できませんでした。
今回のリリースでは、クラウド アプリケーションの近くにタスクキューを配置することで、超低レイテンシのタスク追加が可能になりました。また、Cloud Tasks を利用するために、AppEngine アプリケーションをデプロイする必要がなくなりました。
複数のリージョンでキューを作成するのは簡単です。キューを配置したい場所を選ぶだけです。gcloud CLI からキューを作成するときに場所を指定できます。
また、Cloud Console からキューを作成するときに場所を選択することもできます。
Google Cloud Tasks は現在、以下の GCP リージョンでご利用できます。
asia-east1
asia-east2
asia-northeast1
asia-northeast2
asia-northeast3
asia-south1
asia-southeast1
asia-southeast2
australia-southeast1
europe-central2
europe-west1
europe-west2
europe-west3
europe-west6
northamerica-northeast1
southamerica-east1
us-central1
us-east1
us-east4
us-west1
us-west2
us-west3
us-west4
サービスが提供されるリージョンは、今後拡大される予定です。以下を実行することで、サービスが提供されているリージョンの最新リストをいつでも確認できます。
皆さまも、私たちと同じく、今回のリリースをお喜びいただけていましたら幸いです。ご意見、ご質問がございましたら、バグを作成してご連絡ください。
- プロダクト マネージャー Daniel Joseph