Stackdriver サポートの手動インストール

インストール手順

以降のセクションでは、新規または既存のクラスタに Stackdriver Kubernetes Monitoring を手動でインストールする方法について説明します。また、Stackdriver Kubernetes Monitoring の実装についても説明します。

概要

  • gcloud beta container を使用してクラスタを作成します。Stackdriver サポートはインストールしないでください。Kubernetes 1.10.6 または 1.11.2(使用可能な場合はそれ以降)を使用してください。

  • 次のように、kubectl を使用して Stackdriver Kubernetes Monitoring を構成します。

クラスタの作成

  1. Cloud SDK と kubectl がインストールされている端末ウィンドウを開きます。Cloud Shell を使用すると簡単に行えます。

    1. プロジェクトの [Kubernetes クラスタ] ページに移動します。

      [Kubernetes クラスタ] に移動

    2. ページの上部にある [Cloud Shell をアクティブにする] をクリックします。

  2. 次の gcloud コマンドを使用して、Kubernetes Engine クラスタを作成します。 ロギングまたはモニタリング サポートについては、インストールしないでください

    gcloud beta container clusters create [CLUSTER_NAME] \
      --zone=[ZONE] \
      --project=[PROJECT_ID] \
      --cluster-version=1.10 \
      --no-enable-cloud-logging \
      --no-enable-cloud-monitoring
    

    クラスタでのその他のフラグやオプションの使用については、クラスタの作成をご覧ください。

Kubernetes Monitoring のインストール

  1. 次のコマンドを使用してクラスタに接続します。

    gcloud container clusters get-credentials [CLUSTER_ID] --zone [ZONE] --project [PROJECT_ID]
    
  2. 次のコマンドを使用して、Stackdriver Kubernetes Monitoring を構成します。

    kubectl apply -f https://raw.githubusercontent.com/Stackdriver/kubernetes-configs/stable/rbac-setup.yaml \
      --as=admin --as-group=system:masters
    
    kubectl apply -f https://raw.githubusercontent.com/Stackdriver/kubernetes-configs/stable/agents.yaml
    

上記の構成スクリプトの詳細については、このページの構成ファイルを参照してください。

インストールの検証

Stackdriver Kubernetes Monitoring が正しく動作していることを確認するには、数分後に次のコマンドを実行してクラスタを確認します。

kubectl get pods --all-namespaces

次の名前のポッドが表示されます(他のポッドもあります)。

  • stackdriver-logging-agent-...: Stackdriver Logging エージェント
  • heapster-...: Monitoring エージェント
  • stackdriver-metadata-agent-...: Stackdriver Metadata エージェント

手動インストールの削除

手動インストールをアン インストールするには、クラスタ上で次のコマンドを実行します。

kubectl delete namespace stackdriver-agents

この手順は、Stackdriver Kubernetes Monitoring の推奨されているマネージド サポートの使用に戻る前に実行する必要があります。詳細については、既存クラスタのアップグレードをご覧ください。

次のステップ

  • Stackdriver Kubernetes Monitoring を使用するには、ユーザー システムの観察を参照してください。

  • クラスタにアプリケーション ソフトウェアを通常どおりにデプロイできます。詳細については、ワークロードのデプロイメントの概要をご覧ください。

  • 現在の Stackdriver サポートに精通している場合は、Stackdriver Kubernetes Monitoring の相違点を確認します。たとえば、このリリースでは、Stackdriver のログ、グラフ、指標、アラート ポリシーで使用されるモニタリング対象リソースタイプが異なります。

  • この Stackdriver Kubernetes Monitoring のベータ版で Prometheus を使用する場合は、Prometheus の使用をご覧ください。

実装上の注意

このセクションの情報はオプションです。

Stackdriver Kubernetes Monitoring は、3 つの Stackdriver エージェントによって実装されています。

  • Stackdriver Metadata エージェントstackdriver-metadata-agent-...)は、ノード、コンテナ、ポッドなどの現在のセットを記録します。
  • Stackdriver Logging エージェントstackdriver-logging-agent-...)は、Stackdriver Logging にログエントリを送信します。
  • Stackdriver Monitoring エージェントheapster...)は、指標データを Stackdriver Monitoring に送信します。Prometheus からの指標も含まれます。

エージェントは、次の 2 つの名前空間のいずれかで実行されます。

  • stackdriver-agents(このページのスクリプトを使用して手動でインストールした場合)
  • kube-system(Kubernetes Engine Console でインストールした場合、または gcloud--enable-stackdriver-kubernetes オプションを使用してインストールした場合)

次の図は、これらのエージェントがどのように編成されているかを示しています。

Kubernetes Monitoring Architecture

構成ファイル

Stackdriver Kubernetes Monitoring のインストールに使用する構成ファイルは、以下のとおりです。

モニタリング対象リソースタイプ

Stackdriver は、各ログエントリおよび指標データにモニタリング対象リソースでラベルを付けて、情報の生成元を識別します。Stackdriver Kubernetes Monitoring に関連付けられているリソースタイプ(モニタリングとロギングの両方)は以下のとおりです。

これらのタイプは、以前の Stackdriver サポートで使用されているタイプと同じではありません。その非互換性、および既存のクラスタを移行する方法については、Stackdriver Kubernetes Monitoring への移行をご覧ください。

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