Azure をソースとして構成する

このドキュメントでは、Azure VM を Google Cloud に移行する方法について説明します。

続行する前に、Azure から GCP への移行の前提条件を完了してください。

Cloud 認証情報を定義する

移行中に Azure API を使用するには、Migrate for Compute Engine の認証情報を指定する必要があります。

Cloud 認証情報を定義するには:

  1. Velostrata Manager に apiuser としてログインします。
  2. [Source Cloud] をクリックします。
  3. Velostrata Manager の作成時に作成した認証情報でログインします。
  4. [クラウド認証情報] タブで [作成] をクリックします。
  5. [Create New Credentials] のダイアログで、認証情報を構成する値を入力します。
    • クラウド プロバイダ -- Azure を選択します。
    • 認証情報の名前 -- この認証情報の設定の名前を入力します。
    • サブスクリプション ID -- Azure の登録 ID を入力します。
    • テナント ID -- Azure テナント ID を入力します。
    • アプリケーション ID -- Azure クライアント ID を入力します。
    • アプリケーション ID 秘密鍵 -- Azure 秘密鍵を入力します。
      Migrate for Compute Engine のクラウド認証情報のスクリーンショット(クリックして拡大)
      Migrate for Compute Engine のクラウド認証情報のスクリーンショット(クリックして拡大)
  6. [OK] をクリックします。

Cloud Details を定義する

Cloud Details では、Migrate for Compute Engine が動作する Azure 環境の詳細を定義します。これには、Cloud 認証情報、ロケーション、サブネット、セキュリティ グループ情報が含まれます。

Azure の移行のための Cloud Details オブジェクトの作成

Google Cloud に移行する VM の Azure ソースを表す Cloud Details オブジェクトを作成します。

Azure の Cloud Details オブジェクトを作成するには、Velostrata Manager のホーム画面に移動します。

  1. [Source Cloud] アイコンをクリックします。
  2. [Cloud Details] タブで、[Create] をクリックします。
  3. [Create New Cloud Details] ダイアログで、認証情報を設定する値を入力します。
    • クラウド プロバイダ -- Azure を選択します。
    • 名前 -- この Cloud Details オブジェクトの名前を入力します。
    • 認証情報 -- 前の手順で作成した Azure 認証情報オブジェクトを選択します。
    • ロケーション -- Azure 環境のロケーションを選択します。
    • Subnet -- Migrate for Compute Engine のインポートで使用されるサブネット。
    • セキュリティ グループ -- Migrate for Compute Engine のインポートに割り当てるセキュリティ グループを選択します。
      Migrate for Compute Engine の詳細のスクリーンショット(クリックして拡大)
      Migrate for Compute Engine の詳細のスクリーンショット(クリックして拡大)
  4. [OK] をクリックします。

これで、Azure から VM を GCP に移行する準備が整いました。