VM の実行と移行

このページでは、Migrate for Compute Engine vCenter プラグインを使用して、個々の VM の実行や Google Cloud への移行を開始する方法について説明します。この 2 つの違いについては VM の実行と VM の移行で説明します。

前提条件

Google Cloud でオンプレミス VM を実行または移行する前に、Cloud Extension を作成する必要があります。

Google Cloud での VM の実行または移行の開始

  1. vSphere Web Client で、目的の仮想マシンを選択します。
  2. その VM を右クリックし、

    1. [Velostrata Operations] > [Run-in-Cloud] を選択します。または、
    2. [Velostrata Operations] > [Migrate] を選択します。
  3. [Cloud Extension] を選択します。

  4. (省略可)Cloud VM の名前を指定します。

  5. [Next] をクリックします。[Cloud Instance] 画面が表示されます。

    クラウド インスタンス画面には、使用可能なインスタンスのサイズと推奨値が表示されます。

  6. プロジェクトインスタンスの種類を選択します。

    Migrate for Compute Engine は、既存の VM の容量とパフォーマンスに近いインスタンス サイズを提案します。推奨事項の処理方法については、クラウド インスタンスの適正化をご覧ください。

  7. [Next] をクリックします。ストレージ ポリシーの画面が表示されます。

  8. ストレージ ポリシーで、Write Back または Write Isolation を選択します。

  9. [次へ] をクリックします。ネットワーキングの画面が表示されます。

    ネットワーキング画面に、クラウド インスタンスのネットワークの構成オプションが表示されます。

  10. VM に対する Google Cloud の [Subnet] を選択します。

  11. 移行した VM に適用されるネットワーク タグをカンマ区切りで入力してください。

  12. (省略可)[Instance Service Account] を選択します。

  13. [Configure Private IP] プルダウン リストから、次のいずれかを選択します。

    • [Auto] は、サブネットから使用可能なアドレスを自動的に割り当てます。
    • [Static] を選択し、VPC サブネット内の静的 IP アドレスを入力します。
  14. [Edge Node] プルダウン リストから、移行を処理する Cloud Extension のプライマリ ノードを選択します。

  15. 外部 IP の場合は、次の中から選択します。

    • 外部 IP アドレスを割り当てない場合は、[None] を選択します。
    • 自動的に割り当てられた外部 IP を使用する場合は、[Ephemeral] を選択します。
    • Google Cloud コンソールで事前に作成した外部 IP を使用する場合は、[Static] を使用します。
  16. [Next] をクリックします。

  17. 移行オペレーションを実行する場合、次の手順を行います。

    • インスタンスのディスクの種類と、移行を処理するワーカー インスタンスをホストするサービス アカウントを選択します。
    • [Next] をクリックします。概要画面が表示されます。
  18. 概要を確認して、[Finish] をクリックします。

VM をクラウドで実行し、VM を移行するプロセスは、VM サマリーページのクラウド インスタンス情報ポートレットで、作成された vSphere タスクをモニタリングすることで確認できます。

Google Cloud で VM を実行した後

[Cloud Instance Information] ポートレットの [Remote Console] フィールドが緑色に変わり、[Ready] と表示されると、VM に接続できます。

VM のモニタリングについての詳細は、モニタリングの概要をご覧ください。

VM を Google Cloud に移行した後

ストレージの移行には数時間かかります。移行ウィザードが完了すると、VM は接続解除できるようになります。続行するには、VM の接続解除をご覧ください。