ワークスペース

Cloud Monitoring はワークスペースを使用してモニタリング情報を整理します。 このページでは、ワークスペースのコンセプトについて説明します。

ワークスペースの作成方法については、ワークスペースの作成をご覧ください。

ワークスペースとは

ワークスペースは、1 つ以上の Google Cloud プロジェクトまたは AWS アカウントに含まれるリソースをモニタリングするためのツールです。ワークスペースは、モニタリング対象プロジェクトから指標データにアクセスしますが、指標データはそれらのプロジェクトに残ります。

ホスト プロジェクト

すべてのワークスペースには、ホスト プロジェクトがあります。ホスト プロジェクトは、ワークスペースの作成に使用される Google Cloud プロジェクトです。ワークスペースの名前がホスト プロジェクトの名前に設定されます。この設定はできません。

次の図は、A という名前のワークスペースを示しています。このワークスペースは、A という名前のホスト プロジェクトをモニタリングしています。

単一プロジェクト ワークスペースのイラスト

ワークスペースのホスト プロジェクトには、構成したすべてのダッシュボード、アラート ポリシー、稼働時間チェック、通知チャネル、グループ定義が保存されます。ホスト プロジェクトを削除すると、ワークスペースも削除されます。

Google Cloud プロジェクトのワークスペースを作成するには、ワークスペースの承認に記載されているロールのいずれかが必要です。

ワークスペースの作成方法について詳しくは、ワークスペースの作成をご覧ください。

モニタリング対象プロジェクト

Google Cloud プロジェクトまたは AWS アカウントは、1 つのワークスペースだけでモニタリングできます。ワークスペースは常に Google Cloud ホスト プロジェクトをモニタリングします。それでも、最大 100 個の Google Cloud プロジェクトと AWS アカウントをモニタリングするようにワークスペースを構成できます。

ワークスペースを使用してホスト プロジェクトを超えてモニタリングする場合のベスト プラクティスは、新しい空の Google Cloud プロジェクトを使用してワークスペースをホストしてから、モニタリングするプロジェクトと AWS アカウントをワークスペースに追加することです。この方法を使用すれば、ホスト プロジェクトと Workspace の名前を自由に選択でき、ワークスペース間でモニタリング対象プロジェクトを柔軟に移動できます。次の図は、W という名前のワークスペースを示しています。A および B という名前の Google Cloud プロジェクト、ならびに D という名前の AWS アカウントをモニタリングしています。

マルチプロジェクト ワークスペースのイラスト

詳細については、モニタリング対象プロジェクトの追加をご覧ください。

AWS コネクタ プロジェクト

上の図では、Google Cloud プロジェクトにより、モニタリング対象の AWS アカウントがワークスペースに接続されています。AWS コネクタ プロジェクトは、この目的専用に作成された Google Cloud プロジェクト、または既存のプロジェクトにできます。いずれの場合も、AWS コネクタ プロジェクトはワークスペースと同じ親組織に存在する必要があります。ベスト プラクティスは、AWS コネクタ プロジェクトとなる Google Cloud プロジェクトを作成することです。

図では、コネクタ プロジェクトの名前は AWS Link で始まっています。AWS Connector プロジェクトの名前と詳細を確認するには、Cloud Console の [モニタリング] メニューで [設定] を選択します。

AWS コネクタ プロジェクトに関連付けられている請求先アカウントは、AWS アカウントに対する Cloud Monitoring および Cloud Logging の請求に使用されます。詳しくは、請求とお支払いをご覧ください。

他の目的に AWS コネクタ プロジェクトを使用しないでください。また、ワークスペースが AWS アカウントに接続しているときは削除しないでください。

課金

ワークスペースの作成に対しては課金されません。

モニタリング対象プロジェクトによるロギングおよび指標データの取り込みに対する課金は、そのプロジェクトの請求先アカウントに関連付けられます。AWS アカウントの場合は、AWS コネクタ プロジェクトの請求先アカウントに関連付けられます。

  • Google Cloud プロジェクトの場合、Monitoring のデータやログを Cloud Monitoring API に送信するソフトウェアが VM インスタンスに含まれていれば、データへの課金が発生します。課金の対象になるソフトウェアには、デベロッパーがインストールする可能性のある、Monitoring エージェントLogging エージェントに加え、Prometheus などのサードパーティ ライブラリも含まれます。こうしたソフトウェアの実行中は引き続き請求が発生します。

  • AWS アカウントをワークスペースに追加すると、Cloud Monitoring エージェントや Cloud Logging エージェント、その他のソフトウェアによってモニタリング データとロギングデータが AWS コネクタ プロジェクトに送信され、その請求先アカウントで課金が発生します。

料金と無料割り当ての詳細については、Cloud Monitoring の料金をご覧ください。

指標の使用に対する Cloud Monitoring の課金をすべて停止するには、次のいずれかの手順を行います。

  • Monitoring API を無効にする
  • Cloud Monitoring エージェント、Cloud Logging エージェント、その他のソフトウェア モジュールが、Google Cloud プロジェクトや AWS コネクタ プロジェクトに指標やログを送信しないようにする。

ワークスペースからプロジェクトを削除しても、ログと統計情報の使用に関する Cloud Monitoring の課金には影響しません。

Monitoring を無効にする

Google Cloud プロジェクトで Monitoring のデータの収集を無効にするには、次の手順を行います。

  1. Cloud Console で、Google Cloud プロジェクトまたは AWS コネクタ プロジェクトを選択してから [API とサービス] に移動します。

    [API とサービス] に移動

  2. [Cloud Monitoring API] を選択します。

  3. [API を無効にする] をクリックします。

次のステップ