このクイックスタートでは、以下の処理を順に行います。
- Cloud Storage のバケットを作成する
- 画像を Cloud Storage にアップロードして公開する
- その画像を Vision API にリクエストに指定して送信する
これらの手順を行うための所要時間は約 5 分です。Cloud Storage には 5 GB まで無料でデータを格納でき、1 か月に Vision API に機能リクエストを 1,000 回まで無料で行うことができます。
始める前に
まだ、プロジェクトを設定しておらず、Google Cloud Storage バケットを作成していない場合は、次の説明に沿ってこれらの作業を行います。
プロジェクトを設定する
- Google アカウントにログインします。
Google アカウントをまだお持ちでない場合は、新しいアカウントを登録します。
-
Google Cloud Console の [プロジェクト セレクタ] ページで、Google Cloud プロジェクトを選択または作成します。
-
Cloud プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認する方法を学習する。
- Cloud Vision API を有効にします。
Cloud Storage バケットを作成する
- Cloud Console の [Cloud Storage ブラウザ] ページに移動します。
- [バケットを作成] をクリックします。
- [バケットの作成] ダイアログ内で、以下の属性を指定します。
- 名前: 一意のバケット名。バケットの名前空間はグローバルであり、一般公開されるため、バケット名に機密情報を含めないでください。
- デフォルトのストレージ クラス: Standard
- バケットデータが保存されるロケーション
- [作成] をクリックします。
Cloud Vision API サービスへのリクエストを行う
demo-img.jpg
をダウンロードします (リンクを右クリックすることが必要となる場合があります)。前のセクションで作成したバケットを選択します。
[ファイルをアップロード] をクリックして、ローカルマシンから Cloud Storage バケットにアップロードする
demo-img.jpg
ファイルを選択します。画像クレジット: Rohiim Ariful、Unsplash より ファイルがアップロードされ、Cloud Storage ブラウザに一覧表示されたら、画像を公開します。
image.source.imageUri
フィールド内のcloud-samples-data/vision
を、demo-img.jpg
ファイルのアップロード場所である Cloud Storage バケットに置き換えて、以下の対話型 API Explorer テンプレートを完成させます。[実行] をクリックして、リクエストをサービスに送信します。JSON レスポンスが上に表示されます。
これで、Cloud Vision API サービスに対する最初の images.annotate
リクエストが完成しました。
クリーンアップ
不要な Google Cloud Platform 料金が発生しないようにするには、Cloud Console を使用して、不要になった Cloud Storage バケットとプロジェクトを削除します。
次のステップ
- すべての特徴タイプとその用途のリストをご覧ください。
- お使いのプログラミング言語に対応した Vision API クライアント ライブラリを使用して、Vision API の使用を開始しましょう。
- 入門ガイドで特徴タイプの詳細や、個々のファイルまたは画像のアノテーションやサンプルをご覧ください。
- 一括処理で画像やファイル(PDF / TIFF / GIF)にアノテーションを設定する方法をご確認ください。
- サンプル アプリケーションを実行してみましょう。
- コミュニティのチュートリアル ページで、具体的なユースケースをご覧ください。