リソース グループの使用

Stackdriver を使用すると、VM インスタンス、データベース、ロードバランサなどのリソースのグループを定義し、モニタリングできます。アプリケーションに適した条件に基づいて、リソースをグループに編成できます。グループは、名前、ラベル、リージョン、アプリケーションなどの条件に基づいて作成できます。グループ内には最大 6 階層のサブグループを作成できます。

ワークスペースに最大 500 個のグループを作成できます。

グループの概要

グループを使用すると、一連のリソースを 1 つのエンティティとしてモニタリングできます。

グループのメンバーは可変のため、変化する環境のモニタリングに役立ちます。たとえば、地理的なリージョンに基づいてグループを作成すると、そのリージョンの新しいリソースが自動的にグループに追加されます。グループのメンバーが変更されたときに、ダッシュボードやアラートを変更する必要はありません。

グループのメンバー条件を満たしている場合、リソースはグループに属します。リソースは、複数のグループに属することができます。詳細については、グループの作成をご覧ください。

グループを使用すると、個々のリソースではなく、一連のリソースの動作を通知できます。たとえば、グループ内のいくつかのリソースが特定の条件(たとえば CPU の負荷)に違反した場合に適用されるアラート ポリシーを作成できます。この場合、リソースごとに違反を通知する必要はありません。これにより、本番環境の運用に影響を及ぼす問題のみをアラートで通知できます。

グループとサブグループは、物理トポロジや論理トポロジの管理にも役立ちます。たとえば、グループを使用すると、本番環境のリソースのモニタリングをテスト環境または開発環境のリソースのモニタリングから切り離すことができます。また、サブグループを作成してゾーンごとに本番環境のリソースをモニタリングできます。

グループの作成

Stackdriver Monitoring Console で、次の 2 つの方法でグループ作成パネルにアクセスできます。

  • ナビゲーション メニューから [Groups] > [Create group] の順に選択します。
  • [Groups] ペインの [Add Group] ボタンをクリックします。
  • 次のボタンをクリックします。

    グループの作成に移動

次のスクリーンショットは、[Create group] パネルを示しています。

グループ作成パネル

グループを作成するには:

  1. [Group Name] フィールドにグループの表示名を入力します。これは表示専用です。プロジェクト内で一意にする必要はありません。
  2. このグループのメンバーになるためのフィルタ条件を追加します。1 つの条件または条件のセットを入力できます。詳細については、次のメンバー条件の指定をご覧ください。
  3. 複数の条件を指定した場合は、[Filter criteria match] プルダウン メニューを使用して、グループのメンバーになるためにはすべての条件を満たす必要があるのか、1 つの条件だけを満たせばよいのかを指定します。
  4. グループ内のメンバーの動作がほぼ同じであると思われる場合は、[This is a cluster] ボックスをオンにします。
  5. [Save] ボタンをクリックして、グループを作成します。

メンバー条件の指定

1 つのグループに複数のメンバー条件を設定できる場合があります。使用可能な条件は、使用しているリソースによって異なります。

条件を 1 つだけ指定する場合は、2 つまたは 3 つの値を指定する必要があります。

  1. [Name] オプションが表示されているフィールドで、フィルタリングする情報の種類を選択します。プルダウン メニューには [Name] 以外の選択肢もあります。
  2. 選択した情報の種類と対象のリソースに応じて、さらに 1 つまたは 2 つの値を指定する必要があります。
    • 文字列の一致でフィルタリングを行う場合には、次の 2 つの値を指定する必要があります。
      • 比較する値。
      • 一致条件。これは [Contains] オプションが表示されているフィールドで指定します。プルダウン メニューには他の一致オプションも表示されます。
    • 部分一致が適用できない値に基づいてフィルタリングする場合や、環境内で一致する可能性のある値が 1 つしかない場合は、一致する値を 1 つだけ指定します。

次のスクリーンショットは、サンプル アカウントで使用可能なリソースの種類と一致条件を示しています。

グループの条件を指定するフィールド

メニューで利用できる選択肢は、使用しているリソースによって異なります。このため、表示されるメニューによってオプションが異なる場合があります。[タグ] オプションを使用すると、リソースのラベルの値でグループ化できます。

次のスクリーンショットは、Apache 関連リソースのグループの指定を示しています。

Apache モニタリング グループ

追加条件を指定するには、[Add Criteria] ボタンをクリックします。複数の条件がある場合は、[Filter criteria match] メニューから値を選択して、すべての条件を満たす必要があるかどうかを指定します。

不要になった条件を削除するには、指定項目の後にある X をクリックします。

API

グループの作成、変更、検索、削除を行うには、projects.groups API を使用します。

API では、グループは groupId フィールドで識別されます。これは、グループの作成時に Stackdriver Monitoring が割り当てた識別子です。[Group Name] フィールドでグループに指定した値は displayName フィールドに保存され、表示専用の名前として使用されます。

また、モニタリング フィルタを使用して、次のことを行うこともできます。

グループの使用

グループを作成すると、Stackdriver がグループのダッシュボードを作成します。このダッシュボードでは、次の操作を実行できます。

  • グループを編集または削除する。
  • グループ内にサブグループを作成する。これは親グループと同じ方法で作成できます。
  • グループに関連する指標について最大 25 個のグラフを作成する。このグラフにはグループ メンバーのデータのみが表示されます。
  • グループの稼働時間チェックを作成し、表示する。
  • グループのアラート ポリシーを作成する。
  • グループ内のリソースに関連するすべてのインシデントを表示する。

次のスクリーンショットは、新しい Apache リソース グループのダッシュボードを示しています。

Apache モニタリング ダッシュボード

リソース グループの概要

すべてのグループのステータスの要約を表示するには、[Groups] > [Overview] の順に移動します。

グループの概要に移動

次のスクリーンショットに示すように、この概要には各グループの全般的な状態と関連情報が表示されます。

グループ概要ページ

[Groups] ページのどのグループでも、次のことができます。

  • グループの表示名をクリックして、グループのダッシュボードに移動する。
  • リソースの合計数の横にあるアイコンをクリックして、グループ内のリソースの概要を取得する。
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