Azure から GCP への移行の概要

ここでは、Google Cloud Migrate for Compute Engine(旧称 Velostrata)を使用して VM を Microsoft Azure から Google Cloud に移行する手順全体の概要を説明します。

移行元と移行先を構成する

  1. 移行先として GCP を設定します。Google Cloud への移行を始める前に、Identity and Access Management の権限を作成する必要があります。
  2. 移行元と移行先間の通信のために、VPN を設定します。Azure と Google Cloud 間の安全な接続を計画して作成します。これを行う方法の 1 つが、このガイドにあります。
  3. ネットワーク アクセスを構成します。Migrate for Compute Engine デプロイのファイアウォール、ルーティング、ネットワーク タグの詳細については、ネットワーク アクセスの要件をご覧ください。
  4. Velostrata Manager で Azure に接続する Migrate for Compute Engine を有効にする Azure 認証情報を作成します
  5. Velostrata Manager を設定します。Velostrata Manager はウェブ UI を提供し、Google Cloud からの移行オペレーションを管理します。
  6. Azure 認証情報を使用して Velostrata Manager で Cloud Details を作成します。
  7. Cloud Extension を設定します。Velostrata Manager を構成したら、移行用の Cloud Extensions を作成します。
  8. Linux VM を準備します。 Linux VM を移行する場合は、Migrate for Compute Engine パッケージをインストールして Google Cloud 用に再構成します。

VM を移行する

VM の Wave の移行Migrate for Compute Engine は、VM のグループを Waves に編成します。アプリケーションの依存関係を把握したら、VM グループを含むランブックを作成して、移行を開始します。