Memorystore

Memorystore for Redis Cluster は Private Service Connect（PSC）と併用して管理を簡素化し、最小限の IP 消費で安全かつプライベートな、きめ細かい接続を提供します。Memorystore for Redis と Memcached は、プライベート サービス アクセス（PSA）とダイレクト ピアリングをサポートし、プライベート IP を使用した接続を提供します。

Memorystore for Redis は、生成 AI アプリケーション向けの超低レイテンシのデータストアとして使用できます。近似最近傍（ANN）ベクトル検索（プレビュー版）により、高速で近似的な結果が得られます。これは、近似で十分に一致する大規模なデータセットに最適です。完全最近傍（KNN）ベクトル検索（プレビュー版）では正確な結果が保証されますが、処理に少し時間がかかることがあります。

継続的な書き込みロギングや定期的なスナップショットの設定により、目標復旧時点（RPO）をほぼゼロにすることで、ゾーン障害に対する復元性を強化します。Memorystore for Redis Cluster のお客様は、RDB と AOF の両方を追加費用なしでご利用いただけます。

Memorystore for Redis Cluster は、ダウンタイムなしで最大 250 ノード、数テラバイトのキースペース、1.4 GB から 58 GB の柔軟なノードサイズ、インスタンスあたり 10 TB 以上、60 倍のスループットをマイクロ秒単位のレイテンシで実現します。Memorystore for Redis のスタンドアロン リードレプリカと Redis 7 を使用すると、アプリケーションは読み取りリクエストを 100 万件を超える読み取りリクエストにスケーリングできます。最小限のダウンタイムでオンデマンドのスケーリング。

Memorystore for Redis Cluster は自動フェイルオーバーを備えた 99.99% の SLA を提供します。最大限の可用性を確保するために、シャードは自動的にゾーン間で分散されます。スタンダード ティアの Memorystore for Redis インスタンスは、自動フェイルオーバーによって 99.9% の可用性 SLA を提供し、インスタンスの高可用性を確保します。また、Memcached インスタンスでも同じ可用性 SLA が提供されます。

Memorystore はオープンソース プロトコルに対応しているため、コードを変更することなく簡単にアプリケーションを切り替えられます。RIOT ツールを使用すると、既存の Redis デプロイを Memorystore for Redis Cluster にシームレスに移行できます。