Cloud SQL のディスク容量不足 Recommender

Cloud SQL のディスク容量不足 Recommender は、インスタンスの実行によるディスク容量不足が原因で発生する可能性のある、ダウンタイムのリスク軽減に役立つ推奨事項をプロアクティブに生成します。これらのレコメンデーションは、Cloud SQL インスタンスがストレージ上限に近づいているときに適用できます。

仕組み

Cloud SQL のディスク容量不足 Recommender は、過去 30 日間におけるストレージ使用率の傾向を分析します。インスタンスが、今後 1~30 日以内に容量不足となる可能性のある上限に近づいている場合は、次のいずれかの実施を提案するレコメンデーションが生成されます。

次の表に、Cloud SQL のディスク容量不足 Recommender で生成できるレコメンデーションと分析情報を示します。

分析情報 分析情報のサブタイプ レコメンデーション
現在のストレージ使用の傾向から判断して、インスタンスがディスク容量を使い果たす可能性があります。これにより、ダウンタイムが発生する可能性があります。TRENDING_OUT_OF_DISK ストレージ容量で自動増加 / 手動増加に有効にするか、データを削除して空き容量を増やします。

料金

この Recommender は、追加料金なしで Recommender の標準料金階層で使用できます。料金階層の詳細については、Recommender の料金ページをご覧ください。

始める前に

レコメンデーションと分析情報を表示するには、事前に次の手順を行う必要があります。

説明 ロール
レコメンデーションを表示 recommender.cloudsqlViewer
cloudsql.viewer
レコメンだーの表示と更新 recommender.cloudsqlAdmin
cloudsql.editor
cloudsql.admin

これらのロールは、分析情報とレコメンデーションへのアクセスを可能にする一連の権限を提供します。

ロールの詳細については、ロールについてIAM 権限の付与をご覧ください。

Recommender ID

ディスク容量不足 Recommender ID は次のとおりです。

  • google.cloudsql.instance.OutOfDiskRecommender
  • google.cloudsql.instance.DiskUsageTrendInsight

必要な IAM 権限

Cloud SQL のレコメンデーションと分析情報のリストにアクセスするには、次の権限が必要です。

  • recommender.cloudsqlInstanceOutOfDiskRecommendations.get
  • recommender.cloudsqlInstanceOutOfDiskRecommendations.list
  • recommender.cloudsqlInstanceOutOfDiskRecommendations.update
  • recommender.cloudsqlInstanceDiskUsageTrendInsights.get
  • recommender.cloudsqlInstanceDiskUsageTrendInsights.list
  • recommender.cloudsqlInstanceDiskUsageTrendInsights.update

これらの権限の詳細については、プロジェクトのアクセス制御をご覧ください。

ディスク容量不足のレコメンデーションを確認する

このセクションでは、Cloud Console、gcloud、API を使用してディスク容量不足の分析情報とレコメンデーションを確認する方法について説明します。

Console

Cloud Console を使用してレコメンデーションと分析情報を表示するには、次の手順を行います。詳細については、Recommendation Hub スタートガイドをご覧ください。

  1. Cloud Console で Recommendation Hub に移動します。

    推奨事項ハブに移動

  2. [SQL インスタンスのダウンタイムの防止] カードで [すべて表示] をクリックすると、レコメンデーションのリストが表示されます。

  3. リストからレコメンデーションをクリックすると、そのインスタンスのレコメンデーションの詳細が表示されます。

  4. ここでは、次の操作を行うことができます。

    • インスタンスの概要ページに移動するには、[インスタンスを表示] をクリックします。
    • レコメンデーションを適用しない場合は、[閉じる] をクリックします。

レコメンデーションは、Cloud SQL インスタンス ページで直接確認することもできます。インスタンスのレコメンデーションを表示するには、次の操作を行います。

  1. Cloud Console で、[Cloud SQL インスタンス] ページに移動します。

    [Cloud SQL インスタンス] ページに移動

  2. レコメンデーションを表示するには、容量の上限に達したか、上限に近づいているインスタンスの数を表示するバナーの [すべて表示] をクリックします。

  3. レコメンデーションの詳細を表示するには、リストのインスタンスに対応するレコメンデーションをクリックします。対応するレコメンデーションのページでは、次のいずれかの操作を行うことができます。

    • インスタンスの概要ページに移動するには、[インスタンスを表示] をクリックします。
    • レコメンデーションを適用しない場合は、[閉じる] をクリックします。

gcloud

gcloud を使用してレコメンデーションと分析情報を確認する手順は次のとおりです。詳細については、API の使用 - 分析情報API の使用 - レコメンデーションをご覧ください。

  1. ディスク容量不足のレコメンデーションを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。

    gcloud recommender recommendations list \
    --project=PROJECT_ID \
    --location=LOCATION \
    --recommender=google.cloudsql.instance.OutOfDiskRecommender
    

    次のように置き換えます。

    • PROJECT_ID: プロジェクト ID
    • LOCATION: us-central1 などのリージョン。

    このコマンドがレコメンデーションを返さない場合、使用率の超過につながるディスク容量不足の条件は存在しません。つまり、現時点では分析情報が存在しないことも意味しています。

  2. 注目すべきディスク容量不足の分析情報を一覧表示するには、次のコマンドを実行します。

    gcloud recommender insights list \
    --project=PROJECT_ID \
    --location=LOCATION \
    --recommender=google.cloudsql.instance.DiskUsageTrendInsight
    

    次のように置き換えます。

    • PROJECT_ID: プロジェクト ID
    • LOCATION: us-central1 などのリージョン。

API

API を使用してレコメンデーションと分析情報を表示するには、次の手順を行います。詳細については、API の使用 - 分析情報API の使用 - レコメンデーションをご覧ください。

  1. recommendations.list メソッドを呼び出します。

    GET https://recommender.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT-ID/locations/LOCATION/recommenders/google.cloudsql.instance.OutOfDiskRecommender/recommendations
    

    次のように置き換えます。

    • PROJECT_ID: プロジェクト ID
    • LOCATION: us-central1 などのリージョン。

    この API がレコメンデーションを返さない場合、使用率の超過につながるディスク容量不足の条件は存在しません。つまり、現時点では分析情報が存在しないことも意味しています。

  2. insights.list メソッドを呼び出します。

    GET https://recommender.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/insightTypes/google.cloudsql.instance.DiskUsageTrendInsightinsights
    

    次のように置き換えます。

    • PROJECT_ID: プロジェクト ID
    • LOCATION: us-central1 などのリージョン。

次のステップ