100% クラウドベースのマルチプレーヤー型ゲーム テクノロジー企業に成長した Improbable、Google Cloud との既存のパートナーシップを拡大

Google Cloud が Improbable と SpatialOS マルチプレーヤー プラットフォームの急成長とゲームスタジオ新設を後押し

カリフォルニア州サニーベール - 2019 年 11 月 21 日 - Google Cloud は本日、Improbable とのパートナーシップを拡大したことを発表しました。Improbable はマルチプレーヤー型ゲームのスペシャリストであるとともに、あらゆる種類のオンライン マルチプレーヤー型ゲームの開発と管理に使われる独自のクラウドベース プラットフォーム、SpatialOS の開発会社でもあります。

これまでの戦略的関係に基づいてパートナーシップを拡大したことで、Improbable と Google Cloud は連携してソリューションを向上し、マルチプレーヤー型ゲーム開発者のコストとリスクを削減します。また、この協力体制のもと、マルチプレーヤー型ゲームの開発に携わる Google Cloud のお客様が、複雑で革新的なゲーム設計であっても SpatialOS でリスクを軽減し、ゲームプレイの反復、テスト、改善を短期間で行えるよう支援いたします。

Improbable は 2016 年に Google Cloud との最初のパートナーシップを発表して以来、100 人ほどであった従業員が 500 人を超えるまでに成長し、5.5 億ドル以上の資金を調達しています。Improbable は 2019 年に Improbable Game Studios の開設を発表。英国、米国、カナダに拠点を置く 3 つの自社ゲームスタジオで SpatialOS を使用したゲーム制作に取り組んでいます。

SpatialOS を使用する開発者は、Improbable とサードパーティのツールとエンジンを好きに組み合わせてゲームを構築します。そのゲームは、SpatialOS のホスティング、オンライン サービス、マルチサーバー ネットワーキング レイヤを使用し、クラウド上で実行されます。

これにより、ゲームプレイをより高速に反復し、より柔軟に設計とテストを行い、オンラインゲームのマネージド ソリューションを利用してリリースできるようになったため、開発者はプロジェクトのリスクを軽減できるようになります。

SpatialOS は、ゲームの世界とゲームプレイ システムを複数のコアとサーバーにシームレスに分散することで、クラウドが持つ事実上無限のコンピューティング能力を活用しています。開発者はこのマルチサーバー アーキテクチャを使用して、アクション満載でセッション ベースのバトル ロワイヤル形式のゲームから、数千人ものプレーヤーが一度に参加するような、巨大で実験的な仮想世界まで、マルチプレーヤー型ゲームを短期間で構築、テスト、デバッグ、リリース、再設計、スケーリングできます。

Improbable は Google Cloud を使用して SpatialOS プラットフォームの基盤となるコンピューティング能力を提供し、コストと効率性のメリットを開発者にもたらしています。

  • 信頼性の向上とリスクの軽減: SpatialOS は Google Compute Engine と密接に統合されているため、マルチサーバー型ゲーム開発および運用環境向けの仮想マシンを迅速にプロビジョニングできます。これにより、開発者はゲームプレイのテストをすばやく行い、フィードバックに基づいて迅速に反復することができます。
    • Google Cloud Platform の高速ネットワーキング I/O およびメモリ内ストレージにより、SpatialOS で高速移動のゲームを実行している場合でも、低遅延で安定性の高いゲームプレイが可能になります。Google Cloud Storage と Cloud CDN により、アセットをゲーム世界にすばやくダウンロードしたり、ゲーム スナップショットの冗長ストレージを使用したりすることもできます。
  • オープン開発に対するコミットメント: Improbable は、Google Cloud Platform の主要なオープンソース プロジェクトを利用し、コントリビュートしています。これには、SpatialOS のマイクロサービスを調整する gRPC や、コンテナ管理用の Kubernetes なども含まれており、必要に応じて迅速かつ効率的にゲームを拡張することが可能になります。
  • すばやく正確にプレーヤーをマッチング: Improbable では、Open Match のサポートを追加する予定です。Open Match とは、Google Cloud と Unity が共同開発した、カスタマイズ可能なオープンソースのマッチメイキング フレームワークです。SpatialOS のネイティブのマッチメイキング サービスに、Open Match をオプションとして追加すると、同等のスキルを持つプレーヤーをマッチングするために利用できるオプションがゲーム開発者にもたらされます。開発者の統合ツールの範囲が広がると、選択したツールで優れたゲームを構築するのに役立ちます。
  • 業務効率の改善: Improbable では、Google ドライブや Google のオフィス アプリケーションを利用した社内業務の実行を支援しています。また、ゲーム分析サービスの基盤として BigQuery を使用しているので、ゲームスタジオでゲーム内のイベントを追跡して、分析情報を引き出すことができます。

また、Improbable は 2019 年 3 月に GDC で発表された Google Stadia ゲームサービスとのパートナーシップの開始など、他のゲーム関連分野でも Google と協力しています。SpatialOS のマルチサーバー型ゲームワールドの管理およびネットワーキングと、Stadia のストリーミング テクノロジーは、互いに補い合うテクノロジーです。クラウドを利用して、処理能力やハードウェアの制約を受けることなく、新しいゲーム体験を提供します。

「はじめは、Google Cloud のネットワークとインフラストラクチャの品質の高さに惹かれました。そしてパートナーシップを通じて、ゲームに対する価値観とビジョンが当社と一致していることがわかりました」と、Improbable 社の最高技術責任者 Lincoln Wallen 氏は述べています。「ゲーム開発者のサポートであれ、独自のゲームの構築であれ、Google Cloud はスケーラビリティと処理能力を保証してくれるので、当社のチームは SpatialOS ユーザーに優れたエクスペリエンスを提供できます。」

「Improbable は、技術力の高さを証明する段階から、オンライン マルチプレーヤー型ゲーム全体にわたる開発をサポートし、簡素化する段階へと歩を進めました。Google Cloud はその歩みに携わっていることを誇りに思っています」と、Google Cloud メディア&エンターテイメント、UKI 通信部長 Thomas Remy は述べています。「Improbable は Google Cloud のクラウド テクノロジーを日々活用することで、自社のテクノロジーをより効率的に拡張し、ゲーム開発の革新を推進し、次世代のクラウドベースのゲームを構築およびテストできます。」

Google Cloud について

Google Cloud は、組織に最先端のインフラストラクチャ、プラットフォーム機能、業界ソリューションを専門知識とともに提供し、データに基づいたイノベーションを最新のコンピューティング インフラストラクチャで実現します。これにより、ビジネス変革が促進されます。Google ではその最先端技術を活用したエンタープライズクラスのクラウド ソリューションを提供して、企業の業務効率化、成長に向けた近代化、将来の革新を支援します。150 か国以上のお客様が、最も重要なビジネス上の問題を解決するために、信頼できるパートナーとして Google Cloud を採用しています。

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