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インフラストラクチャ

¡Hola Mexico! ケレタロに新しい Google Cloud リージョンを開設

2024年12月19日
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Eduardo Lopez

President, Latin America, Google Cloud

Julio Velazquez

Director, Google Cloud Mexico

※この投稿は米国時間 2024 年 12 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

このたび、Google Cloud はメキシコのケレタロに 41 番目となるクラウド リージョンを開設しました。これは、チリのサンティアゴ、ブラジルのサンパウロに続き、ラテンアメリカで 3 番目のクラウド リージョンとなります。ケレタロから、メキシコ全土および周辺地域の企業や公共機関に高速で信頼性の高いクラウド サービスを提供します。低レイテンシ、高パフォーマンスを実現し、現地のデータ所在地を提供するこの新しいリージョンを利用すれば、組織の革新を促進し、デジタル トランスフォーメーションの取り組みを加速させることができます。

メキシコの組織がクラウドで成功を収めるために

Google Cloud リージョンは、最高水準のインフラストラクチャ、クラウド、AI テクノロジーをお客様の身近なものにするための大規模な投資です。企業、スタートアップ、公共機関は、Google Cloud のインフラストラクチャが持つスケール メリットとグローバル ネットワークを活用し、エンドユーザーにアプリケーションやデジタル サービスを提供できます。

メキシコのケレタロに新設されたこのリージョンにより、Google Cloud のお客様は以下のメリットを享受できます。

  • スピード: エンドユーザーに高速かつ低レイテンシなエクスペリエンスを提供し、Google のグローバル ネットワークを通じて大量のデータをネットワーク間で容易に転送できます。

  • セキュリティ: CNBV 契約フレームワークの要件を満たすなど、組織と顧客のデータを安全かつコンプライアンスに準拠した状態で管理し、現地のデータ所在地を維持します。

  • 容量: 増加するユーザーやビジネスニーズに柔軟に対応できるスケーラビリティを提供します。

  • サステナビリティ: IT 環境のカーボン フットプリントを削減し、サステナビリティ目標の達成を支援します。

Google Cloud のお客様は、このクラウド リージョンがもたらす新たな可能性に大きな期待を寄せています。

Prosa では過去 3 年間、テクノロジーの導入とチーム内でのデジタルスキルの開発を進める変革プロセスに取り組んできました。Google とのパートナーシップは、プロジェクトの遂行、デジタル ビジネス モデルへの進化、エコシステムの実現、サービスの API 化の推進、データ分析の改善において重要な役割を果たしています。この協力関係は、新しい Google Cloud リージョンの開設によりさらに深化します。安全で高可用性を備えた方法で決済エコシステムへの統合を進められる環境を加盟店に提供し、顧客体験の向上と、迅速かつ柔軟な価値提供を実現します」と、2023 年に 100 億件を超える取引を処理した決済テクノロジー企業 Prosa CEOSalvador Espinosa 氏は述べています。

メキシコのケレタロに新しい Google Cloud リージョンが構築されることに対し、メキシコの公共機関から歓迎の声があがっています。

「メキシコにおける新しい Google クラウド リージョンは、国民に説明責任を果たすデジタル政府を構築し、デジタル トランスフォーメーションをさらに深化させる鍵となります。2018 年以来、Auditoria Superior de la FederaciónASF)はメキシコにおけるデジタル トランスフォーメーションの先駆者として、イノベーションとテクノロジーの責任ある活用を推進してきました。Google Cloud Vertex AI をはじめとする高度なテクノロジーや独自のツールを活用して、データ分析を強化し、プロセスを自動化して、コラボレーションを改善しています。これにより、より正確な意思決定、公共支出の監視の最適化、検査範囲の拡大、そしてリソースの透明な利用が実現しています。クラウドの力を借りて、私たちはテクノロジーを戦略的なパートナーとして活用する未来を見据えています。効率的でアジャイルかつ徹底的なデジタル監査を実施し、不正を早期に検出して、説明責任を強化できるようにします。ASF が重視する透明性と効率性は、Claudia Sheinbaum 大統領が推進する公共イノベーション政策と一致しています」と、Auditoria Superior de la Federación、連邦支出特別監査官の Emilio Barriga Delgado 氏は述べています。

新しいクラウド リージョンは、10 万を超える非常に多様なパートナーで構成される Google のグローバル エコシステムに新たな機会をもたらします。

Amarello と当社のお客様にとって、メキシコでの新リージョンの開設は、Google Cloud の大きな成長とメキシコへの真摯な取り組みを示すものです。これはメキシコにとっても大きな節目であり、他の主要経済圏と肩を並べる重要な一歩となります。この新リージョンにより、雇用が創出されるだけでなく、戦略的プロジェクトの導入や、金融サービス、ミッション クリティカルな業務といったレイテンシに敏感な技術サービスの導入が加速するでしょう。同時に、国内で情報を保持する必要があるプロジェクトも、最も革新的で安全なパブリック クラウド上で実現可能になるでしょう」と、Amarello Tecnologías de Información のマネージング パートナーである Mauricio Sánchez Valderrama 氏は述べています。

メキシコ市場への参入を検討しているグローバル企業にとってはどうでしょうか。

ネットワークがクラウド ファーストのアプローチへと移行し、ハイブリッドな勤務形態により、誰もが場所を問わず業務を行えるようになった現在、メキシコ リージョンの企業は、Prisma SASE をはじめとする Palo Alto Networks AI 搭載ソリューションを活用して、安全にイノベーションを加速し、効率を向上させ、顧客体験を強化できるようになりました。Prisma SASE は、クラウド上に構築され、大規模なクラウド保護を実現する革新的なソリューションです。Google Cloud Palo Alto Networks の強力なコラボレーションにより、セキュリティとイノベーションへの取り組みがさらに強化され、各組織は進化する脅威からユーザー、データ、アプリケーションを保護できているという安心感を得ながら、AI 主導の未来を自信を持って受け入れることができます」と、Palo Alto Networks のプロダクト管理担当バイス プレジデント、Anupam Upadhyaya 氏は述べています。

ラテンアメリカへのコミットメントを果たす

2022 年、Google はラテンアメリカへの 5 年間にわたる 12 億ドルの投資計画を発表しました。この取り組みでは、デジタル インフラ、デジタルスキル、起業支援、インクルーシブでサステナブルな地域社会の構築という 4 つの主要分野に重点を置いています。

今回、メキシコのケレタロに新設された Google Cloud リージョンは、この目標とラテンアメリカのデジタル トランスフォーメーションに対する Google の継続的な取り組みを象徴するものです。この新しいクラウド リージョンの開設により、クラウドの導入が促進され、生産性が向上することで、2030 年までに 10 万人以上の雇用を創出し、メキシコの GDP 110 億ドル以上の貢献があると予測されています。

また、Google はメキシコやラテンアメリカにおける新たなキャリアアップの機会の創出にも注力しています。現在、ラテンアメリカ全域の 550 以上の大学と連携して、AI やクラウドなどの新しいデジタル テクノロジーがもたらす機会を学生が活用できるよう、強力かつ継続的に更新される学習リソースのポートフォリオを提供しています。その結果、過去 24 か月間で、14,000 人を超えるメキシコの学生や個人の開発者がデジタルスキル バッジを取得しました。

Google の取り組みのもう 1 つの例として、米州開発銀行(IDB)と連携して実施している「Súbete a la nube」プログラムがあります。このプログラムでは、女性とメキシコの南部地域に重点が置かれています。このプログラムを通じて、現在までに 12,500 人もの人々がクラウド コンピューティングに関する必須のデジタルスキル トレーニングに登録しています。

このたび、Google は今後数年間で 100 万人のメキシコの人々に AI とクラウド テクノロジーのトレーニングを提供する取り組みを発表しました。Google Cloud は、学生、開発者、顧客向けのさまざまな無料トレーニング プログラムを通じて、メキシコ現地の人材育成に引き続き注力していきます。現在実施中のトレーニング プログラムには、YouTube を通じて無料で提供されるローカライズされたコース、Google Cloud Skills Boost プラットフォームを通じた資格認定、Google デベロッパー グループによるコミュニティ サポート、Google Career Certificates の奨学金などがあります。これにより、学習者はサイバーセキュリティやデータ分析といった急成長分野での需要の高い職業に就く準備を整え、クラウドを活用してイノベーションとテクノロジーの民主化を実現できます。

また、この新しい Google Cloud リージョンは、ラテンアメリカの顧客に生成 AI プロダクトとサービスを提供する第一歩となるものです。クラウド コンピューティングは、AI の開発と利用のための重要なゲートウェイとしての役割をさらに強めていき、各組織による世界規模での競争と革新を支援することでしょう。

Google Cloud は、デジタル トランスフォーメーションを進めるお客様にとって最適なパートナーであることを目指しています。アプリケーションやインフラストラクチャを運用するためのサステナブルで低炭素なソリューションの提供に注力しており、2017 年以降は全世界の年間電力使用量の 100% を再生可能エネルギーで賄っています。そして 2030 年までに、メキシコを含む Google が事業を展開するすべての電力網で、24/7 カーボンフリー電力による運営を達成することを目標としています。

メキシコのケレタロ リージョンを開設し、低レイテンシで信頼性の高いクラウド サービスをメキシコおよびラテンアメリカ全域に提供できることを非常に嬉しく思います。これにより、各組織はクラウドがもたらすあらゆるメリットを最大限に活用できるようになります。2025 年以降もさらに多くの Google Cloud リージョンが追加される予定ですので、どうぞご期待ください。Google Cloud グローバル インフラストラクチャについて詳しくは、リンクをクリックしてご覧ください。

-Google Cloud、ラテンアメリカ担当プレジデント Eduardo Lopez

-Google Cloud メキシコ、ディレクター Julio Velazquez

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