カスタム、ネイティブ、ノーコードのモバイル アプリケーションにマップを追加する方法: 3 つの事例

Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2023 年 6 月 30 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
編集者注: 今回の記事は Thunkable のマーケティング責任者である John McMullan 氏によるものです。Thunkable を使用すると、技術的な専門知識を必要とせずに、Android、iOS、モバイルウェブで使用するカスタム、ネイティブ、ノーコードのモバイル アプリケーションを作成できます。この投稿では、Thunkable の顧客がモバイル アプリケーション エクスペリエンスにマップをどのように組み込んでいるかを McMullan 氏が解説します。
モバイル アプリケーションは、つながるグローバル コミュニティを形成しています。その結果、人口の 85% にあたる人々がパーソナライズされたデバイスを所有しています。そして私たちは誰しも、比喩的にも文字どおりにも、これらのデバイスを道標として活用しています。このことから、顧客やユーザーにマップの形で追加の情報レイヤーを提供することで、ユーザー エクスペリエンスを向上できる余地があるといえます。
しかし、コーディングの知識や開発経験が限られている場合、どのようにしてそれを実現するのでしょうか。当社のプラットフォームである Thunkable を使用すれば、技術的な専門知識がなくても、Android、iOS、モバイルウェブで使用するカスタム、ネイティブ、ノーコードのモバイル アプリケーションを作成できるようになります。また、ノーコードの力を利用してバックエンドを統合し、アプリのアイデアを真に実現することができます。
Google Maps Platform の地理空間機能をアプリに組み込むと、適切な情報を適切なタイミングでユーザーに提供できます。外観や操作性についてインスピレーションを得るため、クリエイターの話を簡単にご紹介します。
位置情報と交通状況に基づいた意思決定
玄関を出て車に乗り込むとき、A 地点から B 地点までできるだけスムーズに移動できるように、事前に交通状況を確認したり、アプリをオンにしたりすることがあるかもしれません。毎日同じ道を通っているのに、事故を避けるために脇道を通るようにデバイスから言われることがあるかもしれません。状況の変化に基づいたこのような素早い調整は常に行われます。どこへ向かうのか把握することと、道路に出る前に軽い渋滞を把握して回避することはまったく別のことです。
モバイルアプリにマップを追加することは、予期せぬ遅延を素早く解消して目的地にたどり着くための優れた方法です。「でも、そもそもそれが Google マップアプリの目的じゃないの?」と思うかもしれません。もちろんそうですが、交通渋滞や通行止めによって目的地が変わる場合はどうでしょうか。Google Maps Platform を統合すると、ユーザー エクスペリエンスをより詳細に制御できるようになり、Google マップのコンシューマー アプリケーションでは制御できない現実世界の事象にイライラすることがなくなります。
クリエイターの一人であるミズーラ(モンタナ州)消防署(MFD)は、朝から晩までさまざまな通報に日々対応しています。緊急通報があった場合、一分一秒が重要になります。MFD は、すべての手順とチェックリストをデジタル化するモバイルアプリを開発し、インシデント対応の段階的な指示に署員全員がすぐさまアクセスできるように整備しました。


現場に到着して処置を行うだけで仕事は終わりではありません。EMS または消防士は、負傷者を最寄りの病院に搬送しなければなりません。最初の処置から病院での治療までの時間を最小限に抑えることは、生存確保には不可欠です。
病院や診療施設には多くの選択肢があるため、Google Maps Platform の機能をアプリに直接追加することで、署員は距離、交通状況などの要因に基づいて最も近い場所を迅速に評価し、患者の搬送先を瞬時に判断できるようになります。
すべてのナビゲーション ニーズが緊急であるとは限りませんが、複数の場所が候補となる場合、アプリのユーザーに選択肢を明確に提示することで、時間の節約、さらには命を救うことにもつながります。
手のひらサイズのパーソナル ツアーガイド
どの都市にも物語がありますが、観光客に地元の雰囲気を伝えるにはどうすればよいでしょうか。
Francesco Veratti さんは、イタリアのボローニャに住む熱心な歴史愛好家です。イタリア北部にあるこの都市には、一般的な訪問者はその重要性を知らずに通り過ぎてしまうような文化的、歴史的名所が集まっています。Francesco さんは訪問者に見逃してほしくないと考えていました。


Francesco Veratti さんのガイド付きツアー。ボローニャ市内中心部のあらゆる名所、音、歴史を巡ることができる。
Francesco さんは、歴史研究者、地元住民、クラウドソース データからキュレートされた情報に基づいて、ボローニャ市内中心部のあらゆる名所、音、歴史をガイド付きツアーで案内するモバイルアプリを作成しました。このアプリは主要な場所を強調表示し、Google Maps Platform で作成したマッピングを使用して観光客一人ひとりに合わせた旅を作ります。市内のどこにいても、最寄りの文化的ランドマークをすぐに見つけて歩いて向かうことができます。歴史の中には路地裏や新しい建物の裏に隠れているものもあるため、ストリートビューの機能を組み込むことで、隠れた名所をユーザーに示せすことができます。取り上げられている場所のいずれかに到着すると、訪問者にはその場所の重要性についての詳細な説明が提供されます。
わかりやすいナビゲーションとちょっとした情報が付いたキャンパス、オフィスパーク、タウン向けのアプリを構築することを想像してみてください。このようなアプリは、新入生をキャンパスに迎えたり、新入社員をオフィスパークに迎えたり、観光客を町に迎えたりするうえで最適な方法です。
報酬と顧客を求めて
年齢に関係なく、私たちはゲームをするのが好きです。宝探しの経験と高度なマッピング機能を融合できたらどうなるでしょうか。それは、多くのアプリ開発者がグローバル レベル、地域レベル、さらには超ローカルレベルで行ってきたことです。
モバイルアプリに埋め込まれた Google Maps Platform を使用することは、Thunkable アプリの作成者が宝探しゲームを構築する際の一般的な方法です。こうしたアプリには、宝物、報酬、またはアクティベーション ポイントが発生する特定の場所にユーザーを誘導する手がかりやマップが組み込まれています。
アプリのエクスペリエンスは非常にシンプルですが、課題、地点、目的地が変化するため、ユーザーにとって魅力的です。ブランドや組織にとってのこうしたアプリの利点は、活動と参加を促すこと、そして新規顧客を獲得できることです。
今すぐアプリにマップを追加しましょう
モバイルアプリにマップを組み込むことで、アプリや画面を切り替えることなく、一人ひとりに合わせたエクスペリエンスをユーザーに提供できます。ここでは 3 つの例を取り上げましたが、マッピングを組み込んだアプリには無限の可能性があります。
Google Maps Platform の詳細と利用開始の方法については、Google Maps Platform のウェブサイトをご覧ください。
- Thunkable、マーケティング責任者 John McMullan 氏


