gsutil をインストールする

このページでは、コマンドラインから HTTPS を使用して Cloud Storage にアクセスできる gsutil のインストールと設定について説明します。

gsutil をインストールすると、一般公開データへの読み取り / 書き込みアクセス権がすぐに付与されます。Cloud Storage サービスに対して認証すると、共有している保護下のデータへの読み取り / 書き込みアクセス権が付与されます。課金を有効にすると、自分のバケットを作成、管理できます。

システム要件

  • gsutil ツールは、Linux / Unix、Mac OS、Windows(XP 以降)で動作します。

  • gsutil バージョン 5.0 以降では Python 3 が必要です。

  • 複合オブジェクトを使用する場合は、コンパイル済みの crcmod をインストールする必要があります。これは、Windows では 32 ビット版 Python でのみ利用可能です。

gsutil のインストール

gsutil のインストールと更新については、Google Cloud CLI の一部として行う場合に公式なサポートの対象となります。

Google Cloud CLI の一部としての gsutil のインストール

Google Cloud CLI の一部としてインストールするには、オペレーティング システムで次の操作を行います。

Linux
  1. サポートされているバージョンの Python を使用していることを確認します。Google Cloud CLI には、Python 3(3.5~3.8、3.7 を推奨)と Python 2(2.7.9 以降)が必要です。Python インタープリタの選択方法と構成方法については、gcloud topic startup をご覧ください。

    2020 年 1 月 1 日以降、Python コミュニティは Python 2 の更新、バグの修正、パッチの提供、セキュリティの問題の修正を終了しています。できるだけ早く Python 3 にアップグレードすることをおすすめします。詳細については、Google Cloud で使用可能な Python 2 をご覧ください。

  2. 次のいずれかをダウンロードします。
    プラットフォーム パッケージ サイズ SHA256 チェックサム
    Linux 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-cli-396.0.0-linux-x86_64.tar.gz 106.2 MB adf5bd0672cfa81999945fbd602fa4d93822caaa7588a295ecf5899ff46fd401
    Linux 64 ビット

    (arm)

    google-cloud-cli-396.0.0-linux-arm.tar.gz 103.0 MB 02fafba637d77bd7c05bef2a858f4e559a8da24215e93e875397dfcaec575fdf
    Linux 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-cli-396.0.0-linux-x86.tar.gz 104.2 MB 8ac49d5b5ad0a49a50cbdfdef443f8fa2c7ae71794a1f52837d248c26f9e3735

    Linux 64 ビット アーカイブ ファイルをダウンロードするには、コマンドラインで次のコマンドを実行します。

    curl -O https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/downloads/google-cloud-cli-396.0.0-linux-x86_64.tar.gz

    64 ビット arm アーカイブ ファイルの場合は、次のコマンドを実行します。

    curl -O https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/downloads/google-cloud-cli-396.0.0-linux-arm.tar.gz

    32 ビット アーカイブ ファイルの場合は、次のコマンドを実行します。

    curl -O https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/downloads/google-cloud-cli-396.0.0-linux-x86.tar.gz
  3. ファイル システム上の任意の場所にファイルの内容を展開します(ホーム ディレクトリを使用することをおすすめします)。既存のインストールを置き換えるには、既存の google-cloud-sdk ディレクトリを削除し、同じ場所にアーカイブを展開します。次のサンプルは、32 ビット Linux 用のコマンドを示しています。別のプラットフォームを使用している場合は、それに応じてコマンドを調整します。
    tar -xf google-cloud-cli-396.0.0-linux-x86.tar.gz
  4. gcloud CLI をパスに追加します。次のコマンドを使用して、解凍したフォルダのルートからインストール スクリプトを実行します。
    ./google-cloud-sdk/install.sh
    
    これは、インタラクティブではない方法(スクリプトを使用する場合など)や、フラグとして設定を渡す方法で行うこともできます。使用可能なフラグを表示するには、次のコマンドを実行します。
    ./google-cloud-sdk/install.sh --help
    
    (省略可)gcloud CLI の改善のために匿名の使用統計情報を送信するには、プロンプトが表示されたら「Y」と回答します。
    gcloud CLI を PATH に追加してコマンドの補完を有効にする場合は、プロンプトが表示されたら「Y」と応答します。
  5. 変更が反映されるように新しいターミナル ウィンドウを開きます。
  6. gcloud CLI を初期化するには、gcloud init を実行します。
  7. ./google-cloud-sdk/bin/gcloud init
    
  8. 省略可。コンポーネント マネージャーを使用して、追加コンポーネントをインストールします。
Debian / Ubuntu

パッケージの内容

Debian システムと Ubuntu システムにインストールする場合、gcloud CLI はパッケージ形式で利用できます。このパッケージに含まれているのは、gcloudgcloud alphagcloud betagsutilbq の各コマンドのみです。kubectl は含まれていません。また、gcloud コマンドでアプリケーションをデプロイするために必要な App Engine 拡張機能も含まれていません。これらのコンポーネントが必要な場合は、個別にインストールする必要があります。

始める前に

gcloud CLI をインストールする前に、ご使用のオペレーティング システムが次の要件を満たしていることを確認してください。

インストール
  1. gcloud CLI の配布 URI をパッケージ ソースとして追加します。使用しているディストリビューションで signed-by オプションがサポートされている場合は、次のコマンドを実行します。
    echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] https://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list

    使用しているディストリビューションで signed-by オプションがサポートされていない場合は、次のコマンドを実行します。

    echo "deb https://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
  2. Google Cloud の公開鍵をインポートします。使用しているディストリビューションの apt-key コマンドが --keyring 引数をサポートしている場合は、次のコマンドを実行します。
    curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key --keyring /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg add -

    使用しているディストリビューションの apt-key コマンドで --keyring 引数がサポートされていない場合は、次のコマンドを実行します。

    curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -

    使用しているディストリビューション(Debian 11 以降または Ubuntu 21.10 以降)が apt-key をサポートしていない場合は、次のコマンドを実行します。

    curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo tee /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg

    鍵が期限切れで最新バージョンを取得できない場合は、最新の apt-get.gpg 鍵ファイルを取得します。

  3. gcloud CLI を更新してインストールします。
    sudo apt-get update && sudo apt-get install google-cloud-cli
    プロンプトの無効化やドライランなどの、追加の apt-get オプションについては、apt-get マニュアル ページをご覧ください。

    Docker のヒント: Docker イメージ内に gcloud CLI をインストールする場合は、代わりに 1 回の実行ステップを使用します。

    RUN echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] http://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list && curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | apt-key --keyring /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg  add - && apt-get update -y && apt-get install google-cloud-cli -y
          
    apt-key コマンドがサポートされていない場合:
    RUN echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] http://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list && curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | tee /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg && apt-get update -y && apt-get install google-cloud-sdk -y
          
  4. (省略可)次の追加コンポーネントをインストールします。
    • google-cloud-cli
    • google-cloud-cli-anthos-auth
    • google-cloud-cli-app-engine-go
    • google-cloud-cli-app-engine-grpc
    • google-cloud-cli-app-engine-java
    • google-cloud-cli-app-engine-python
    • google-cloud-cli-app-engine-python-extras
    • google-cloud-cli-bigtable-emulator
    • google-cloud-cli-cbt
    • google-cloud-cli-cloud-build-local
    • google-cloud-cli-cloud-run-proxy
    • google-cloud-cli-config-connector
    • google-cloud-cli-datalab
    • google-cloud-cli-datastore-emulator
    • google-cloud-cli-firestore-emulator
    • google-cloud-cli-gke-gcloud-auth-plugin
    • google-cloud-cli-kpt
    • google-cloud-cli-kubectl-oidc
    • google-cloud-cli-local-extract
    • google-cloud-cli-minikube
    • google-cloud-cli-nomos
    • google-cloud-cli-pubsub-emulator
    • google-cloud-cli-skaffold
    • google-cloud-cli-spanner-emulator
    • google-cloud-cli-terraform-validator
    • google-cloud-cli-tests
    • kubectl

    たとえば、google-cloud-cli-app-engine-java コンポーネントは次のようにインストールできます。

    sudo apt-get install google-cloud-cli-app-engine-java
  5. gcloud init を実行して開始します。
    gcloud init

gcloud CLI バージョンのダウングレード

gcloud CLI を特定のバージョンに戻すには(VERSION123.0.0 の形式)、次のコマンドを実行します。

sudo apt-get update && sudo apt-get install google-cloud-cli=123.0.0-0

リポジトリでは、常に最新の 10 個のリリースが利用可能です。

注: 371.0.0 より前のリリースの場合、パッケージ名は google-cloud-sdk です。

Red Hat/Fedora/CentOS

パッケージの内容

Red Hat Enterprise Linux 7、Red Hat Enterprise Linux 8、Fedora 33、Fedora 34、CentOS 7、CentOS 8 の各システムにインストールする場合、gcloud CLI はパッケージ形式で利用できます。このパッケージに含まれているのは、gcloudgcloud alphagcloud betagsutilbq の各コマンドのみです。kubectl は含まれていません。また、gcloud コマンドを使用してアプリケーションをデプロイするために必要な App Engine 拡張機能も含まれていません。このセクションの後半で説明するように、これらは個別にインストールできます。

インストール
  1. gcloud CLI リポジトリ情報で DNF を更新します。次のサンプル コマンドは、Red Hat Enterprise Linux 8 互換のインストール用です。Red Hat Enterprise Linux 7 互換のインストールの場合は、baseUrl の値で el8el7 に置き換えてください。
    sudo tee -a /etc/yum.repos.d/google-cloud-sdk.repo << EOM
    [google-cloud-cli]
    name=Google Cloud CLI
    baseurl=https://packages.cloud.google.com/yum/repos/cloud-sdk-el8-x86_64
    enabled=1
    gpgcheck=1
    repo_gpgcheck=0
    gpgkey=https://packages.cloud.google.com/yum/doc/yum-key.gpg
           https://packages.cloud.google.com/yum/doc/rpm-package-key.gpg
    EOM
    
  2. Fedora 34 または 35 にインストールする場合は、libcrypt-compat.x86_64 をインストールします。
    sudo dnf install libxcrypt-compat.x86_64
  3. gcloud CLI をインストールします。
    sudo dnf install google-cloud-cli
  4. 必要に応じて、次の追加コンポーネントをインストールします。
    • google-cloud-cli
    • google-cloud-cli-anthos-auth
    • google-cloud-cli-app-engine-go
    • google-cloud-cli-app-engine-grpc
    • google-cloud-cli-app-engine-java
    • google-cloud-cli-app-engine-python
    • google-cloud-cli-app-engine-python-extras
    • google-cloud-cli-bigtable-emulator
    • google-cloud-cli-cbt
    • google-cloud-cli-cloud-build-local
    • google-cloud-cli-cloud-run-proxy
    • google-cloud-cli-config-connector
    • google-cloud-cli-datalab
    • google-cloud-cli-datastore-emulator
    • google-cloud-cli-firestore-emulator
    • google-cloud-cli-gke-gcloud-auth-plugin
    • google-cloud-cli-kpt
    • google-cloud-cli-kubectl-oidc
    • google-cloud-cli-local-extract
    • google-cloud-cli-minikube
    • google-cloud-cli-nomos
    • google-cloud-cli-pubsub-emulator
    • google-cloud-cli-skaffold
    • google-cloud-cli-spanner-emulator
    • google-cloud-cli-terraform-validator
    • google-cloud-cli-tests
    • kubectl

    たとえば、google-cloud-cli-app-engine-java コンポーネントは次のようにインストールできます。

    sudo dnf install google-cloud-cli-app-engine-java
  5. gcloud init を実行して開始します。
    gcloud init

gcloud CLI バージョンのダウングレード

gcloud CLI を特定のバージョン(VERSION123.0.0 の形式)に戻す場合は、sudo dnf downgrade google-cloud-cli-VERSION を実行します。リポジトリでは、常に最新の 10 個のリリースが利用可能です。注: 371.0.0 より前のリリースの場合、パッケージ名は google-cloud-sdk です。

macOS
  1. サポートされているバージョンの Python を使用していることを確認します。
    • 現在の Python バージョンを確認するには、 python3 -V または python -V を実行します。最近のバージョンの macOS には、Cloud SDK に必要な Python の適切なバージョンが含まれています。サポートされているバージョンは Python 3(3.5~3.8、3.7 を推奨)と Python 2(2.7.9 以降)です。

      2020 年 1 月 1 日以降、Python コミュニティは Python 2 の更新、バグの修正、パッチの提供、セキュリティの問題の修正を終了しています。できるだけ早く Python 3 にアップグレードすることをおすすめします。詳細については、Google Cloud で使用可能な Python 2 をご覧ください。

    • Cloud SDK リリース バージョン 352.0.0 以降の場合、メインのインストール スクリプトでは、Intel ベースの Mac に CPython の Python 3.7 をインストールできます。
    • Python インタープリタの選択方法と構成方法については、gcloud topic startup をご覧ください。
  2. 次のいずれかをダウンロードします。
  3. プラットフォーム パッケージ サイズ SHA256 チェックサム
    macOS 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-cli-396.0.0-darwin-x86_64.tar.gz 106.6 MB 286809ea4914aefd985c25a2bec859a86d4436518c9a557596250e4570a2b099
    macOS 64 ビット

    (arm64, Apple M1 シリコン)

    google-cloud-cli-396.0.0-darwin-arm.tar.gz 105.1 MB 637c2cdde73d296cc455e8721cd9c59c00f7aaf2c446d704fa3bfdd27562ed0e
    macOS 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-cli-396.0.0-darwin-x86.tar.gz 108.6 MB 954d1773aa775ae99bdd1da9e40753b9a5d4e27a62c553813a4dae5ef65550a6
    1. アーカイブをファイル システム上の任意の場所に展開します。ホーム ディレクトリを使用することをおすすめします。macOS では、ダウンロードした .tar.gz アーカイブ ファイルを任意の場所で開くことでこれを実現できます。

      既存のインストールを置き換えるには、既存の google-cloud-sdk ディレクトリを削除し、同じ場所にアーカイブを展開します。

    2. (省略可)インストール スクリプトを使用して、gcloud CLI ツールを PATH に追加します。また、シェル、使用統計情報の収集、Python 3.7 のインストールでコマンドの補完を利用できます。

      次のコマンドを使用して(前の手順で展開したフォルダのルートから)スクリプトを実行します。

      ./google-cloud-sdk/install.sh
      
      これは、インタラクティブではない方法(スクリプトを使用する場合など)や、フラグとして設定を渡す方法で行うこともできます。使用可能なフラグの説明を確認するには、次のコマンドを実行します。
      ./google-cloud-sdk/install.sh --help
      
      スクリーン リーダー モードを有効にしてインストール スクリプトを実行するには:
      ./google-cloud-sdk/install.sh --screen-reader=true
      
      変更が反映されるように新しいターミナル ウィンドウを開きます。
    3. gcloud CLI を初期化するには、gcloud init を実行します。
    4. ./google-cloud-sdk/bin/gcloud init
      
    5. 省略可。コンポーネント マネージャーを使用して追加コンポーネントをインストールします。
Windows
    Google Cloud CLI は Windows 8.1 以降と Windows Server 2012 以降で動作します。
  1. Google Cloud CLI インストーラをダウンロードします。

    または、PowerShell ターミナルを開き、以下の PowerShell コマンドを実行します。

    (New-Object Net.WebClient).DownloadFile("https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/GoogleCloudSDKInstaller.exe", "$env:Temp\GoogleCloudSDKInstaller.exe")
    
    & $env:Temp\GoogleCloudSDKInstaller.exe
        
  2. インストーラを起動して、画面の指示に沿って操作します。インストーラには Google LLC による署名が付いています。

    スクリーン リーダーを使用している場合は、[スクリーン リーダー モードをオンにする] チェックボックスをオンにします。このオプションで gcloud を構成すると、Unicode スピナーの代わりにステータス トラッカーが使用され、進行状況が割合で表示されます。また、テーブルがフラット化されます。詳しくは、ユーザー補助機能のガイドをご覧ください。

  3. Cloud SDK には Python が必要です。サポートされているバージョンは Python 3(3.5~3.8 を推奨)と Python 2(2.7.9 以降)です。デフォルトでは、Cloud SDK の Windows バージョンには Python 3 と Python 2 がバンドルされています。Cloud SDK を使用するには、お使いのオペレーティング システムでサポートされているバージョンの Python を実行できる必要があります。

    2020 年 1 月 1 日以降、Python コミュニティは Python 2 の更新、バグの修正、パッチの提供、セキュリティの問題の修正を終了しています。できるだけ早く Python 3 にアップグレードすることをおすすめします。詳細については、Google Cloud で使用可能な Python 2 をご覧ください。

    インストーラにより、必要な Python バージョンを含むすべての必要な依存関係がインストールされます。Cloud SDK はデフォルトで Python 3 をインストールして管理しますが、必要であれば、バンドル版 Python をインストールするオプションのチェックボックスをオフにすることで、既存の Python のインストールを使用できます。既存の Python インストール環境の使用方法については、gcloud topic startup をご覧ください。

  4. インストールが完了すると、スタート メニューとデスクトップ ショートカットの作成、Google Cloud CLI シェルの起動、gcloud CLI の構成を行うオプションが表示されます。シェルを開始するオプションをそのまま使用して、選択したインストール環境を構成します。これにより、ターミナル ウィンドウが開いて gcloud init コマンドが実行されます。

  5. デフォルトのインストールには、gcloud コマンドでアプリケーションをデプロイするのに必要な App Engine 拡張機能は含まれていません。これらのコンポーネントは、gcloud CLI コンポーネント マネージャーを使用してインストールできます。
トラブルシューティングのヒント:
  • find コマンドが認識されないことが原因でインストールが失敗する場合は、find が格納されているフォルダが PATH 環境変数に含まれていることを確認してください。通常、これは C:\WINDOWS\system32; です。
  • gcloud CLI をアンインストールした場合は、gcloud CLI を再度インストールする前にシステムを再起動する必要があります。
  • 解凍できない場合は、管理者としてインストーラを実行します。

components update コマンド(gcloud components update)を使用して更新を実行します。

gsutil の使用方法については、クイックスタート: gsutil ツールの使用演習をご覧になるか、gsutil help を実行してください。

別のインストール方法

gsutil をスタンドアロン サービスとしてインストールする方法はいくつかあります。gcloud CLI に付属している他のあらゆるコンポーネントが不要な場合や、PyPI でパッケージを管理している場合、これらのいずれかの方法を選択できます。

gsutil 5.0 以上インストールする場合は、パソコンに Python 3 をインストールする必要があります。この場合、Python 3.5 から 3.8 を推奨します。Python 3 は Linux と macOS のほとんどのディストリビューションにデフォルトでインストールされています。

  • Python 3 は Windows にはデフォルトでインストールされていませんが、手動でインストールできます。
  • CentOS または RHEL に Python 3 がデフォルトでインストールされていない場合があります。現在インストールされていない場合は、手動でインストールできます。

gsutil のインストール手順については、目的の方法を開いてください。

保護下のデータにアクセスするための認証情報のセットアップ

gsutil をインストールした場合、誰でもアクセスできるオブジェクトはダウンロードしてアクセスできますが、保護下のデータにアクセスしたり、保護下のバケットに書き込みを行ったりするには、認証情報(認証)をセットアップする必要があります。たとえば、別のユーザーが Cloud Storage アカウントを作成して、特定のユーザーのみがアクセス可能なデータをアップロードした場合は、そのデータにアクセスできるように Cloud Storage サービスに対する認証情報をセットアップする必要があります。

gsutil を Google Cloud CLI の一部としてインストールした場合は、以下の手順を行ってください。それ以外の場合は、スタンドアロンの gsutil を認証するをご覧ください。

Google Cloud CLI を認証する

gsutil を Google Cloud CLI として使用している場合、アクセスの認証と承認には OAuth2 を使用します。上記の Google Cloud CLI の一部としての gsutil のインストールを行った場合は、次の手順をすでに行っている可能性があります。以前に gcloud init を実行している場合は、構成を再初期化するか新しい構成を作成するかが尋ねられます。

  1. コマンド プロンプト インスタンスを開きます。

  2. コマンド プロンプトで gcloud init を実行します。

    次の出力が表示されます。

    Welcome! This command will take you through the configuration of gcloud.
     
    Your current configuration has been set to: [default]
     
    To continue, you must login. Would you like to login (Y/n)?
    

  3. 「Y」と入力し、Enter キーを押してログインします。

    • このコマンドにより、URL が出力され、プロジェクトへのアクセスをリクエストするためにブラウザ ウィンドウを開く操作が試行されます。ブラウザ ウィンドウが開くと、次の出力が表示されます。

      Your browser has been opened to visit:
       
      https://accounts.google.com/o/oauth2/auth?redirect_uri=http%3A%2F%2F...
      

      次のステップに進みます。

    • ローカルマシンで作業している場合や、ブラウザが URL を自動的に読み込まない場合、--console-only フラグを使用して gcloud init コマンドを再試行します。

      gcloud init --console-only
      

      このコマンドを使用する場合や、ブラウザが開かないこと(リモートマシンで作業している場合など)が gcloud CLI で検出された場合は、次の出力が表示されます。

      Go to the following link in your browser:
       
      https://accounts.google.com/o/oauth2/auth?redirect_uri=urn%3Aietf%3Awg%3A...
       
      Enter verification code:
      

      ブラウザを開き、表示された URL に移動します。

  4. プロンプトが表示されたら、Cloud Storage のデータに関連付けられている Google アカウントでブラウザ ウィンドウにログインします。

  5. アクセスを許可します。

    • ブラウザが自動的に開いた場合は、アプリケーションの権限を確認して準備ができたら、[同意する] をクリックします。その後、確認コードが自動的にコマンドライン ツールに送信されます。

    • リモートマシンで作業している場合や、--console-only フラグを使用した場合には、URL から確認コードをコピーして、ターミナルのコマンドラインで「Enter verification code:」の後に貼り付けます。

  6. この構成のデフォルトのプロジェクトを選択します。

    認証情報を設定すると、この構成のデフォルトのプロジェクトを指定するように求めるプロンプトが表示され、使用可能なプロジェクトのリストが表示されます。リストからプロジェクト ID を選択します。

    このプロパティを設定すると、-p フラグでオーバーライドしたり、CLOUDSDK_CORE_PROJECT 環境変数を設定したりしない限り、gsutil mb などプロジェクトを必要とする gsutil コマンドでデフォルトのプロジェクト ID が使用されます。

以上です。これで、保護下のデータにアクセスする準備ができました。gsutil コマンドの一覧を表示するには、コマンド プロンプトに「gsutil」と入力します。

スタンドアロンの gsutil を認証する

HMAC を使用して認証する

gsutil の認証には OAuth 2.0 が推奨されますが、認証情報の HMAC キーを使用することもできます。HMAC で認証するには、gsutil config コマンドで -a フラグを使用します。

gsutil config -a

このコマンドを使用した後の操作は、HMAC キーに関連付けられているアクセス ID とシークレットが求められる点を除き、スタンドアロンの gsutil の認証と同様です(前のセクションを参照してください)。

Google Cloud CLI を使用している場合は、次のコマンドを使用して認証情報の引き渡しを無効にする必要もあります。

gcloud config set pass_credentials_to_gsutil false

mTLS を有効にする

また、相互 TLS(mTLS)を有効にすることもできます。デバイスで mTLS が有効になっている場合、デバイスは storage.mtls.googleapis.com への接続を試みます。接続が許可される前に、Cloud Storage がデバイス上の証明書を確認します。

証明書を取得する最も簡単な方法は、Google Cloud CLI を使用することです。.boto ファイルの [Credentials] に次の値を設定して、手動で設定することもできます。

  1. use_client_certificate: mTLS を使用するかどうかを制御するフラグ。
  2. cert_provider_command: gsutil が読み取る証明書を stdout に出力するシェルコマンド。

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