ロールベース サポートの移行に関するよくある質問

このページでは、Google Cloud のロールベース サポートへの移行に関してよく寄せられる質問に回答します。

概要

シルバーとゴールドのサポートは利用できなくなります。そのため、これらのエンタイトルメントで Google Cloud サポートをご利用のお客様が引き続き技術サポートの利用やケースの提出を行うには、ロールベース サポートまたはプレミアム サポートに移行する必要があります。

FAQ

Q: ロールベース サポートとは何ですか?

ロールベース サポートでは、組織の Google Cloud サポートへのアクセスを構成できます。ロールベース サポートを利用すると、料金が予測しやすくなり、構成も柔軟になります。

サポートケース管理は、Google Cloud Console と統合されており、エンタープライズ レベルのアクセス制御のための Identity and Access Management を基盤とするユーザー管理機能を備えています。ロールベース サポートの詳細については、この動画をご覧ください。

Q: ロールベース サービスに移行するとどのようなメリットがありますか?

ロールベース サポートでは、サポートプランをカスタマイズできるようになっています。また、料金が予測しやすく、現在と将来のビジネスニーズを柔軟にサポートします。これは、ロールベース サポートではユーザー単位で料金が請求されるためです。基本、開発、本番環境のサポートの役割をユーザーごとに選択して組み合わせ、最小 30 日間の契約で使用できます。

さらに、ロールベース サポートは、プロダクトを管理する場所と同じ Cloud Console で運用されます。したがって、ケースの提出プロセスが簡素化されるだけでなく、企業対応の IAM を使用できます。ロールベース サポートは組織に基づくため、プロジェクトは Google Cloud 上の組織のライフサイクルに従うことになり、従業員が退職してもプロジェクトは削除されません。

Q: ロールベース サポートの料金はいくらですか?

ロールベース サポートの料金は、ユーザーに設定するの役割の組み合わせによって異なります。組織に必要な数だけ開発の役割と本番環境の役割を組み合わせることができます。その組み合わせに基づいて、月末に請求される料金を予測できます。契約期間は 1 か月だけなので、ビジネスニーズの変化に応じて柔軟に役割の組み合わせを変更できます。

たとえば、5 つの開発の役割(ユーザーあたり $100)と 4 つの本番環境の役割(ユーザーあたり $250)を使用する場合、次の式で月額料金を計算できます。このシナリオでは、月額料金は $1,500 になります。
(5 x $100)+(4 x $250)= $1,500

組織に適した役割の組み合わせで料金がいくらになるか調べるには、ロールベース サポートの計算ツールをご覧ください。

Q: シルバー / ゴールド サポートとロールベース サポートの違いは何ですか?

この 2 つのサポートプランの間には次の違いがあります。

  • シルバー / ゴールド サポートは課金中心のモデルです。一方、ロールベース サポートは組織中心のモデルです。
  • シルバー / ゴールド サポートではプランあたりのユーザー数が決められています。一方、ロールベース サポートはユーザー単位で料金を支払うモデルです。
  • シルバー / ゴールド サポートは Google Cloud サポート センターを介して運用されます。一方、ロールベース サポートは Cloud Console を介して運用されます。
  • シルバー / ゴールド サポートとロールベース サポートの SLA は同じです。ただし、ロールベース サービスの開発の役割では P1 ケースにアクセスできません。開発の役割のユーザーが P2 ケースを提出する場合、以下の表に記載されているように、引き続き 4 時間の SLA が適用されます。ロールベース サポートでの SLA は次のようになっています。

    • 本番環境の役割では、P1 問題に対する SLA が 1 時間に設定されています。サポートは 24 時間 365 日利用できます。この役割のユーザーは P1~P4 ケースを提出できます。料金はユーザーあたり月額 $250 です。
    • 開発の役割では、P2 問題に対する SLA が 4 営業時間に設定されています。サポートは平日の営業時間(8 時間)内で利用できます。この役割のユーザーは P2~P4 ケースを提出できます。料金はユーザーあたり月額 $100 です。
メタリック サポート ロールベース サポート
ゴールド シルバー 本番環境 開発
P1 重大な影響 サービス停止または使用不可
- サービスを利用できない
- エンドユーザー ベース全体がサービスを利用できない
1 時間(年中無休) 4 時間 1 時間(年中無休) なし
P2 影響が大きい サービスに重大な障害がある
- サービスのパフォーマンスが低下している
- サービスは利用できるが、多数のエラー メッセージが生成される
4 時間 8 時間 4 時間 4 時間
P3 中程度の影響 サービスが一部機能しない
- エラー メッセージが生成される。エンドユーザーへの目立った影響はない
- ユーザー向けリリースで使用されている機能に関する質問
8 時間 8 時間 8 時間 8 時間
P4 影響が小さい サービスは使用できる
- 機能や開発に関する質問またはリクエスト
- ドキュメントまたはエラー メッセージに修正が必要
8 時間 8 時間 8 時間 8 時間

Q: 移行するにはどのような手順が必要ですか?

ロールベース サポートに移行するには、組織管理者が Cloud Console にアクセスして、ロールベース サポートを有効にする組織のリソースを選択する必要があります。

ロールベース サポートを有効にするには:

  1. 組織管理者として Cloud Console にログインします。
  2. ロールベース サポートを有効にする組織を選択します。
  3. [サポート] ページに移動し、[ケース] を開きます。
  4. [有効にする] をクリックし、画面の指示に従って必要な手順を完了します。
  5. リクエストを送信します。

詳しくは、移行のクイック トレーニング動画をご覧ください。

Q: 会社が Google Cloud 組織を所有していない場合は、どのような措置を取る必要がありますか?

組織を設定する方法については、組織の作成と管理をご覧ください。

参考にできるドキュメントと動画