Retail コンソールでは、Recommendations AI と Retail Search の両方の Retail リソースを管理できます。また、ブラウザベースの Google Cloud Console を使用すると、グラフィック ユーザー インターフェースで Retail 活動をモニタリングできます。
このページでは、利用可能なコンソール ツールの概要を説明します。
Retail コンソールにアクセスする
Google Cloud プロジェクトをまだ設定しておらず、Retail API を有効にしていない場合は、始める前にの設定手順に従ってください。
プロジェクトと認証を設定したら、Google Cloud コンソールに移動して、Retail ダッシュボードを確認できます。
プロジェクトを開始したばかりの場合は、ダッシュボードに推奨される次のステップが表示されます。Retail サービスを使用している場合は、リソースの状態の概要が表示されます。次のような情報が表示されます。
- カタログのブランチ
- ユーザー イベント
- モデル
- サービス構成
- エラー
- アナリティクス
データ インポートとモニタリング
[データ] ページを使用して、カタログとユーザー イベントデータを BigQuery または Cloud Storage から Retail API にインポートできます。
[データ] ページでは、以下のこともできます。
- インポート アクティビティの統合エラーをモニタリングします。
- カタログデータをプレビューします。
- デフォルトのカタログ ブランチを設定します。
- データ品質の指標を表示します。
- 結びついている Merchant Center アカウントを表示します。
詳細:
サービス構成の作成と管理
サービス構成によって、Retail API が検索結果またはレコメンデーション結果を生成するために使用するモデルまたはコントロール セットが関連付けられます。コンソールを使用して、サービス構成を作成、プレビュー、管理します。これらのツールは、[サービス提供構成] ページから利用できます。
[評価] ページに移動して、サービス構成の推奨事項や検索結果をプレビューすることもできます。
詳細:
モデルの作成と管理
Retail API は、より関連するレコメンデーションを作成するため、インポートしたユーザー イベントデータを使用してレコメンデーション モデルをトレーニングします。[モデル] ページでは、モデルを作成、表示、管理できます。
詳細:
コントロールの作成と管理
コントロールを使用すると、検索結果の提供方法を管理するルールを作成できます。[コントロール] ページでは、特定のサービス構成に適用できるサービス提供コントロールを作成、管理したり、グローバルで適用するサイト全体のコントロールを管理したりできます。
詳細:
Retail API をモニタリングする
コンソールを使用して、データ統合と Retail API メソッドからのトラフィック、レイテンシ、エラーに関する情報を表示できます。さらに、予測や検索メソッドのエラー率など、指定したしきい値を超えたときに通知を受け取るようにアラートを設定できます。これらのツールは、[モニタリング] ページで使用できます。
モニタリング ページに移動
詳細:
Retail API の指標を表示する
[分析] ページでは、収益やクリック数などの指標に基づいて、Recommendations AI と Retail Search に関するサイト全体の分析を表示できます。