管理ツール

印刷可能なクイックリファレンスで gcloud コマンドラインの疑問を解消

2020年7月14日

Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 7 月 10 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud 環境をご利用でしたら、gcloud コマンドラインツールを使ったことがあることと思います。これは、Google Cloud リソースを作成して管理するための主要なコマンドラインツールです。とはいえ、コマンド数が 2,000 を超えるため、さまざまなフラグ、フィルタ、フォーマットのどれから手を付ければよいのか、少し迷ってしまうかもしれません。

でも心配はご無用です。このたび、そうした手順を示した gcloud コマンドラインツールのクイックリファレンスをご用意いたしました。このリファレンスは自分の知識として頭に入れておいたり、実際に持ち歩いたりできる便利なツールです。Cloud SDK の使用を開始し、コマンドパターンを認識して有効な gcloud コマンドを見つけ、思い通りに作業を進めることができます。gcloud コマンドラインツールのクイックリファレンスは、1 ページにまとめた資料やオンラインのリソース、そしてコマンドラインツールにふさわしい gcloud cheat-sheet コマンドとしてご利用いただけます。

このクイックリファレンスは、一般的なコマンド呼び出し（Compute Engine 仮想マシンインスタンスの作成など）、重要なワークフロー（認可、構成のプロパティ設定など）、コアツール機能（出力のフィルタリングや並べ替えなど）を中心に整理したものです。1 枚のシートの両面に便利なコマンドの一覧が見やすくまとめられていて、すぐにダウンロードして印刷できます。さらに、gcloud コマンドの構造に関する簡単な概要も記載されているため、一覧に含まれていないコマンドも見つけやすくなっています。

gcloud コマンドラインツールを初めてご利用の方でどこから始めたらいいかわからない場合や、ベテランユーザーの方で状況を把握するための案内図が必要な場合、gcloud コマンドラインツールのクイックリファレンスは Google Cloud の広大な環境を探索するための効果的なツールになります。オンラインでクイックリファレンスにアクセスするか、印刷可能な PDF をダウンロードしてご利用ください。または、最新バージョンの Cloud SDK がインストールされている場合は、今すぐ gcloud cheat-sheet コマンドを実行してみてください。このリファレンスがお役に立てば幸いです。