Folder API エラーの詳細

このトピックでは、フォルダ制約違反で Folders API オペレーションに失敗したときに返されるエラーコードの意味について説明します。このエラーが発生すると、違反を説明する PreconditionFailure が返されます。

エラーが同期的に発生した場合、Status.details フィールドを使用して PreconditionFailure が返されます。非同期で発生した場合には、Operation.error フィールドを使用して PreconditionFailure が返されます。これらの値は、Status.details で返される PreconditionFailure.Violation メッセージの type フィールドの文字列として表示されます。

ステータス文字列 説明
ERROR_TYPE_UNSPECIFIED エラーのタイプが不明か、指定されていません。
ACTIVE_FOLDER_HEIGHT_VIOLATION 行おうとした操作によって、フォルダツリーの深さが最大深度である 4 を超えます。
MAX_CHILD_FOLDERS_VIOLATION 行おうとした操作によって、最大数の 300 を超える子フォルダが作成されます。
FOLDER_NAME_UNIQUENESS_VIOLATION 行おうとした操作は、ローカル フォルダの display_name の一意性に関する制約に違反しています。
RESOURCE_DELETED_VIOLATION 移動しようとしているリソースは削除されています。
PARENT_DELETED_VIOLATION フォルダの追加先のリソースは削除されています。
CYCLE_INTRODUCED_VIOLATION 行おうとした操作によって、リソースパス内にサイクルが形成されます。
FOLDER_BEING_MOVED_VIOLATION 行おうとした操作によって移動されるフォルダは、すでに移動されています。
FOLDER_TO_DELETE_NON_EMPTY_VIOLATION 呼び出し側が削除を試みたフォルダにアクティブなリソースが存在しているか、このフォルダがファイアウォール ポリシーに関連付けられています。
DELETED_FOLDER_HEIGHT_VIOLATION 行おうとした操作が、フォルダの最大深度に関する制約に違反しています。完全なフォルダツリーの深度(削除するフォルダを含む)は 8 以下にする必要があります。