バージョン 4.11

複数の IP アドレスの使用

オンプレミス VM で複数の IP が使用されている場合は、インスタンスごとに Google Cloud エイリアス IP 範囲を追加して構成を複製できます。複数の IP サポートを有効にした場合、Migrate for Compute Engine では、VM 移行中にエイリアス IP 範囲内のすべての IP が Google Cloud のインスタンス NIC に追加されます。

この機能は、Linux VM でのみサポートされています。

Migrate for Compute Engine では、最大 32 のアドレスまたは最大 27 の CIDR 範囲の IP アドレス範囲がサポートされます。Google Cloud でサポートされるのは、次のリストから選択された単一の CIDR マスクで構成される IP アドレス範囲に限られます。

  • xxxx/32 - 単一の IP アドレス
  • xxxx/31 - 2 つのアドレス
  • xxxx/30 - 4 つのアドレス
  • xxxx/29 - 8 つのアドレス
  • xxxx/28 - 16 のアドレス
  • xxxx/27 - 32 のアドレス

CIDR 範囲は、そのサブネットの範囲に属している必要があります。選択した範囲は、Virtual Private Cloud ネットワーク上の他のリソースによって、まったく使用されていない範囲である必要があります。詳細については、エイリアス IP のドキュメントをご覧ください。

複数の IP サポートの有効化

複数の IP サポートを有効にするには、プロジェクト メタデータまたはインスタンス メタデータで、apply-alias-ip-ranges キーを true に設定します。インスタンス メタデータの変更は、プロジェクト メタデータの変更より優先されます。

複数の IP サポートを有効にして VM を再起動すると、インスタンスの Migrate for Compute Engine パッケージが、エイリアス IP 範囲に割り当てられた複数の IP アドレスを構成します。

サポートを有効にしたら、インスタンスまたはプロジェクト レベルで追加のエイリアス IP も構成する必要があります。

  1. Google Cloud Platform Console の [VM インスタンス] ページに移動します。
  2. インスタンスを選択します。
  3. [VM インスタンスの詳細] ページで、[編集] をクリックします。
  4. [ネットワーク インターフェース] セクションまで下方向にスクロールします。
  5. [エイリアス IP 範囲を表示] をクリックします。
  6. サブネット範囲 を入力してください。
  7. エイリアス IP 範囲を CIDR 表記で入力します。この範囲は、プライマリの範囲の未使用部分である必要があります。
  8. この VM に IP 範囲を追加する場合は、[IP 範囲を追加] ボタンをクリックします。
  9. [完了] をクリックします。
  10. [保存] をクリックします。
  11. コンソールの上部バーにある [リセット] をクリックして VM を再起動します。
    エイリアス IP 範囲のスクリーンショット(クリックして拡大)
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オプション 2: プロジェクトのメタデータを変更する

  1. Google Cloud Platform Console でプロジェクトを選択し、[メタデータ] 画面を選択します。
  2. apply-alias-ip-ranges キーを true に設定します。
    Migrate for Compute Engine では、複数の IP アドレスでの接続を受け入れるようにゲスト VM を構成します。単一インスタンス オプションと同様に、IP アドレスまたは IP 範囲は、インスタンスのメタデータで設定されます。
    プロジェクト メタデータ設定のスクリーンショット(クリックして拡大)
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